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2017年06月10日 イイね!

ゴルフヴァリアントコンフォートライン試乗

ゴルフヴァリアントコンフォートライン試乗今日は嫁さんが友達と会うということで、子供2人の面倒を見る必要はあるものの自由な時間が出来たので、またしても試乗に行ってきました!最近試乗しまくっているなあ。乗ったクルマはゴルフヴァリアントのコンフォートラインです。先週ハイラインに乗ったのですがかなりの出来の良さだったので、安いグレードのほうのコンフォートラインのほうはどうかな?と興味が沸いたので、乗ってみることにしました。


試乗車:ゴルフヴァリアントコンフォートライン
サイズはハイラインと同じですがエンジンが違い、1.2リッターターボを積んでいます。
カタログスペックは以下の通りです。
最高出力[ネット値] kW(PS)/rpm 77(105)/4,500-5,500
最大トルク[ネット値] Nm(kgm)/rpm 175(17.8)/1,400-4,000
コンフォートラインは車両重量が1300kgとなっています。



今回は日常の使い勝手も見てみたいと思い、トランクの広さや後席もチェックしました。
トランクは、アウトバックよりも横幅は狭いですが奥行があります。いつも積んでいるベビーカーを積むと写真の通りで、アウトバックは横に詰めるのですがゴルフヴァリアントだと縦にしないと積めないようです。


後席の広さもアウトバックほどではないですが、今回はベビーシートを後ろ2つつけて、真ん中の席に座れるか試してみました。結果、なんとか座ることはできますね。ギリギリでしたが・・・。長時間はちょっと厳しい。
後席のスペースはそれほど広くはないですが前席下のスペースが確保されており足を潜り込ませることができるため、ある程度足を伸ばして座ることができました。

内装についてはハイラインとほとんど同じ、という印象で、コンフォートラインとの差別化はあまりないように思いました。


さて肝心の走らせた印象ですが、街乗りでは1.2リッターであることが信じられないくらい軽々と加速していきます。ただ、40㎞くらいまでの加速感は良いのですが、そこからアクセルを踏み込んで60㎞くらいまでスピードをのせるときに、ワンテンポ遅れて加速していく感じでした。40㎞からちょっと踏み増して「ん、あまり加速しないな・・・」と思って更に踏むと、ターボが効き始めて加速していく感じです。
この前XVの1.6と2.0両方に乗ったので、それと比較すると、この1.2リッターターボはXVの1.6よりは若干上で、2.0よりは下というパワー感でした。・・・スペック通りだな!(^-^;

そのほかの印象としては、操舵感はハイラインとほぼ同じでしたが、重量が軽い分より軽快な感じ?がしました。乗り心地や静粛性は文句なし!私のアウトバックよりもいいかもしれません。
リアサスがコンフォートラインとハイラインでは異なるようですが、街乗りだと違いはあまり分からないなあ...

全体的な印象としては、私が買うならハイラインのほうかな、という印象でした。街乗りならコンフォートラインでも不満がなく、むしろ軽快な分乗りやすいですが、走りの質感や高速道路の長距離移動を考えると、ハイラインのほうがいいな、という印象です。ハイラインのほうが走りがより上質に感じました。コンフォートラインも車両価格は約294万とあまり安くはなく、この値段であれば私はインプレッサのほうを選ぶと思います。
ただコンフォートラインも良くできていましたけどね、この完成度はフォルクスワーゲン、やはり凄いなと思いました。サイズ感もちょうど良く荷物もかなり積める、そして走りは街乗りに最適と、人気が出るのも頷けます。


お値段はやはり結構するな、という印象です。今回は見積りももらいましたが、ハイラインだと425万オーバーでした。輸入車はやはり高いな、と実感しました。メルセデスベンツやアウディなどとくらべれば随分マシですけどね...
現行型の中古が150万~250万くらいだったので結構高いなと思っていたのですが、新車がこれくらいの価格であればまあ納得です。
今回私のアウトバックを査定してもらったのですが、80万の査定額がつきました!...実は多少のキズもつけてしまっているのですけどね。3.6Rが人気なのかな?
80万なら頑張って探せばBPの2.5iに買い換えられたりするのでは?と妄想してしまいました(笑)
Posted at 2017/06/10 20:35:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2017年06月04日 イイね!

