少し前、9月20日、21日と長野に行ってきました。
一番の目的は乗鞍岳に自転車で登ること。
乗鞍は自転車乗りにとって特別な場所。
なんといっても『標高2,702m 自転車で登れる日本で一番高い場所』ですから。
自転車にハマってカーボンフレームに手を出した頃から、一度は走ってみたいと密かに下調べだけは行っていました。
今回は、長野県側の乗鞍エコーラインを走ることに。
（岐阜県側となる乗鞍スカイラインは、通行止め中なので。）
前日までずっと天気予報、特に山岳系の気象予報とにらめっこしながら登れるかどうか見極めていました。
9月20日朝7時に、乗鞍観光センターに到着。
すでに駐車場は7割以上埋まっている雰囲気でした。
大半はシャトルバスに向かう観光客ですが、自転車乗りの数も多かったです。
ここから約20km、憧れの乗鞍岳 畳平に向けてサイクリング開始。
自転車で登り始めて約7km、三本滝レストハウス前に到着。
ここまでだけでも結構きつくて40分くらいかかっていました。ここから先はマイカー規制のためバスかタクシー、そして自転車、登山者しか居ない特別なエリアに。
途中で追い越されたり、すれ違ったりするシャトルバスの車列は少し怖い…。
ちなみに、シャトルバスだとまあまあな値段ですが、自転車だと無料で走れるのは有難いです。
スタートから約2時間で位ヶ原山荘前に。
ここから先が森林限界になり、『天空のヒルクライム』と称される佇まいに。
そして最高地点、岐阜県との県境に到着。
飛騨高山に来たっていう実感は全くなし。(高山市と言えば「氷菓」のイメージですが、この時、ChouCho「優しさの理由」が脳内再生されることはありませんでした）
日本一高いバス停 標高2716m。
そこからすぐにゴールである、畳平 乗鞍岳バスターミナル駐車場に移動。
有名な「乗鞍岳畳平 標高2,702m」看板前で記念撮影。
10時に着いたので約3時間かかりました。ほとんど休憩しなかったのですが。
登り始めてから延々と勾配8％くらいが続いて、たまに12％とか。
足を着いてしまうほど滅茶苦茶キツイ、というわけでは無かったですが、まぁまぁきつくて最後は結局ヘロヘロでした。
気温は、スタート地点の日中は20℃、道中はすこし涼しいくらい。
そして頂上は4℃。
私含め、周りのサイクリスト達も寒そうに震えだしていました…。
こうなることを想定して、上着とジーンズをリュックに入れて登ってきていました。
それぞれ重ね着して、シューズも履き替えて、せっかくなので駐車場から一番近い魔王岳に登山。
晴れてきて、いい感じの眺望でした。
岩場を登るとき、結構疲れが脚に来ているなーと実感。
サイクリストは本当に多かったです。
自転車が多く集まるところって、バイクの方が多く走っていることが一般的です。
しかし、ここはマイカー規制のおかげで自転車しか居ないので、自転車乗りにとっての楽園であるとも感じました。
最後にお参りをして御守ステッカーを頂きました。
なんだかんだとしていると畳平で2時間近くも経過…。
帰りは下るだけ。
天気もいいので、立ち止まりながら記念撮影が捗りました。
スタート地点に戻って来てから食べたご当地グルメ、山賊焼きバーガー。
大変美味でした。
翌日は、安曇野市から白馬村まで自転車で往復。
というわけで、これもろんぐらいだぁす！聖地巡礼です。
途中、野生のニホンザルに遭遇したり。
木崎湖の〝例の桟橋”には近づけなかったです。
木崎湖キャンプ場は大繁盛していました。
白馬村に到着。
偶然立ち寄ったお蕎麦屋さんには、テラス席が用意されていました。
信州と言えば蕎麦。
ざるそば美味しかったです。
目的地としていたジャンプ競技場。
大きいですねー、生で見れたのが嬉しくて実際写真をたくさん撮っていました。
パラグライダーも気持ちよさそう。
白馬の中心地に向かってみると、アウトドアの町って感じがすごい。
アウトドアブランドの店舗がたくさん並んでいて、それぞれにバイクラックまで。
帰路のリュックが大きく膨らんでいたことは言うまでもありません。
本当は、
スノーピークのお店と、Patagoniaにも立ち寄りたかったのですが、道路から分かるくらいお客さんがあふれかえっていたので諦めました。
最後に休憩に立ち寄ったYショップニシ。
外にはラブレターを売っている自販機があったり。
店内も
おねてぃ、
なつまちに纏わるアイテムが多かったり、イートインスペースが大半だったり独特な雰囲気。
ご当地グルメのおやきを頂きました。
この日の走行距離は１１０km。
安曇野IC近くの
日帰り温泉で汗を流してから帰宅しました。
二年前に走った
渋峠に続いて、2度目の長野サイクリング遠征。
自転車にハマってからずっと憧れていた場所を走ることが出来て、大変楽しかったです。
Posted at 2020/10/03 17:59:50 | |
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ロードバイク | 日記
