昨年に引き続き、今年も行ってきました小松基地。
令和元年航空祭 in KOMATSU
2019年9月16日(月・祝)
7:45~15:30
石川県小松市 航空自衛隊 小松基地
昨年は「ガーリー・エアフォース何それ美味しいの」状態で、森嶋優花さん可愛いなー程度でトークショーを聞いていました。
そして今回は公式コラボイベントが無いにしても、基地開放でイーグルやファントムの機動飛行が観れるんですから行くしかありません。
と言う訳で航空祭混雑回避のため、0泊2日の航空祭ドライブ。
前日はオール一般道で石川県加賀市まで320km。
8番らーめんで晩ご飯。
日帰り温泉でサッパリして、加賀温泉駅前のコインパーキングへ。
仮眠後、4時過ぎにロードバイクで出発。
(カメラバッグを背負っても、10数kmは楽に移動できるロードバイクはいいぞ)
基地正門付近の大きな臨時駐輪場に停めた後、入場待機列に並んだのが5時。
この時点で去年よりも来場者が多い感じでした。
滑走路間際でオープニングフライトから楽しむことが出来ました。
無印→Mark IIと比べると、AF性能の向上が凄まじくて…。
激しい機動飛行で雲の向こうに行っても追従され続けるのが、もう感動。
品薄だった2倍テレコンもつい最近ようやく購入出来ました。
そして、今回(もしかしたらアグレッサーよりも)楽しみだったF-16デモチームの飛行展示。
パイロット・プリモ氏。
まさか目の前を横切っていくとは…。
離陸前からファンサが凄い。
離陸したかと思えば、低空のまま急旋回。
案の定というか、もう期待以上のクレイジーな機動飛行。
低空から高高度までぐるんぐるん縦横無尽。
もちろん常にアフターバーナー全開。
(近隣住民への騒音被害が心配…)
空自のお祭りなのに、確実に会場の熱気をかっさらって行きました。
おまけ・展示飛行が終わった後も、実に自由なパイロットや整備クルーたち。
U-125AとUHー60Jの組み合わせ、救難隊らしい1枚が撮れました。
お目当てののアグレッサー部隊。
悪役を演じる迷彩イーグルがカッコイイ。
後部席でピース?笑
メッセージボード芸、今年は随分とまじめだった印象。(これが普通か)
空包と言えども、実弾さながらの衝撃と轟音は凄まじかったです。
ちなみにですが、ファントム(CV:井澤詩織)が3人娘の中で一番好き。
会場の雰囲気はこんな感じ。
天気は良さげですが残念ながら、水平区分系に。
しかし、青空の下で6機揃っての展示飛行は見ごたえありました。
展示飛行終了後、すぐに会場を撤収。
会場周辺での渋滞は自転車で回避できました。
しかし北陸道に入った直後、(福井IC辺りで)1時間近く渋滞にあってしまったり…。
快晴に恵まれた航空祭。
今年は去年よりも展示内容が充実していて、より一層楽しめました。
9月23日(日)
サイクリングがてら下灘駅へ。
下灘駅は映画、ドラマ、ポスター等に何度も使われており、フォトジェニックな駅としてとても有名です。
カメラが好きなので、ここは機会があれば一度は訪れてみたい、とずーっと思い続けていました。
それが今回、松山に遊びに行くついでに自転車も車載してサイクリングがてらに行ってみようかと。
夕日狙いなので、松山市内のホテルでチェックインを済ませた後に、ロードバイクで向かいました。
そしていざ下灘駅へ。
駅に繋がる路地に入ると、路駐のクルマが数珠繋がり…。
クルマで行くのをやめておいて正解でした。
ちなみに、ナンバーを見ると全国各地からのようで、ここって知名度高いんだと実感。
