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バルジ隊長のブログ一覧

2017年09月18日 イイね!

最近気に入っている曲 vol.46 Greensleeves(伝承曲/A.Reed 編)

最近気に入っている曲 vol.46 Greensleeves(伝承曲/A.Reed 編)久々のブログ。
吹奏楽ネタです・・・


今年は吹奏楽に復帰して、練習に取り組んでいる。


そして、来月には定期演奏会を行う予定だ。

その中で演奏する曲の一つがこの曲。




グリーンスリーヴス
 伝承曲 / 編曲: アルフレッド・リード




この曲は、電話の保留音で耳にすることも多い。
イングランド民謡として有名な曲だ。



エリザベス1世の時代(エリザベス朝 1558年 - 1603年)にイングランドとスコットランドの国境付近で歌われ始めたと言われるが、作者不詳であるため、詳しいことはわかっていない。
16世紀半ばまでには口頭で歌い継がれ、17世紀にはイングランドの誰もが知っている曲となったという。

一説によると、ヘンリー8世(1491年 - 1547年)が、その恋人で後に王妃となるアン・ブーリンのため作曲したと言われているが、真偽は定かになっていない。


グリーンスリーヴス(緑の袖)の由来も様々だ。
この歌詞は以下の通り。

Alas, my love, you do me wrong,
To cast me off discourteously.
For I have loved you so long,
Delighting in your company.

Chorus:
Greensleeves was all my joy
Greensleeves was my delight,
Greensleeves was my heart of gold,
And who but my lady greensleeves.

ああ、私の愛した人は何て残酷な人、
私の愛を非情にも投げ捨ててしまった。
私は長い間あなたを愛していた、
側にいるだけで幸せだった。

グリーンスリーヴスは私の喜びだった、
グリーンスリーヴスは私の楽しみだった、
グリーンスリーヴスは私の魂だった、
あなた以外に誰がいるだろうか。

 ※以上、ウィキペディアから借用




歌詞から推測すると、若い恋人の女性から捨てられた男の悲しみの歌だということがわかる。

緑という色は、イギリスの一部では妖精や死者の衣服の色として扱われているということからすると、女性に捨てられたのではなく、死に別れてしまった悲しみを歌ったのかもしれない。





このリードの編曲では、「ドリア旋法」の旋律を採用している。



教会音楽には「旋法」と呼ばれる音階の決まりがある。
「ドリア旋法」はその一つで、グリーンスリーヴスの多くはこの旋律が使われる。

リードの編曲は、この哀愁漂う旋律を巧みに吹奏楽の豊かな響きへと構築している。
彼らしい堂々として、時に優しく時に激しくと、波打つような情感をサウンドに盛り込んでいる。
これを表現するには、この曲への共感無くしては成し得ない。

この曲を私は今回指揮することになっている。
譜面上はそれほど難しくはない。
しかし、重厚かつ澄んだサウンド作りやデュナーミクの整理など、かなり練習に時間を要する。
リードらしいサウンドを再現するのは、難しいが、とてもやりがいはある。

最近はもっぱらこの曲を車内で聴きながら通勤している。




吹奏楽の編曲版にはもう一つ有名なものがある。

編曲: クロード・トーマス・スミス

※この演奏の録音とピッチはあまりよくないけど、資料としては貴重かな・・・(^_^;)

いかにもスミスらしい、独特な和音構成と爽やかなサウンドが特徴で、リードとはまた違う味わいがある。

スミスは「エオリア旋法」のメロディを採用している。


この譜面の2の小節にある、16分音符の音が半音低いのが特徴。
現代の短調(マイナーコード)の音列に相当する。

どちらかというと、私は「ドリア旋法」が好きだ(^_^)



このグリーンスリーヴスでもっとも有名な編曲は、このオーケストラ版だろう。


グリーンスリーヴスによる幻想曲
編曲: レイフ・ヴォーン=ウィリアムス


これも「ドリア旋法」の編曲。
しなやかで麗しい作品だ。


こうした編曲によって様々なバリエーションが楽しめるところが、クラシック音楽や吹奏楽の面白さでもある。


---------------------------------------

そういえばまだ報告していませんでした。

私が出場した今年の吹奏楽コンクール・・・

残念ながら上位大会へは進出できませんでした(T_T)

でも、一緒に演奏した団員の皆さんからは、悔いのない演奏ができたと、共に喜び合うことができました。
久しぶりのコンクールで緊張しましたが、いつも通りに楽しんで演奏できたので私も大いに楽しみました。

来月の定期演奏会に向けて、このグリーンスリーヴスを含めて、全部で12曲の演奏をします。

このマオカラーのスーツも・・・


まだ出番はありそうです(^_^)
Posted at 2017/09/18 18:37:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | 吹奏楽 | 音楽/映画/テレビ
2017年06月25日 イイね!