新型ゴルフヴァリアント(7.5)試乗

新型ゴルフヴァリアント(7.5)試乗マイナーチェンジをした新型ゴルフヴァリアントに試乗してきたので、またインプレを書きたいと思います。マイナーチェンジしたバージョンは7.5と表現されているようですね。今年は結構試乗しているかも(^_^;)いろいろなクルマに乗る楽しみに目覚めてしまったかもしれません。
今日は私一人で子ども二人を連れていき、試乗車にも子ども二人同乗してもらったので実際と同じような乗車人数で試すことができたと思います。



試乗車:ゴルフヴァリアント ハイライン
1.4リッターターボエンジンを積んだ、高い方のグレードです。車両価格は339万でした。車幅は1800ありますが全長が4575に抑えられており、最小回転半径も5.2mなので取り回しはとてもしやすい感覚でした。トランクはかなり広めに確保されており荷物はたくさん積めそうでしたが、その分後席のスペースは少なくなっていました。5人座るには厳しそうで、特にベビーシートを後ろに2つつけると真ん中の席に座るのは難しいだろうと思いました。

さて、試乗した印象ですが、完成度がとても高く、フォルクスワーゲンはやはり凄いな...と唸らされることになりました。上質でしっかりとした走りの質感はCクラスに似ているのですが、街乗りがしやすいように操舵感やアクセルレスポンスをチューニングしているようなイメージです。街乗りにはこれがベストでは、と思える出来で、正直なところ遠乗り以外であれば私のアウトバックよりも断然こっちが良いな、と思ってしまいました。

○加速感
1.4リッターターボですが1.4リッターであることが信じられないくらいの加速力、そしてレスポンスです。試乗コースに上り坂で幹線道路に合流するコースがあったのですが、びっくりするほどのレスポンスの良さと加速感で、2.5リッターのBSアウトバックよりも加速感は上回っているんじゃないか、と思ってしまいました。試乗コースの最初がこの幹線道路への合流でしたが、この最初の数百メートルで、「これはとんでもなく出来が良いな!」と思いました。

○操舵感
ステアリングはレガシィよりも一回り小さく、低速時では良く切れて回しやすく、とても扱いやすいように感じました。ハンドルを切ったときのレスポンスもクイックすぎるわけではなく適切で、素直にスッと向きを変えるイメージです。スピードを出すと重くなって安定感が増します。この感覚はCクラスの操舵感に近いですが、低速ではより扱いやすくなっており、街乗りではこっちのほうが良いなと感じ、心地よいハンドリングでした。

○運転のしやすさ
スバル車にひけをとらないくらい視界がよく、とても運転しやすい感覚でした。車体も大きすぎず曲がりやすいので、街乗りは本当に運転しやすいです。

○乗り心地·静粛性
乗り心地は短めの試乗コースだったのであまり印象に残らず...ただ不快な揺れや振動はありませんでした。
静粛性はこの前乗ったインプレッサでも随分良いと感じましたが同じくらいに良いと感じました。

○総括
街乗りでは欠点がまるで見当たらないくらいの渾身の出来です。正直なところ欲しくなりました(^_^;)あとはフル乗車での中央道登りのワインディングでも不満のない加速感・安定感で走れれば完璧ですね。これを試すには1日試乗をしないとダメだろうなあ。
ただ問題なのは後部座席の狭さで、うちは稀にばあばを乗せて五人乗車するので、子ども二人を乗せつつ後部座席真ん中に座れないと困る...この一点だけが不満点です。
この前乗ったインプレッサG4もすごく良く出来ていましたが、ゴルフヴァリアントに負けているところがあるとすればエンジンとトランスミッションです。この1.4リッターターボと7速DSGは良すぎるだろうと思います。C180よりも良いかもしれない、という印象です。うーむフォルクスワーゲングループの強さを見せつけられた感じがします。スバルはターボ比率を八割にする、と言っているがこのフォルクスワーゲンの出来に迫れるか!?期待したいと思います。


Posted at 2017/06/04 23:43:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2017年05月28日 イイね!