駅舎前にて。
なかなかワイルドな感じに設置されているバイクラック。
ちゃんとバイクラックが設置されているのはとても嬉しいです。
期待していた無人駅ののどかな風情は何処へやら…。
ちょっとでも雰囲気のある写真を撮ってみたり。
しばらくの間、写真を撮っていると電車が。
観光列車・伊予灘ものがたり。
入線時にメロディを流すのが印象的でした。
停車時間が長く、この時はホームが最も混雑…。
有名だとは思っていましたが、ここまで人気があるスポットだったとは予想外。
駅前のスペースには移動販売式のカフェまであり、完全に観光地化されていました。
残念ながらこの日は曇天。
沈み行く夕日を見ることは叶わないので日没前に撤収することに。
「夕焼けこやけライン」をサンセットライド。
しまなみ海道のようにブルーラインが整備されており、とても走りやすかったです。
松山市内に戻り、ライトアップ観たさに道後温泉本館までペダルを回しました。
そこでたまたま目に入った「一六タルトソフトクリーム」の文字。
吸い込まれるように店内に入り舌鼓を打ちました。
サイクリング後のソフトは格別です。
そしてホテルの温泉で疲れを癒し、翌日のファンミーティングに挑むのでした。
おまけ。
この日、日中は香川県観音寺市でさぬきうどん巡りサイクリング。
うどん3杯&豊稔池までちょっとしたヒルクライム。
もちろん『結城友奈は勇者である』聖地巡礼を兼ねて。
女性声優陣のサインは触れませんが、岸誠二監督のポップは触り放題。
訪れる度に、聖地としての盛り上がりが大きくなっている気がします。
2018年9月17日(月・祝)
7:45~15:30
石川県小松市 航空自衛隊 小松基地
小松基地航空祭に行って来ました!
2015年以来の二度目の参加です。
当日の天気予報は雨。
ずっとカッパを着て、地蔵のように雨を耐えしのぐことを覚悟した上で小松へと向かいました。
ところが…。
小松基地に到着し、朝を迎えると雨の気配無し!
実際には晴れ間も見えるくらいの天気となり、逆に帽子を用意しなかったことを後悔するくらいでした。
予定より少し早い7時半頃に開門。
オープニングフライトからバッチリ観ることが出来ました。
小松基地はF-15(イーグル)がおよそ50機も配備されている基地なので、展示飛行もイーグル祭り。
ここで今回のポスターについて。
二種類ある内のひとつが、なんだか萌え萌えしてます。
それもそのはず、小松を舞台にしたアニメとコラボし、航空祭にてヒロイン役の声優・森嶋優花さんによるトークショーを実施しました。
もとろん戦闘機が観たい、でも声優も観たい…。
結局、トークショーの開始時間にあわせて会場となる第二格納庫に行き、冒頭だけ参加しトークを聞いていました。
会場の雰囲気は穏やか。
放送前の作品だし、ゲストの声優さんもWUG!新章でしか知らない方なので、お客さんが溢れるということは無かったです。
ただ、生で見る森嶋優花さんは可愛いかったです(*´ω`*)
そして私が会場を離れた後から、今をときめく大和田仁美さんが登場されたとか…。
→冬アニメ『ガーリー・エアフォース』のトークイベントが自衛隊基地内で開催! イーグル役の声優も発表に!
航空自衛隊が制作協力し、実在の戦闘機がモデルのアニメ。
「ひそねとまそたん」も面白かったですが、またそれとは方向性が違う感じで来年1月からの放送が楽しみです。
小松救難隊による救難デモ。
まさに「よみがえる空」。
そしてお待ちかねのアグレッサー登場!
