純正スロットルボディー&サージタンク分解洗浄
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
【スロットルボディーASSY洗浄】
GR系スロットルボディーはPCVバルブからブローバイガスが排出されたサージタンク導入口近くに有りその構造がもろに影響して汚れが付着しやすい。。。
そこでメンテの一環で3回目の☆スロットルボディー洗浄☆
アイドリング安定化、アクセルレスポンス改善効果有り❗(本来の状態)
※エンジン:3GR前期
★スロットルボディーASSY外し方(赤枠)★
下記パーツを順に外す
・バッテリー▲端子
・Vバンクカバー
・インテークパイプ1式
・スロットルボディ ボルト 10mm 4個
※基準トルク:10N・m
・スロットルボディ カプラー 1個
※2画像参照
・ウォーターバイパス 2本
※2画像参照
※クーラントが少量漏れるので先にタオル等敷く
漏れた分のクーラント補充は特に不要
⬇️
【スロットルボディASSY】外す👍
※スロットルポジションセンサーは衝撃に弱く地面への落下要注意❗
2
【スロットルボディ 関連部品場所】 参照
・ウォーターバイパス 2本︰青線、黄線
・スロットルボディ カプラー︰橙線
【サージタンク 関連部品場所】 参照
・ベンチレーションホース 1本︰紫線
(PCVバルブ↔サージタンク間)
・フューエルベーパフィードホース 1本︰緑線
(バキュームスイッチングバルブ↔サージタンク入口側間)
・バキュームスイッチングバルブ︰赤⭕️
・ユニオントゥチェックバルブホース 1本︰赤線
(マスターバックチェックバルブグロメット↔サージタンク間)
3
Before(今回)
インテーク側よりサージタンク側の方が全然汚れが激しく触ると見た目以上にベッチョリ(@_@)
※画象︰前回洗浄(2回目)から20,000km位走行後の汚れ
4
Before(過去1回目)
参考までに過去の画像をピックアップ
ご覧の通りドス黒く激汚れ(._.)
※画象︰新車から50,000km位走行後の汚れ
アイドリング不安定、Dレンジ停止時微振動の領域に陥ってました ❗
5
只今スロットルボディー洗浄中💦
特にサージタンク側バタフライは激汚れ😧
スロットルボディーASSYを取り外してコネクターや隙間をしっかりと防水マスキング
キャブレタークリーナーでブローバイガスを洗浄❗
※スロットルボディーASSYを取り外さないでインテークパイプのみ外してスロボディ入り口側(バタフライ)から基本簡易洗浄(噴射又はウエスで拭き取り)しても経験上それなりの改善効果でした。。。
6
After
いずれも両面バタフライとその外周隙間に付着したブローバイガスをここまでしっかりと綺麗に洗浄✨
7
ク-ラント漏れ対策
以前からアクセル踏み込み高回転域までエンジン回すと💨スロットルボディとウォータ-バイパスホースNO.2の接合部隙間(赤⭕)からクーラントが水圧で熱いエンジンヘッドカバー周辺に飛び散り、車内までクーラントの熱せられた異臭が漂うトラブルが長年続いていた😥
<原因>
経年劣化によるウォータ-バイパスホースNO.2ゴム内部の緩み又はクリップ力低下(赤⭕)の可能性が高い❗
<対策>
2点新品交換✨
・ウォータ-バイパスホース NO.2
・ウォータ-バイパスホース NO.2 クリップ
※念の為ホース先端をタイラップでも固定
<結果>
クーラント漏れ解決👍
※過走行車及びスロットルボディ分解洗浄時ウォータ-バイパスホース の抜き差しが多かったなどは一度確認しましょう❗
8
【サージタンクASSY洗浄】
また樹脂製サージタンクも外してそれ自体の内部に堆積したブローバイガスも洗浄❗️
★サージタンクASSY外し方★
・BOLT HEXAGON 7個外す
※基準トルク:18N・m
工具:ヘックスビットソケット(六角棒)5mm
※後期型、2GRはロングタイプ必須でアストロで購入可能
・ナット 2個外す
※基準トルク:16N・m
※ボルト、ナットを真下へ落下要注意❗
・ユニオントゥチェックバルブホース1本
(マスターバックチェックバルブグロメット↔サージタンク間)
※2画像参照
・ベンチレーションホース1本
(PCVバルブ↔サージタンク間)
※2画像参照
・サージタンクステー ボルト各3箇所外す
バルクヘッド側ボルト2個の脱着は狭い空間
※後期型、2GRはワイパーアーム及びカウルトップベンチレータルーバまで外さないと厳しい❗
9
サージタンクASSY洗浄💦
エンジンコンディショナー(EFI用)を全ての穴から噴射して何度も振り洗浄を繰り返す
ドス黒い洗浄液がドバドバ流れ落ちる😱
綺麗になるまで計5回繰り返しました💦
※2GRは激汚れ必至(友人のゼロアスで確認)
☆エアフロセンサー☆も洗浄💦
必ずエアフロ専用クリーナーを使用⭕️
ブレーキクリーナー使用は成分違いの為故障の元❌
綿棒で繊細なセンサー部を拭いても故障の元❌
※吸気音を楽しむキノコ型、目の粗いエアーフィルター(湿式)の使用はゴミを吸着しやすく長期間にわたり徐々に燃調が狂いしまいにはエアフロ壊れます💥
(友人のゼロアスVSCチェックランプ点灯で故障)
エアーフィルターは純正品又は純正同等品が最適❗
10
新品ガスケット
各ガスケットは再使用不可で新品が必要❗
・スロットルボディーガスケット(3GR、4GR用)
22271-31030 @570円
※2GR用は22271-31020
・サージタンクマニーホールドガスケット(3GR、4GR用)
17176-31020 @1,020円
※2GR用は17176-31060
全ての復元作業後エンジンルーム内EFI、EFI NO.2、ETCSの各ヒューズを抜き60秒以上経過後に各ヒューズを戻す
又はバッテリー▲端子をしばらく外したECUリセットでもO.K.
⬇
エンジン始動直後は高アイドリング(2000位r/min)に変化するが徐々に通常通り(600~700r/min)安定してきます
⬇
その後ATキックダウンレスポンスUpに必ず変化❗
過去のRE○S洗浄、Dラーさんでのスロボディ入り口からの簡易洗浄もさる事ながら特に汚れの激しい「サージタンク側バタフライ」への分解洗浄が本来状態のアイドリング安定化、アクセルレスポンスアップ、燃費向上などに改善効果有りと実感です❗
(本来の状態復活)
DIYに自信💪ある方はチャレンジしてみましょう(^^)
以上
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