SUBARU XV試乗(2.0i-L、1.6i-L)

SUBARU XV試乗(2.0i-L、1.6i-L)前回ブログはほぼ新型インプレッサのインプレで終わってしまったので、今回は改めて新型XVのインプレを書きたいとおもいます。
試乗グレードは1.6i-Lと2.0i-Lの両方を乗り比べることができました。前回インプレッサ2.0i-Sも試乗できましたので、比較しながら書きたいと思います。

インプレは恐らく最量販グレードと推測される2.0i-Lをベースに書きます。



○全体的な印象
XVはインプレッサやレヴォーグと比較すると、ハンドリングや乗り心地は「緩め」な印象。XVはインプレッサをベースにしているはずですが味付けは結構異なり、敢えてこの緩さを出しているものと推測します。
ただ、緩い味付けですが走りはしっかりしており、このあたりのバランスがスバル、上手いなと感じるところです。普段使いにはこれくらいの緩さがあったほうが乗りやすいかもしれませんね。
今乗っているBRアウトバックに走りの質は似ている印象です。

○加速感
2リッターNAですが街乗りでは十分な加速力があります。インプレッサの方でも書きましたが、BLの2.0iのころと比較すると本当に進化しましたね...
同じ排気量、スペックもそこまで大差ないのですがXVやインプレッサのほうが明らかに力強く走ります。中央道登りでも不満がないか、一度走らせてみたいですね。

○操舵感
滑らかで切れ幅も大きく曲がりやすいのですが、インプレッサのようにシャキッとはしておらず、少し緩さを残している感覚です。今のBRアウトバックに似ているのですがこちらのほうが進化しているように感じました。好印象だったのは曲がりやすさで、ハンドルが良く切れるので曲がりやすく感じました。

○運転のしやすさ
インプレッサでも書きましたが相変わらずの良好な視界と運転感覚です。すぐに運転に馴染むことができます。ブレーキの効きはインプレッサの2.0i-Sとは異なり踏んでいくに従って徐々に効く従来のスバル車の感覚です。
私のアウトバックよりいいと感じたのは、ハンドルが良く切れるので曲がりやすく感じることです。そのため細い道ではXVのほうが運転しやすいだろうと思いました。

○乗り心地/静粛性
こちらもインプレッサよりも若干緩くしている印象でマイルドな乗り心地です。この乗り心地がよいと感じる人は恐らく多いと感じ、万人受けしやすいと感じました。
静粛性もインプレッサベースのためか感想はインプレッサとほぼ同じで、まさに高級車とも言える静かさです。高速の長距離移動は快適でしょうね。

○総括
インプレッサと並んでとても良く出来ており、アウトバックほどの大きさはいらないという方であれば、XVを検討してみる価値はあるでしょう。決して大きすぎるわけではありませんがデザインが良く存在感がある外観となっているので、売れる予感がします。
インプレッサと比較すると、インプレッサはシャキッとしていますがXVはややマイルドな味付けになっていて、どちらが良いかは好みが分かれると思います。
1.6と2.0のどちらが良いか、についてですが、乗り比べた印象からすると断然2.0がお勧めです。
価格差は約25万で決して少ない差ではありませんが、上質感がかなり違います。1.6も出足のもたつきを上手く感じさせない制御をしているな、とは感じるのですが、その分加速時にエンジンが回ってややうるさく感じ、軽快すぎるようにも感じました。2.0のほうがパワーがある分、上質で滑らかに加速していきます。

○スバル車の車格問題
インプレッサ、XVはとても出来が良く、これからのスバルの屋台骨になりそうな予感がします。反面、スバル車の車格というか、ヒエラルキーが一層わかりづらく感じるようになりました。
正直なところ、今のレガシィB4よりもインプレッサのほうが出来が上だと感じました。そうなるとわざわざ高い値段を払って上級車種を買う意味がなくなるわけで...
スバルはこの問題をどのように解決するのか、興味があります。レヴォーグやレガシィはビッグマイナーチェンジで大幅改良するのかな?


デビューフェア特典のキーホルダーもしっかりいただきました(笑)
Posted at 2017/05/28 21:17:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2017年05月27日 イイね!