このド派手な迷彩塗装、カッコイイですね。
これらを観るのが小松基地に足を運んだ一番の目的でした。
I💛コマツ
夜露☆死苦
小松☆最高
おいでまっし☆小松
いやー先生たちノリが良いですね。
迫力あるアフターバーナーを点火しての激しい機動飛行の数々。
超低空からのハイレートクライム、そして急旋回。
大満足でした。
10機ものF-15による編隊飛行も圧巻。
お昼休憩。
周りは黒山の人だかり。
午後からはブルーインパルス。
整備士、パイロット達が登場しウォークダウン。
この一連の流れを間近で観るために、朝早くからスタンバイしてたようなものでした。
残念ながら午後からは雲が多くなってきましたが、それでも高低差のある展示(第2区分~第3区分)が観れて良かったです。
何度見ても、夢と感動を与えてくれるブルーインパルス。
最高です。
ブルーインパルスの飛行展示終了と同時に会場を撤収。
早めに移動したので渋滞とは無縁の帰路でした。
おまけ(蛇足)
私なりの航空祭渋滞の回避術。
小松基地航空祭は、ありがたいことに無料の臨時駐車場がたくさん用意されています。
三年前は串工業団地の駐車場を利用しました。
しかしあまりにもたくさんの来場者なので、早朝から駐車場に入るのに一時間待ち、また夕方退場するのにも一時間かかりました。
みんな考えることは同じなので、少しでも違うことをして渋滞を回避しようと策を練りました。
まずは前泊(ホテルDS4にて)。
日帰り温泉に入りたいなと思い、金沢市の湯涌温泉へ。
ぼんぼってます。
白鷺の湯を利用しました。
リーズナブルに"湯乃鷺温泉”を楽しめるのが魅力的です。
ちなみに晩御飯は8番らーめん。
北陸には何度も足を運んでいるにもかかわらず、初めて食べました。
駐車場所は、帰りの加賀ICと小松基地の中間ポイントと考え、加賀温泉駅前のコインパーキング(最大料金400円)。
ここから基地まで10kmちょっと。
その移動手段はロードバイク。
朝5時から7時に雨が降る予報だったので、それまでに移動しようと4時に出発(結局は降りませんでしたが)。
臨時駐輪場も正門近くにたくさん用意されています。
↑帰るときの様子
たくさんの折り畳み自転車たち。大混雑する航空祭に自転車は打ってつけです。
ここから楽々と開門待ちの列に並ぶことが出来ました。
↑朝4時50分の正門
夜が明けていき…。
7時半の開門となりました。(このブログの冒頭)
12万人の航空ファンの願いが通じたのか、雨の予報が見事に外れたのが何よりな小松基地航空祭でした。
岐阜基地航空祭 2017
岐阜県各務原市 航空自衛隊岐阜基地
11月19日(日)
初めて岐阜基地へ行ってきました。
航空祭に興味を持った数年前から行こうと計画していましたが、今年ついにです。
この航空祭は駐車場が用意されていません。
ですから、「パーク&ライドで名鉄岐阜駅から電車で基地まで」とずっと考えていました。
しかし今年岩国基地フレンドシップデーで味をしめた手段で、今回もゲキ混みの航空祭を攻略することに。
ということで、パーク&ライド(自転車)。
岐阜基地側も駐車場は無いのに駐輪場は2,500台分も用意しているなんて、これはサイクリストwelcome!と言っているようなもの。
なるべく高速IC近くでコインパーキングは無いものかと下調べしていました。
当日、朝5時。
クルマを置いておく場所に選んだJR木曽川駅から10kmちょっとのサイクリング。
途中、迷子になりかけたりコンビニに寄り道したり。
1時間弱で臨時駐輪場へ。
朝6時の正門前。
すでにたくさんの航空ファンが塀沿いに並んでいました。
ちなみに航空祭自体は朝8時半スタートです。
わざわざ開門前から並ぶ目的は、滑走路の直近から戦闘機を見たいので場所取りのため。
(空高く舞い上がる戦闘機を捉えることが出来る長玉と腕があれば、こんなことをする必要はないかもですが私にはどちらも無いので)
開門待ちの列に並んでいるときに、椅子など持ち込み可能かどうかのチェックがありました。
゛踏み台禁止”のルールが徹底されているなぁと感心したポイントです。
意外と早くに開門され、6時半から列が動き7時前に基地内に入れました。
南会場の一番端っこまで歩いてスタンバイ。
岐阜基地航空祭はメインとなる北会場と滑走路を挟んで南会場と2か所に分かれています。
