目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
洗車用品を買いに近所のオートバックスに行ったところ、店舗オープン一周年の記念セールをやっていました。
セール品目当てでは無かったので、さっさと帰るべくオーディオコーナーを横切ろうとしたところ…
「!」
個人的に、とてもバランスの良いコアキシャルスピーカーを作るメーカーだと感じている ALPINE のスピーカーが 42% OFF になっていました。
2
とは言え目的の買い物では無いので、買わずに帰宅。
その後も気になって kakaku.com を見てみると、オートバックスの価格は(当日の)ネット最安ショップよりも更に \1,000- 以上安い事が判明しました。
ネットでも1セット \8,000- 程度(プラス送料)が最安相場のようです。
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気づくと閉店30分前のオートバックスに再び到着。(笑
取り敢えず、デモボードのスピーカーを一通り聞いてみました。
kakaku.com で売れていた物の実力を知りたかったからです。
3
まずは売れ筋ランキング1位のケンウッド 「KFC-RS170」 です。
ん~。
これは純正を全体的にブラッシュアップした感じですね。
バランスという意味では決して悪くありません。
どんなジャンルの音楽を聴くか分からない他人に勧めても、取り敢えず純正よりは良くなる選択肢であると感じます。
とは言え、せっかく社外品に交換するのであれば、もう少しキャラクターがあった方が “聞いていて楽しい”と思います。
率直なところ、デッドニングを行わずにこのスピーカーを装着してもすぐ変化に慣れて、換えた事すら忘れてしまいそうな感じです。
【追記】
後日聞き直す機会があったのですが、このモデルはツィーターからの音が他社のコアキシャルやセパレートと比べて、少しヘンです。
高音域は出ており、籠もっているわけではないのですが、他のスピーカーとは違う音になっていました。
4
次は売れ筋ランキング3位のカロッツエリア 「TS-F1720」 です。
こちらもコアキシャルですが、クロスポイント周波数を下げて音のつながりを良くしている事を謳っています。
早速聞いてみると、低音がブーストされているような印象があります。
中音域もそれほど潰れておらず、悪い印象ではありません。
これはツィーターが中音域の方まで担っている事が効いているのかも知れません。
ロックなどを聞く時には楽しい特性だと思います。
しかし、中音域から高音域への伸びは今ひとつです。
特に、ピアノなどを良く聞く人には残念な印象を与えるのではと感じます。
カロッツエリアは、このスピーカーで “中音域は指向性に優れたトゥイーターが担う” という 「Open&Smooth」 コンセプトを掲げています。
なるほど確かに中音域は悪くないと思いますし、低音域も良く出ています。
しかし、本来の仕事に専念出来なくなったツィーターが担うはずだった高音域は…?
実際に音を聞いても、そんな印象のスピーカーでした。
5
その後、デモボードで聞ける物を全て聞いてみました。
当たり前ですが、セパレートになっているからといって音が良いわけではありません。
特にミドルレンジ以上のスピーカーは、非現実的な耐圧を確保するためにコーンの動きを悪くしている例が多いです。
実使用では、大音量だけでなく “人と会話できる音量” で聞いた場合がどうかも大切です。
そのような基準で聞いていった時に、とてもバランスが良いと感じたのがClarionの 「SRT1700S」 でした。
まず、耳に刺さらない音を実現しているツィーターが好印象です。
⇒これは聞き疲れに直結する部分なので、とても重要なのです。
そして、中音域から高音域への繋がりに不自然さがありませんし、低域も良く伸びています。
カロッツエリアは高価格帯でもまとまりを欠く物が多いですが、ALPINEやその他のメーカーでもイマイチに感じる物が少なからずある中で、Clarionにこれほど良いスピーカーがあるとは驚きました。
もう少しお金をかけるつもりなら、コストパフォーマンスに優れたこのスピーカーを選びたいです。
6
そして、今回セール品になっていた ALPINE 「STE-172C」 はと言えば、中音域から高音域までの出方がキレイだと感じました。
この部分に関しては、同価格帯のモデルで頭一つ抜きん出ている印象です。
ツィーターの音も耳には刺さらないレベルですし、なんと言ってもボーカルが生き生きしています。
低音域はずっと安価なカロッツエリアの 「TS-F1720」 に劣っていますが、そこは好み ・キャラクターだと思います。
7
…と、雨天のためかほぼ貸し切り状態のオートバックスで閉店間際まで遊んでから、来店の目的である ALPINE 「STE-172C」 を2セット購入しました。
僕のカローラはリアにも17cmが入るので、バランス重視で前後同仕様の予定です。
今は、このまま付けてしまうかデッドニングと併せての施工にするかで悩んでいます。
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