新型 インプレッサG4 2.0i-S とXV試乗

新型 インプレッサG4 2.0i-S とXV試乗






スバルに行って、新型インプレッサG4とXV両方に試乗することができたのでいつもの通りインプレを書きたいと思います。試乗できたのは以下のグレードでした。

インプレッサ:2.0i-S AWD
XV:1.6i-L


試乗したインプレッサG4です





展示されていたXVです


乗り比べた印象ですが、

インプレッサは今までのスバル車では例えられないような、重厚でがっちり、かつ滑らかな乗り味にとても驚き、感激しました!これは本当に良くできたクルマだ...と私は感じました。これが新プラットフォームSGPのなせる技なのか。
この乗り味は今までのスバル車では似たクルマが見つからず、感覚としては、この前試乗したメルセデスベンツ Cクラス C180に近い。代わりにBLの2.0iで感じたような軽快感はかなりスポイルされており、好みが分かれるかなと感じました。個人的には凄く気に入った!これがかりに新型レガシィB4として売りに出されても私は納得するでしょう...!それくらいよかった。

XVのほうは軽快感があって乗り心地もよく、普段使いにとても使いやすそうで、これはBLの2.0iに近い感覚でした。ただハンドリングや剛性感などは一段とレベルが上がってますね!1.6でも十分に走り、BLの2.0iと比べても引けを取らないパワー感を感じました。拘らなければ1.6でも良いと言う人は多いと思います。


長くなりそうなので、まずはインプレッサのほうのインプレを書きます。

○インプレッサ2.0i-Sというグレード
スポーツモデルに位置付けられるモデルで最上級グレードのようです。ホイールは18インチで、アドバンスポーツという高いスポーツタイヤを履いていました。

○操舵感
100mくらい走ってみて、これはただ者ではない滑らかさと上質さ、ガッチリとしたハンドリングだ!と感じました。BLのような俊敏で軽快な感じではなく、今のBRアウトバックのような緩い感じでもない。あえて例えるならば冒頭で書いたメルセデスベンツ Cクラスに近い滑らかなハンドリングでした。これにはやられた、、、と思いました。
滑らかなんだけれどステアリングの感触がよく、路面の状況を把握しやすいイメージです。さらに切り始めのクイックさも適切で、過敏ではないけれどスッと曲がる感じ。これはレベルが高すぎる...
高速は試乗できなかったのですが、これで高速での直進安定性があれば完璧だと思います。うーむこのグレードで高速も試乗してみたいな...

○加速感
2.0リッターNAでパワーがそこまであるわけではないですが十分で、BLの2.0iよりは明らかに力強く感じ、技術の進歩による進化を感じました。iモードで走っていましたが低速域でのトルクはダウンサイジングターボのC180には負ける感じです。ただ落ち着きのある加速感で上質、重厚な感覚があります。

○運転のしやすさ
スバル車ではお馴染みの視界の良さ、そして車体感覚の掴みやすさにすぐに運転に馴染むことができます。この、期待を裏切らないメーカー固有のアイデンティティというのはブランドイメージ確立にとても重要なことだと思います。全体的には落ち着きのある運転感覚です。ブレーキは今までのスバル車とは印象が違い、踏み始めからガツンと効く、ドイツ車のようなフィーリングになっていました。

○乗り心地/静粛性
18インチのスポーツタイヤを履いているためやや固め、ただ不快な感じは一切なく、適度なスポーティー感が心地よいと思いました。段差を越えたときの衝撃もすぐに収まる印象です。この乗り心地は素晴らしく、メルセデスベンツCクラス C180に勝っていると感じます。
静粛性も素晴らしく、私のBRアウトバックに勝っています。とにかくボディがしっかりしていて余計な雑音がほとんどないという印象です。これはまさに高級車の感覚だ...!


○安全装備
インプレッサといえば安定装備がアピールポイントになるでしょう。言わずと知れた最高性能の自動ブレーキ性能を誇るアイサイト、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグ、歩行者エアバッグが標準装備、歴代最高得点を更新した衝突安全性能ボディ、オプションでつけられるセンサーによる後側方警戒システム、などなど。
この値段でここまで安全性を高められるのは凄い!

○総括
上質、重厚、滑らか、ガッチリという印象で、「これは本当にスバル車エントリーグレードのインプレッサなのか!?」と思ってしまうくらい出来が良かった!
走りの質感だけなら400万オーバーのクルマと遜色ない出来です。メルセデスベンツのCクラスが次のクルマとして欲しいなと思っていたのですが、インプレッサG4の出来が良すぎたのでインプレッサでもよくなりました(笑)
率直な感想ですがレガシィ、レヴォーグよりも走りの質感は上だと思います。
このクルマに今開発中と言われている最新の1.8リッターダウンサイジングターボを積んで、ボディサイズそのままでレガシィB4という名前で出してほしい。将来必ず買います(笑)
しかし最近のスバル車は凄いな...どの車種も乗るたびに進化をしていて、出来の良さに驚きます。インプレッサでここまで出来が良いと、車種ごとの差別化が難しくなりますね...例えばレヴォーグが欲しい方も、次のモデルチェンジまで待ちたくなってしまうのではないでしょうか。


インプレッサだけでかなり長くなった...そのうちにXVのほうもインプレを書きたいと思います。


Posted at 2017/05/28 01:07:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2017年04月22日 イイね!