今回は、機動飛行の撮影が目的だったので順光となる南会場にずっといることにしました。
岐阜基地と言えば、航空機・装備品の試験及び開発を行う「飛行開発実験団」がいる基地。
空自の持つ様々な機種が見れるということで、特に生で見たことが無かったF-4が楽しみでした。
大きな翼と高出力のジェットエンジンが二つ。
第3世代と呼ばれる一昔前の戦闘機です。
デジタル迷彩の特別塗装が一段とカッコイイ。
ドラッグシュートを展開しての着陸がまた絵になります。
(その向こうに見える北会場の人口密度…)
ふぅ…満足。
これだけで岐阜まで来た甲斐があったな、と。
ここからはF-15とF-2。
F-2はテスターカラーではなく洋上迷彩のモノ。
見慣れてしまったF-15も迫力ある機動飛行で楽しませてくれました。
午前中はお天気に恵まれ、カメラ的にも楽しかったです。
11時半頃からブルーインパルスの展示飛行。
厚い雲に覆われ雨が降り始め、寒さも増してきました。
スマホで会場の雰囲気と一緒に撮ってみたり。
演技も悪天候用の水平飛行ばかりで残念でした。
本格的に降って来た雨。
用意していて正解だった雨具一式。
そして防塵防滴カメラの本領発揮。
周囲の航空ファン層がガラリと変わったなと思った、室屋義秀選手の時間。
レッドブル・エアレースで世界王者に輝いてからの凱旋飛行でした。
最後のプログラムは、岐阜名物の異機種大編隊飛行。
雨だし寒いし写真写りは良くないし、帰りたい気持ちが脳裏をよぎりました。
しかし、名物を見ずに帰るわけには行かないな、と思いとどまり雨の中を1時間じっと待つことに。
mont-bellのレインポンチョを愛用してます。 (どうでもいい)
そして約1時間後。
ようやく始まると思いきや、F-4は悪天候のため飛行取りやめとのアナウンス…。
がっかりする中、銀色のC-1試作初号機が飛び立ちます。
初飛行は1970年、御年47歳でもまだまだ現役とのこと。
続いてF-15とF-2も。
3機による異機種 編隊。
アナウンスも一瞬「大編隊」と言いかけたりなんだか寂しい展示飛行でした。
イベント最後に撮れた、市街地にある岐阜基地らしい写真。
基地のすぐ横にあるマンションって…。
F-2 信号待ち。(嘘)
♪うっふっふーな生活
マックスバリュとF-2。
いつもの見慣れたスーパーと戦闘機が同じフレームに収まるなんて。
この時、ファインダーを覗きながら思わず笑みがこぼれていました。
こうして最後のプログラムまで見て撤収。
帰宅時の臨時駐輪場の様子。
やっぱりというかなんというか自転車は少ないです。
雨ざらしのロードバイク。
ここまでは想定の範囲内、すべて計画通りでした。
しかし、まだ雨が降り続けていたのは予想外。
渋滞を回避できたものの、下から降る雨でお尻を濡らしながらクルマまで戻らなければいけなかったのは辛かった…。
岐阜基地航空祭、やっぱり行ってみて正解でした。
HPの更新頻度・事前情報はしっかりしており、当日は会場での対応も素晴らしかったと思いました。
来場者数は前年の二倍を超える約13万人だったとか。
写真目的の南会場だったので比較的空いていたのも良かったです。
(それでもトイレに20分並びましたが)
また来年以降も足を運べたら、次こそは異機種“大”編隊を見たいです。
この夏、自身最大のイベントとなった出来事をようやく書き記しておきます。
平成28年度 富士総合火力演習
8月28日(日) 10:00~12:00
静岡県御殿場市東富士演習場(畑岡地区)
ミリタリー好きなら一生に一度は行ってみたいイベント、富士総合火力演習(そうかえん)。
陸上自衛隊による実弾を使った演習が一般人でも唯一見られ、「本物の迫力」を間近で体感できる機会です。
もちろん昔から興味はありました。
しかし実際に観に行くために行動に移したのは2013年から。
2013年、何があったかと言うとガルパンとの出会いです。
これをきっかけに本気で観に行きたいと思うようになりました。
ちなみに見学は無料ですが、事前申し込みのチケット制です。
応募申し込みそのものはHPから気軽に出来るので毎年ポチポチっと。
平均倍率30倍など言われているなか、往復ハガキで複数枚応募とかせずに、ネットから一件のみ応募なので当たるわけもなく。
もはや「こんなの都市伝説やん…」と思っていました。
それが今年事件が。
8月5日、何の前触れもなくポストに一通のハガキが。
え!?