来たぞマオカラー!

来たぞマオカラー!前々回のブログに書いた、マオカラースーツ(スタンドカラースーツ)が完成して納品されました\(^o^)/


生地は黒一色にしたので、見た目は目立ちません。


ステージで着用するので、ストライプや格子柄では違和感があるので、シンプルな無地にしました。



今日、吹奏楽の練習があったので、練習場で実際に試着してみました(^_^;)





う〜ん・・・・

やっぱり学ランに見えるかも・・・(^_^;)

ワイシャツも黒を着用しているので、統一感はあります。

白ワイシャツではちょっと浮いてしまうのです。

まあ、着ている人物が絵にならない人間なので、これ以上はなんともしようがないですね(^_^;)





冷房がない場所だったので、とにかく暑い!!!

数分間着ていただけで、もう汗だくでした。

7月がコンクールなので、もっと暑いんだろうなぁ・・・

失敗したかな・・・・(>_<)



しかしまあ・・・もう少し痩せねばならんな・・・(⌒-⌒; )




ともあれ・・・

衣装負けしないように、演奏にも熱を入れて頑張ろうと思います!!


Posted at 2017/06/25 20:06:16 | コメント(5) | トラックバック(0) | 吹奏楽 | 日記
2016年09月25日 イイね!

大成功の演奏会o(^▽^)o

大成功の演奏会o(^▽^)o吹奏楽の演奏会が、無事に終了しました(^_^)

私が指揮を任されたのは、演奏会の最後のステージでのメインの曲。

アルフレッド・リードの曲でした。



昨日の練習では、果たして崩壊しないで曲を終えることができるのか・・・?

と、とっても不安でした。

演奏者の皆さん・・・まだ練習が足りなかったようで、ボロボロでした。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。

このままではいかん・・・

翌日の最後のリハーサルでうまくいかなかったら、難しい1曲の演奏を断念するということを確認しました。









一晩開けて、今日の午前中の総練習。

終曲を重点にして、細かい部分の確認をしながら練習しました。

その結果・・・昨日に比べて意外にいいんじゃない?・・・(^_^)





これなら、本番もいけるかも・・・

という期待が出てきたので、思い切って「この曲もやりましょう!!」と決めました。

演奏者の皆さんも、ここでスイッチが入ったようでした。








さて、午後の本番・・・・

順調に1ステ、2ステと進み、いよいよ3ステージとなりました。

私の指揮の出番です。


1曲目、2曲目と不安だったソロ部分もいい感じで演奏できました。

そしていよいよ終曲・・・


演奏が始まると・・・






なんだか、皆さんの気迫が違う!!ヽ(^◇^*)/

曲が流れるように進みました。

テンポの変わり目やアゴーギクの変化、強弱のメリハリなど、午前中の練習がきっちりと生かされ、昨日とは全く見違えるほどの演奏ができました!

終わってみると観客から大きな拍手が飛び交いました。

演奏に臨む、奏者の皆さんの集中力の賜物と思いました。






終演後、奏者の皆さんから

「面白かった〜!!」

「お疲れ様! またいつかこの曲やりたいね!!」

という笑顔と言葉をいただきました。






練習は苦しく、大変なのですが、

演奏後のこういう充実感と喜びを味わうと・・・







やめられません(^_^)






またいつか、この曲をできる日を夢見て、頑張っていこうかな・・・・(^_^)
Posted at 2016/09/25 18:28:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | 吹奏楽 | 日記
2016年09月20日 イイね!

score reading

score reading今日は振替休日o(^▽^)o

本当なら出かけたいところだが、あいにくの雨模様。

そして、腰痛はいまだ完治せず・・・( ; ; )






こんな状況では写真を撮る気力も萎えるので、おとなしく家で過ごすことに・・・








そういえば、やらなければならないことがあった!!







score reading

いわゆる「譜読み」



今度の吹奏楽の演奏会で行う曲の分析をしなければならなかった。






スコアをこうして写真に撮るのは初めてかも・・・




決して、「スコア撮影の分析」ではない・・・(^_^;)