メルセデスベンツ Cクラス C180 試乗

メルセデスベンツ Cクラス C180 試乗メルセデスベンツ Cクラス C180に試乗する機会がありましたのでインプレを書きたいと思います。
うちは双子の子どもがいるのですが、それぞれ一人づつ面倒を見て、お互い好きなことをしてみよう、という話を嫁としていて、じゃあ今週やってみようかという話になったので、私は息子を連れてディーラーに行ってきました(笑)


Cクラスに試乗してみたいと思ったのは、私が今まで乗ってきているDセグメントの中ではベンチマークと言えるクルマであると考えているからです。以前ブログでも試乗してみたい、と書いたこともあるのですがようやく叶いました(笑)



○メルセデスベンツ Cクラス C180のスペック
・全長×全幅×全高 4690×1810×1435
・車両重量 1510(kg)
・エンジン 1.6リッターターボ
・最高出力/回転数 kw(ps)/rpm 115(156)/5000
・最大トルク/回転数 n・m(kg・m)/rpm 250(25.5)/4200
・JC08モード燃費 16.1(km/L)
・ミッション 7速AT

スペック的にはレヴォーグ1.6GTと似ていますので、所々比較しながらインプレを書きたいと思います。

○乗ってみての全体的な印象
今回、高速道路も含めて試乗させていただくことができました。これは本気で購入を考えている方にはとてもうれしい配慮ですね。
試乗してみて感じたのは、クセや特徴があまりなく、強い印象はあまり残らないのですが、走る・曲がる・止まるや運転しやすさというクルマの基本をとことん高いレベルで満たしているクルマだな、ということです。
乗ってみて「これがメルセデスの世界観なんだな・・・」と感じました。運転してみた印象は地味だけど、誰もが納得できる基本性能を持っているという感じです。今まで試乗、乗ってきたクルマの中では一番良いと言えるクルマだったように感じています。

○内外装
高いクルマだけあってとても豪華です。スタイリングは全高を抑えてあるデザインで、とても格好良く見えます。印象的だったのはボディカラーで、Cクラスワゴンの展示車はシルバーだったのですが、国産車のシルバーとは全然違う印象を持ち、ただの地味なシルバーではないな・・・と感じ、すごくきれいに見えました。
内装のセンターコンソール周りもとても整理されていて、操作しやすそうに感じました。広さは普通ですかね。後部座席もものすごく広くはないですが、不満のない広さは確保されています。

○運転のしやすさ
乗り込んでみてドライビングポジションを調整しますが、座席やステアリング調整は全て電動です。ドライビングポジションを調整するとしっくりきて、視界も良好なのでとても運転しやすく思いました。この前乗ったBMWは少しポジションがしっくりこなかったのでこれは好印象です。

○加速感
エンジンパワーはスペックに書いた通りで、そこまで絶対的なパワーがあるわけではありません。
実際に運転してみてまず感じたのは、加速がすごく滑らかということです。発進時のアクセルの踏み込みに対する加速はかなり抑えられている印象で、そこから踏み込むととても滑らかに必要十分に加速します。体感的にはレガシィ2.0iよりも上で、アウトバックの2.5リッターと同等くらいに感じました。踏み込んだときの加速感はレヴォーグ1.6GTのほうが少し上に感じます。
高速での100kmまでの加速でも不足を感じることはありませんでした。ただ胸のすくような加速感ということはなく、あくまでも「踏んでもらった分はきっちり仕事しますよ」という実用的な加速感ですかね。人によってはモアパワーが欲しくなるかもしれません。
じゃあ、自分はこれで満足するのか、と聞かれると...やはりもう少しパワーが欲しいかな。もし本気で考えるなら、もう一つ上のC200を検討したいですね。
ゼロ発進の際のアクセル踏み込みに対する挙動が押さえてあり急加速しないようになっているので、落ち着きや滑らかさを現しているように感じました。この味付けはメルセデス特有なのかな。個人的には好感触で慣れると運転しやすいように感じました。