マジで?
よっしゃぁあああ! やりましたよ!西住殿おぉっ!!
ついに手にした当選ハガキ。
これか!
これが夢にまでみた〝プラチナチケット”か。
一応当選確率を少しでも上げるべく29歳以下の青少年枠&駐車場券無しです。
29歳以下の青少年枠の方が当選確率は上がるそうです。
総火演は自衛隊の広報イベントではありますが、自衛官募集(勧誘)の色も強いので若者に来てほしいんですよね。
というか、真夏の炎天下(もしくは雨)の下、野ざらしで物凄い人ごみに揉まれて、爆音を聞きに行くなんて体力的にも精神力的にも優れていないと大変です。
陸自関係にコネでも無い限り観に行けないと思ってましたが、一般人でもちゃんと手に入れられることが証明されました。
倍率30倍なので、もうこれで30年分の運を使い果たしたんじゃないですかね。
「行ける」と分ければ、他の予定はキャンセル。
SUPER GT鈴鹿1000kmも楽しみだったのですが、天秤にかけるとそれはもちろん総火演が優先。
さすがに今回はきちんと宿を取って前泊しようかと。
しかし開催3週間前の時点では、宿を手配しようにも最寄りの御殿場駅周辺はダメ、JR始発駅となる沼津駅周辺もダメ。
仕方なく、消去法的に、内浦漁協からクルマで10分の宿を手配。
こんなにサンシャイン!!な立地だと、聖地巡礼するしかないです(*´ω`*)
そして迎えた当日。
ほぼ時系列で、当日の流れを綴っていきます。
開始時刻は朝10時ですが、「それに間に合えば良い」なんて甘い考えではありません。
なるべく早く会場入りし、良いポジションで見たいと思っていました。
朝からどんより曇り空ですが、予報ではなんとか雨は降らずに済むかも、という雰囲気。
朝4時半。
宿を出発し、コンビニで朝食兼昼食&飲み物を買いつつ沼津駅へ。
沼津駅周辺は最大料金設定のある立体駐車場がいくつかあるので便利です。
5時、駅に到着。
御殿場方面行の始発は6時発、それまで駅ホームで1時間待機。
でもこれで正解です。
徐々に人が増えはじめ、出発するころには始発駅からもう満員でしたから。
満員電車にて約40分、御殿場駅に到着。
駅前に展開する富士急バスのスタッフがとっても優秀でした。
大量の人の捌き方に慣れており、列は伸びてもほとんど歩を止めることなく往復乗車券を買いシャトルバスへ。
往路は観光バス。
全シートには濡れたり汚れたりしないようにビニール袋が被せてありました。
道を走る車は、ほぼ演習場行きタクシーだけという異様な光景。
揺られること30分で見えてきた、演習場の仮設スタンド席。
シャトルバス乗り場で降ろされ、てくてくと会場までちょっとした山道を歩いていきます。
5分歩くと会場が見えてきました。
ここまで来ると良く聞こえて来ました、爆音が。
朝7時20分、この時点で点検射がバンバン行われていたようです。
周りからも「爆音上映なんて比較にならないな」という声が聞こえてきたり。
はがきで観覧出来るエリアは限られており、A~EシートとEスタンド席のみ。
初めてで勝手がわからないので、とりあえず単純にバス乗り場から近いAシートの列に並ぶことに。
誘導されている隊員さんも「見やすいですよー」と声を上げていたので。
7時30分。
入り口にてはがきを出し、チケットと引き換え。
本人確認、年齢確認とかは無し。
要するに、10代20代っぽく見える人がグループ内にいれば問題ないのではないかと思います。
次に着座ポジション確保、のはずですがなかなか列が進みません。
まず上の写真のように、シートの後ろ端に横一列に並ばされます。
右端から左端まで横一列埋まると、指示がありその位置のまま前に歩き、座っていくシステム。
これにより最終的なポジションは、自由に座れるのではなく全くの運任せ。
良く考えられているなと思いました。
そして私はというと、シートの左後ろ端に。
もともとあと二人分のスペースが出来ていましたが、すぐ後ろの人たちが3人組とのことで次の列へ。
おかげで少し広く座ることが出来ました。(ラッキー!)
