2018年01月26日
こんなにも違う、オンライン見積もりの選択肢
もしお時間の有る方は、ブラウザで2枚のタブを開いて、下の2つのオンライン見積もりで、選べる選択肢を見比べてみて欲しいです。
(ドイツのサイトは、ブラウザの翻訳をオンにして見てみてください)
というのも、ドイツで車を発注するときは、いわばスーツを仕立てるみたいな感じで、それこそ多数のオプションの中から、自分の好みと予算に合ったものを一つづつ選んでゆくようになっています。
それゆえ、納車まで4ヶ月待ちという事もありますが、その代わり自分専用にカスタマイズされた車が届くので、満足度と愛着もひとしおです。
<日本のアウディ A3セダン オンライン見積もりページ>
https://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/a3/a3.html
<ドイツのアウディ A3セダン オンライン見積もりページ>
https://www.audi.de/de/brand/de/neuwagen/a3/a3-limousine.html
最近、日本でも内装の選択肢などが増えてきたように思いますが、かなりの内容がパッケージで括られてしまっていて、
例えば、皮の内装を選ぶには、デラックスパッケージが必須、だけどそうするとタイヤは自動的に19インチの超扁平になってしまうが、本当は乗り心地重視で17インチにしたい、でも店員さんに相談すると、すみませんが、パッケージなので、別途お買い求めいただくしかありません・・・的な。
メーカーにしてみたら、短い納期で納車してゆかなければならないので、難しいとは思うのですが、もう一度、お客様が本当に欲しい仕様を作る! といった観点に立って、スーツを仕立てるように一点づつオプションを選び、時間がかかっても、多少高くなっても、お客様が心底満足して、動かなくなるまで乗ろうと思わせるような車選びをさせてくれるメーカーが出てこないかなぁと思う、今日この頃です。
最近、BMW・ジャパンは、X3などにインディビジュアルという、個々のオプションを選べるサービスを開始したようですね。
たとえそれで100万円価格が上がったとしても、本当に自分に合わせた大好きな車を作って、それを20万キロを超えて乗るなら、トータルでみて安く、満足度も高いのではないか、などと考えてしまいます。
たとえば、あなたの愛車のFITが、こだわりのナッパーレザーシート(ライトブラウン)で内装も同じく皮張り、全席電動シートで、LEDのマトリックスライト装備、オーディオはメーカーしつらえのマッキントッシュで音場も最高、まいにち社内で大好きな音楽びたり。
そんな車だったら、乗れる限り長く乗ろうとか思わないでしょうか・・・?
日本はとかく10万キロ越えたら車は乗り換えみたいな風潮がありますけど、欧米で見かける日本車の中には、20万キロや30万キロを超えてまだ現役で走っている車が沢山あります。
10万キロまえに乗り換えというのは、ディーラーが車を売るための方便でしか無いと思うんですよね。
逆を言うと、走行距離が10万キロもいかない車がごろごろしている日本の中古車市場は天国です。
どっちが良いのか・・・。
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Posted at
2018/01/26 18:40:37
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