○操舵感
これも滑らかで安定しています。低速時だと軽くて操作しやすくなり、高速だと重くなって安定感が増します。感覚としてはクイックすぎず、かといってレスポンスが悪いということもなく、落ち着いたハンドリングのように感じました。
あと、車体の割に小回りが効き、カーブはとても曲がりやすいです。これはさすがFRという印象です。最小回転半径は5.1mとのことでレガシィよりも圧倒的に曲がりやすく感じます。

○乗り心地
試乗したモデルはスポーツモデルで、18インチタイヤを履いていました。乗ってみた感覚としては路面のゴツゴツを結構拾うな、という印象です。あまり乗り心地が良いとは感じませんでした(^_^;)
営業の人に聞いてみると、18インチのランフラットタイヤを履いているのが原因では、と言っていました。ランフラットタイヤはドイツ車でよく採用されている、パンクして空気圧がゼロになってもしばらくは走ることのできるタイヤで、スペアタイヤをなくす代わりにこのタイヤを採用しているようです。デメリットとしては乗り心地が悪くなるというのを見たことがあります。
実際に乗ってみて、ここまで悪くなるのか、と思ってしまいました。ドイツ車が積極的にランフラットタイヤを採用する理由はなんだろう、安全のため?それともスペアタイヤをなくすため?普通のタイヤに替えたら乗り心地よくなりそうだな、と思ってしまいました。

○装備など
装備はさすがに充実していて、なんでも電動だな、と思いました。シート調整、ステアリング調整、パーキングブレーキ、トランクゲートなどです。また、停車時にフットブレーキを強く踏み込むとオートホールドされる機能もありました。ただ、安全装備のレーダーセーフティパッケージはオプションで約20万でした(^_^;)
これは安全を第一に考えるメルセデスなら標準装備でいいのでは?と思ってしまいました。高速で車線変更する際に、隣に車がいる状態でウインカーを出すと警告が出ました。本当に危険なときはハンドル操作に介入して衝突を防ぐようです。これがレーダーセーフティパッケージでオプションなので、勿体ないと思います。メルセデスを買う方はこれをけちる人はいないのかな?

○価格
CクラスC180ワゴン アバンギャルドというグレードで車両価格は530万、オプションや税金など込みで総額610万でした...やっぱり高い!
ベースグレードもあるにはあるようでそちらは車両価格は460万、ただそちらは受注生産であまり一般的ではないグレードのようです。
良いクルマだけどやはり高過ぎるなあ...。正直なところ、内装外装の豪華さや装備を除いたクルマの基本性能や運転感覚についてはレヴォーグ1.6GTとほぼ同等だと感じました。Cクラスのほうが加速が滑らかなところやFRであることの曲がりやすさや操舵感は好印象でしたが、乗り心地やAWDによる安定感はレヴォーグのほうが上で、比べるとやはりほぼ互角のような気がします。
レヴォーグ1.6GTとCクラスC180ワゴンを比べてどちらが欲しいか、となったときに、価格が同じか若干Cクラスのほうが高いくらいならCクラスですが、今の価格差ならレヴォーグですね。何せ二倍近い価格差がありますからね...
同じ店で中古車も扱っていたのですが、2011年式のCクラスワゴンC200 走行距離2.5万キロが総額210万くらいで、こちらなら納得のできる価格と思います。
良いクルマだったけど新車で買うことはまずないな、という印象です(^_^;)

レヴォーグもクルマの基本性能だけでみれば、Cクラスにそこまで負けていないという印象も持ちました。これでスバルに内装外装のプレミアム化のノウハウがあれば、プレミアムブランドとして売り出すこともできそうなんだけどな、と思いました。そのノウハウが重要でなかなか真似できないのか(^o^;)


昨日途中まで記述したのをアップしたのですがスペックが一部間違っていたのでこっそり修正しました(^o^;)失礼しました。

Posted at 2017/04/23 11:57:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ

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このたび、双子の父となり子育て邁進中です(笑) 車でドライブし、いろいろな場所に出かけるのが好きです。 ドライブ記や試乗記を中心に、ブログにアップしていきた...
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