肝心のポジション確保が終わったところで、朝8時前。
まだ演習開始まで二時間以上時間はあります。
この時間を利用して朝ご飯を食べたり、入り口で受け取った号外パンフレットに目を通してみたり。
1ページ目には今年の応募総数や抽選倍率が。
ネットは31倍ですって。
中ほどには我々向けの広告が。
8時半ごろ一瞬だけ雲がはれ、富士山が少し見えました。
記念のお土産も購入。
(このアクリル板が1500円ですが何か?)
演習場の整備が行われる中での、音楽隊の演奏も素晴らしかったです。
9時20分、埋め尽くされる観覧席。
前情報では「シート席は平坦で、前の人の頭が邪魔になり写真は撮れない」と知っていました。
ですが、このAシートは傾斜があり、意外と前が見える感じ。
A→Eと会場向かって左にいくほど傾斜は少なく平坦に見えました。
しかし、E側からの方が横からの眺めとなり、見栄えはいいんじゃないでしょうか。
9時55分、防衛大臣が到着。
SPらに囲まれて登場した稲田朋美防衛相。
防衛大臣が視察するというのが、予行日とは違う大きなポイントだそうです。
10時、状況開始!
いよいよ待ちに待った2時間が始まります。
実際には前段演習・後段演習が休憩を挟んで行われるのですが、今回はまとめて紹介します。
ここから先も写真を交えながら、いろいろ書いています。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO + 1.4x Teleconverter MC-14 で撮って、トリミングなどレタッチしています。
当日1700枚ほど撮っても、ボツ写真を除くと残ったのは40枚程度。
「リアル戦車道だ!」
「リアル特地派遣だ!!」
「リアルタバ作戦だ!!!」
と感動しながらも、感想は「カッケー!」ただそれだけです。
遠距離火力 特科火力。
203mm自走りゅう弾砲。
確か、陸自が保有する最大口径の火砲。
乗員たちは車体の上にむき出しの状態で移動するんですよね。
ドーランしているのも初めて生で見ました。
目の前で放たれるりゅう弾砲、音がすごい。
155mmりゅう弾砲 FH70。
だんちゃーく、今!!
曳下射撃による、全砲門の同時弾着。
射撃後の装填作業。重そう。
それでも的確にスピーディーに、手で行うアナログ感が堪りません。
だんちゃーく、今!!
特科火力最大の見せ場、「TOT 富士」。
富士山のシルエットが綺麗に浮かび上がりました。
基本戦術はヒットアンドアウェイ(撃ったら逃げる)。
素早い陣地転換も目の前で繰り広げられました。
こういうのが結構好きです。
中距離火力 誘導弾。
中距離多目的誘導弾。
89式装甲戦闘車。
戦車っぽいですが戦車ではなく、機銃をぶっ放す歩兵戦闘車です。
ヘリ火力。
AH-64D 戦闘ヘリコプター、アパッチ・ロングボウ。
すぐ隣だった報道陣のエリア越しに撮影。
射撃態勢に入る前に少し下がり、上面が撮れました。
30mm機関砲による制圧射撃。
チェーンガンが空薬莢をばら撒く姿。
生で見れて感動。
反転し正面から。
これだけ見ればラジコンっぽいなと。
UH-60 多用途ヘリコプターと、CH-47 輸送ヘリコプター・チヌーク。
ラペリング降下。
ヘリボーンかっけー。
チヌークからもヘリボーン。
UH-1 多用途ヘリコプターからは偵察用オートバイが出てきたり、
チヌークが反転して着陸したと思ったら、
クルマが出てきたり。
対空火力。
87式自走高射機関砲。
35mm機関砲による水平射撃。
戦車火力。
74式戦車。
V10サウンドを轟かせ、ついに目の前に戦車が。
撃て!