でも、いざ撮ろうとするとこれがなかなか難しい。


演奏する方がもっともっと難しいのだけれど・・・




今回はかなり大編成の吹奏楽曲を任された。

私の大好きな曲なので、異存があるはずもなく、二つ返事で引き受けた。







でも、聴くのと違って、演奏するとなるとかなりの神経を使う。

指揮は全体をまとめあげなければならないので、曖昧な指示は出せない。

奏者の思いも汲み入れながら、全体像を提示して曲作りをする。

練習時間は限られているため、的確に迅速に丁寧に練習を進める必要がある。

そのためのスコア・リーディング。





大編成のこの曲の中で、最も盛り上がるのが終楽章のこの部分。



かなりかっこいい部分だが、ここに至るまでは奏者もかなりの苦労を強いられる。





Tutti(全奏)の大迫力場面ばかりではない。







もちろんSolo(独奏)もある。



このメリハリ感がクラシック系の音楽の醍醐味だ。

まるで映画のように、ドラマチックに繊細に音楽が紡ぎ出される。

この音符が全ての設計図となる。




この曲はTuttiで華麗に力強く締めくくられる。



この音符の列を眺めるだけでも、美しいと感じてしまう。

こういうのを様式美というのか、機能美とでもいうのか・・・

音符の流れを基にして、音の強弱、リズム、和声を再現し、
その中に感情やニュアンスを盛り込んで表現する・・・

この壮大な自己表現が体現され、聴衆の心を揺さぶることができた瞬間を味わうことができた時こそが、演奏の醍醐味と言える。

それができるように・・・

頑張らねば・・・




さて、そろそろ譜読みを始めますか!(^_^)




今日はこんな感じで過ごします。

時々みんカラを覗きながら・・・(^_^)


Posted at 2016/09/20 10:53:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | 吹奏楽 | 日記
2016年07月28日 イイね!

最近気に入っている曲 vol.38  吹奏楽のための組曲「ハムレットへの音楽」(Alfred Reed)

最近気に入っている曲 vol.38  吹奏楽のための組曲「ハムレットへの音楽」(Alfred Reed)TVでは夏の高校野球の報道が多い。

しかし私にとっては、夏は吹奏楽コンクールの季節だ。


この時期になると吹奏楽の音楽を聴くことが多くなる。


今、頻繁に聴いているのは・・・



アルフレッド・リード 作曲
吹奏楽のための組曲「ハムレットへの音楽」より
 プロローグ、俳優たちの入場、エルシノア城とクローディアス王の宮中

演奏:奈良県 天理高等学校吹奏楽部(1979年)


この曲は、4つの曲からなる組曲。
今となっては古い曲となったが、そのサウンドやドラマチックな曲想は色褪せない。

コンクールでは、第1曲と第3曲を演奏することがほとんどだ。

中でも、この演奏のように、「第1曲 前半」+「第3曲」+「第1曲 後半」というカット・バージョンが大半を占める。

コンクールでは、課題曲と自由曲の2曲を12分以内で演奏する規定になっている。
そのため、時間内で収まるように、かつ、効果的な自由曲を選ぶことが大事だ。

ちょうど時間内に収まるような曲は滅多にないため、どうしても本来の曲を短く省略しなければならなくなる。

天理高校による一連のアルフレッド・リードの曲の短縮版を「天理カット」と、私たち吹奏楽仲間では呼んでいる。

他のカットや別の楽章で演奏してもインパクトが薄いのだ。
それほどこの「天理カット」は強烈な印象を吹奏楽界へ与えた。



以前ブログに載せた「オセロ」もコンクールでは「天理カット」が主流だ。


アルフレッド・リードが亡くなって、もう11年になる。


天理高校や野庭高校のような名演が多いので、彼の曲はやり尽くされた感が強く、30年前に比べて彼の曲が取り上げられる比率は減った。

しかし、彼が残した哀愁感のあるハーモニー、エキゾチックなメロディ、華麗かつ重厚なサウンドは永遠に奏でられる。

今年もどこかで必ず彼の曲が演奏されている。






東北地方でも県大会がもうすぐ行われる。

中学、高校の大編成の日程は・・・
宮城県大会 8月4日(木)、6日(土)
岩手県大会 8月6日(土)、7日(日)
秋田県大会 7月29日(金)、7月30日(土)
山形県大会 7月29日(金)、7月30日(土)

距離的に見て、私が聴きに行けそうな県大会はこの4つだが、秋田・山形だけは少し早い。

仕事もあったりするので、行けるかどうかわからないが、聴いてみたいものだ(^_^)

そして東北支部大会は、8月27日(土)、28日(日)に、盛岡で開催される。
チケットが取れるかどうかわからないが、これも楽しみだ(^_^)





これから秋にかけて、吹奏楽はもちろん、クラシック音楽の演奏会も目白押しだ。

すでに目星をつけている演奏会もあるので、非常に胸が躍るo(^▽^)o


夏の暑さにも負けない、夏の甲子園の熱闘にも負けない、エネルギッシュな演奏を聴けることを期待したい!!!


Posted at 2016/07/28 21:23:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 吹奏楽 | 音楽/映画/テレビ

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バルジ隊長です。 車が好きです。 でもDIYは苦手なほうです。 みんカラを始めたのは、2012年にSUBARU XVに乗り始めた頃からです。 サニー→...
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