
6月7日(日)
全日本ラリー選手権第3戦
若狭ラリー2015 (DAY2)
開催地は福井県大飯郡おおい町。
舞鶴若狭道を使うと、あっという間に着きました。
前回、
第2選の観戦はリタイア続出で、お目当てのチームが観れませんでした。
今回も日曜日(DAY2)だけ観戦のため、「土曜日にお目当てのチームがリタイアしていたらどうしよう」と内心ヒヤヒヤしてました。
当日は、
ミッコグッチャンさんと朝6時半にメイン会場のうみんぴあ大飯で待合せ。
ラリー観戦も回数をこなすと、一日の流れがつかめてきました。
おかげで、アイテナリー通り効率よく観戦することが出来ました。
DAY2開始は朝7時。

まずは夜間、車両を保管しているパルクフェルメからサービスパークへと、一台ずつ出庫していきます。
このパルクフェルメ前で、出待ちっぽく待っていると奴田原選手・佐藤選手コンビが歩いて来ました。
おぉ~、ヌタさんが来たよー!
とっさに、これはチャンスだと思い、
「ア、アノ…えとっシャ写真をいいっっしょにオネg」
「いいよ!」
2014年王者 奴田原文雄選手とツーショット。
やったね!!
とっても気さくに写真撮影&握手に応じてくださいました。
奴田原選手は、他の参戦車両とは次元の違う速さを見せつけ、私に「ラリー観戦は痛ラリーカーだけではない」と教えてくれた存在です。
また、影響を受けて愛車のタイヤもADVANブランドを選びました。
ラリー会場に来てたった20分で、この日一番とも言える大イベント発生。
この時点で、すでに満足感がハンパ無かったですw
その後、続々と優勝争いを繰り広げている選手たちが、愛車を取りにパルクフェルメに集結。
一台ずつ出庫していきます。

奴田原選手と佐藤選手(右)。

勝田選手と足立選手。

新井選手と田中選手(右手前)。
こういう時も事務的な手続きは全てコ・ドラが行い、ドライバーはクルマの運転に専念。
さらに手続き終了後、コ・ドラは助手席に乗ることも無く、てくてくと後からひとり歩いていきます。
この光景は初めて見ると少し驚きました。
続いてサービスパークにて、サービス見学。
各チーム20分で、朝一番のセッティングを行っていきます。

奴田原選手が駆るADVAN-PIAAランサー。

新井敏弘選手・新井大輝選手 親子の新旧WRX。

勝田範彦選手・勝田貴元選手 親子のWRX。
右手前のイケメンが、貴元選手です。
サービスパーク内をウロウロしていると、もう一方のお目当ての選手を発見。
これは声を掛けるしかない! (少し自信がついた)
PLUMレーシングの渡邉選手(左)と山岸選手(右)。
一緒に撮って頂きました!!
大好きな諏訪姫86を駆るお二人と話せて握手も出来ました。
奴田原選手の時に少し残念だったのが、コ・ドラ佐藤選手と一緒に撮れなかった点。
基本ラリーストは、ファンに声を掛けられるとドライバーだけが反応し、コ・ドラはすっと後ろに引く様です。
私はコ・ドラ含めてのファンなので、この時は渡邉選手にもしっかり「一緒に」とお願いしました。
この後、入庫から出庫まで丸々20分間PLUMレーシングのテントで、諏訪姫86のサービス風景を見学。

前戦で大破してしまい、急遽用意した諏訪姫86弐号機。
このひと月、公式twitterで確認していましたが凄いなと思います。

山岸選手はこのサービス中も、気さくに話しに応じて下さいました。
最後に足回りのセッティングを確認。
サービス終了!
ゲート前にてお見送り。


福永選手のランエボにも諏訪姫。


いってらっしゃーい!
その後、シャトルバスに乗ってギャラリーステージへ。
今回観戦したギャラステは、総合運動公園プレーパーク大飯でのSSS(Super Special Stage)。
走行距離は590m。
コースと観戦場所は近く、コーナー外側で迫り来る様子が見渡せそうな場所。
ここで場所取りして、午前のSSSが始まる11時まで、軽く2時間以上待機していました。
00カー、0カーが走って、いよいよSSが始まると言うタイミングで非常に残念なアナウンスが。
ADVAN-PIAAランサーが、直前のSSでマシントラブルにより、リタイアしたとのこと。
前回に引き続き、またしても奴田原選手の走りが観れませんでした…。
というわけで、勝田選手・足立選手 ラック名古屋スバルDLWRXSTIからスタート。
新井選手 富士スバルアライモータースポーツWRX
福永修選手 オサムファクトリー・DL・CZ4A
各々“アウト・イン・アウト”のライン取りが様々。
大きく膨らんで走っていくラリーカーは迫力満点でした。
ターボ車特有のアンチラグのパンパン破裂音や、生ガスの匂いも堪りません。
ADVANクスコRALLY+208GTi

ハザード点灯はファンサービスとのこと。
ここからがお楽しみのカッコ可愛いラリーカーたち。
今回初登場、ADVAN Gd 高崎くす子 86

JN4クラス1位です。
おなじみのP.MU☆ダンロップ☆INGING86
そして大本命…
諏訪姫PLUMレーシングBS86

諏訪姫たちの勇姿を観ることが出来ました。

特に諏訪姫86は、今大会のみの限定ラッピング(次戦からはフルラッピング)で貴重なものです。
今回のラリー観戦は午前中のみとし、ここで会場を離れました。
次の目的地へと、リエゾン区間を愛車で移動することに。
ちょうど次のSSを走り終えた競技車両と、続々とすれ違う光景には興奮しました。
すれ違いざまに手を振ると、全選手が手を振り返してくれるのでとても楽しかったです。
そしてやって来た第二の目的地が、海上自衛隊 舞鶴基地と
舞鶴赤れんがパーク。
北吸(きたすい)桟橋に停泊する護衛艦を眺めたり、
旧海軍 舞鶴鎮守府時代から残る赤レンガ倉庫郡を眺めたり。
一度は行ってみたいと思い続けていた場所で、午後のひと時を過ごしました。
朝早くからずっとお付き合い頂いた、ミッコグッチャンさんとはここでお別れ。
今回もありがとうございました!
若狭ラリー観戦メモ
地方選手権を積み重ねてきて、今年から全日本選手権となった若狭ラリー。
観戦前から公式HPの情報量、更新頻度が高く、とても観戦し易いと感じました。
実際に会場に足を運んでもスタッフがしっかりしており、好印象でした。
メイン会場であるうみんぴあ大飯は、舞鶴若狭道によりアクセス抜群。
今回話題だったレインボーラインSSでの観戦は諦めて、SSS観戦としましたがギャラステまでは無料のシャトルバスが出ており至れり尽くせり。
どちらの会場も比較的綺麗な場所で、足元もそんなに悪くなくて良かったです。
ギャラリーも午前中だと、それほど多くなかったです。
ラリー観戦としてのハードルはとても低く、みんなで楽しめるラリーだと思いました。
今回のダイジェスト動画は、いつにも増して完成度が高くて濃い内容です。
2015年 全日本ラリー選手権 第3戦 若狭
今シーズンのラリー観戦は、最後にあと一戦観れるかどうか、です。