爆音よりも、初めて体感する衝撃波がすごいのなんの。
始めは思わずビビッてしまうし、周りからも歓声と同時に悲鳴が聞こえてくるレベル。
後から調べてみると、私が観ていた位置で140mも離れていない距離でした。
戦車の写真と言えばマズルフラッシュ、美しい巨大な火球。
これがホントに一瞬の出来事で、狙っていても非常に難しかったです。
約10コマ/秒の性能を駆使しても映るかどうか。
タイミングも撃つ前から連写し始めないと間に合わないのでとにかく難しかったです。
90式戦車。
こちらは、一枚もマズルフラッシュが撮れませんでした。
ほっかむりを被ったおじさん…。
前席に座ったからには、小一時間くらいじっとしていて欲しいものです。
緑の人が見切れてしまうのは、雰囲気が出てカッコイイなと感じるのですが。
10式戦車。
最後に来ました!最新国産戦車。
ヒトマル式が一番好きです。
華麗に決めるスラローム射撃。
これぞまさしく変態。
うーん、カッコイイ。
やっぱり主砲は撮り逃しが多いです。
行進間射撃からの、
急ブレーキ。
44tonもの鉄の塊による急制動は「殺人停車」と呼ばれているのだとか。
黒煙上げて轟くV8エンジン。
高い運動性能を見せつけるように走り回っていました。
最後にベストショット。
演習中、ずっと後ろから肉声で号令が飛び交っていたので振り返ってみると、観測地点でしょうか。
まさにシン・ゴジラで観たような光景でした。
フィナーレは発煙弾による煙幕花火。
シャッターチャンスを逃してしまいました…。
12時、状況終わり!
夢のような2時間が終了。
装備品展示に後ろ髪を引かれながらも、この後8時間以上かけて家に帰らないといけないので早々と会場を離脱。
民族大移動の波に飲まれながら移動開始。
会場を出てすぐに各行き先ごとに分かれて進んでいくシステムは、考えられているなと思いました。
列もスムーズに進み、12時半には御殿場行きのバスに乗車。(復路は路線バスでした)
13時過ぎには御殿場駅に到着、14時頃には沼津駅に戻ってこれました。「やっと、ずらって言えるずら」
そこから6時間以上のドライブを経て無事帰宅。
1泊二日、大変有意義な遠征でした。
雨が少しパラついたなと思い、最初にレインポンチョを羽織るも結局、雨は降らずに済みました。
霧があったり雲が低いため、本来予定されていた空挺降下など中止になったものも。
しかしこのおかげで炎天下の暑さや、飛んでくる砂塵に悩まされずに済んでよかったとも思います。
レンズはマイクロフォーサーズで150mm+1.4倍テレコンで足りるのか?と不安でしたが、もっとも撮りたい戦車やヘリは大きく、近くまで来るので問題無し。
さすがに迫撃砲や対人狙撃銃など人物に対してはもっと望遠が必要でしたが。
今回の来場者数は約2万7000人。
演習には人員約2,400名。
戦車・装甲車約80両、各種火砲約60門、ヘリコプターを含む航空機約20機、その他車両約700両が参加。
弾薬は約36トン、3億9000万円相当が使用されたとのこと。
現地に行くには相当の運と労力と覚悟が必要ですが、最高に楽しかったです。
是非また行きたいですが、次にチャンスをつかめるのはいつになることやら…。
買い物と修理 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2015/07/31 21:57:19 |
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花見で会おっさ。 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2015/04/13 12:57:44 |
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劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE-を巡るツアー カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2015/03/16 21:26:18 |
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