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バルジ隊長のブログ一覧

2015年04月19日 イイね!

最近気に入っている曲 vol.26 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77(ブラームス)

最近気に入っている曲 vol.26 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77(ブラームス)私がブラームスの曲の良さがわかってきたのは40代になってから。

それまでは、交響曲第1番しか気に入っていませんでした。

昔はブラームスは理屈っぽく感じていたのですが、歳をとったためか、今ではその渋さに魅力を感じています。

このヴァイオリン協奏曲を聴き始めたのは、去年のこと。





ヴァイオリン: アンネ=ゾフィー・ムター
指揮: ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団



ムターが18歳のとき、1981年の録音。

その才能がカラヤンの目にとまり、15歳の時から共演していました。

この1981年は、ザビーネ・マイヤーの入団問題で、カラヤンとベルリンPOの関係に亀裂が入ることになる前年でもありました。

この録音ではそんなギクシャクした様子はまだなく、いかにもこのコンビらしいレガート奏法を駆使した、華麗で流麗な演奏になっています。


若い頃のムターも魅力的でした(^_^)

ムターの演奏は、初々しさと堂々たる貫録を兼ね備えていて、全体的に絢爛かつ豪快、その反対に緩徐部では繊細です。
この当時からストラディバリウスを使いこなしていたのでしょう。
文句の言いようのない充実した曲作りをしています。


私が特に気に入っているのは、
第1楽章(冒頭から21分57秒まで)
第3楽章(31分43秒から最後までの部分)。

特に第3楽章は、眉間にしわを寄せているイメージのブラームスとは離れた、地中海の青い海とイタリアの明るい街並みの雰囲気を感じさせます。




最近はXVの中で、音量を上げて聴いています。

ちょうど、リアドアに入れたスピーカーのエージングも進んで、かなり豊かな音になってきたところなので、チューニングもやり直したところ、満足いく音に近づいてきたようです。

ムターのヴァイオリンが中央にいて、オケの前で堂々と鳴り響いているのを確認できます。
ヴァイオリンを中心にしてオケがまわりで包み込んでいる音場が作られています。

これはオーディオのチェックにちょうどいい演奏かもしれませんね。




最近、このヴァイオリニストも気になっています。

リサ・バティアシュヴィリ


非常に力強く、華麗に演奏するヴァイオリニストだなあ・・・と注目しています。

ブラームスのコンチェルトももちろん演奏しています。


また魅力的な演奏家が増えてきました(^_^)
Posted at 2015/04/19 22:59:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | クラシック音楽 | 音楽/映画/テレビ
2015年03月02日 イイね!

フランス風味のロシア音楽と仙台名物(^^♪

フランス風味のロシア音楽と仙台名物(^^♪クラシック音楽ネタです(^_^;)


3月1日

トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団 の演奏会を聴いてきました。


定禅寺通りのケヤキは、まだ越冬中です。





会場は、東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)でした。



ホールに入ると、ピアノの調律がぎりぎりまで行われていました。

定刻通りに奏者が入場。


最初の曲は

ショパン : ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

指揮 : トゥガン・ソヒエフ


ピアノ : ユリアンナ・アヴデーエワ


ピアノもオケも、流麗で力感が感じられる演奏!

ピアノがとっても素晴らしかったです(^o^)

残念なのは、ショパンのオーケストレーション・・・

ピアノはすごいのですが、オケの響きや活躍がイマイチ・・・

ラフマニノフやブラームスなどのコンチェルトと比べると、オケが貧弱で、すっかりピアノに喰われています。

車に例えたら、エンジンの設計は完璧なのに、足回りやボディのデザインがついて行っていない・・・というところでしょうか。

ショパンはやっぱり「ピアノの詩人」であって、オケは苦手だったことを改めて確認することになってしまいました(*_*)

ピアノのアンコール曲は、ショパンのノクターン「遺作」でした。

アヴデーエワの演奏は、本当にシルクのようになめらかで美しい演奏でした(^^♪





休憩をはさんで、次はいよいよ・・・(^^♪


リムスキー=コルサコフ : 交響組曲「シェエラザード」 Op.35

これが一番聴きたかったのです\(^o^)/



セッティングも大編成になりました。

この曲は何と言っても、華麗なオーケストラの響きが魅力です!

こういう曲が私は大好きです(^o^)

リムスキー=コルサコフの同時代のロシアの作曲家には、チャイコフスキーがいました。

二人はお互いにライバル意識をもっていました。
チャイコフスキーがドイツ・フランスの音楽をロシアに取り入れようとしたのに対して、リムスキー=コルサコフはロシア独自の音楽作りを目指しました。
そうした作風の違いもライバル心を掻き立てるものになったようです。


チャイコフスキーの系統の有名な作曲家には、ラフマニノフ。

リムスキー=コルサコフの系統の有名な作曲家には、グラズノフ、プロコフィエフ、ストラヴィンスキー、レスピーギ(イタリア)、ショスタコーヴィチといった、そうそうたる顔ぶれがそろっています。
リムスキー=コルサコフの管弦楽法が、のちの作曲家にも大きな影響を与え、発展していったことがわかります。


リムスキー=コルサコフは、もともとはロシア海軍の士官だったので、海の描写をこの曲の中で音楽にして表現しています。

そして、この曲はアラビアン・ナイトからヒントを得て作られたので、エキゾチックなメロディとリズムが用いられています。

ソロもたくさん出てきて、生半可なオケではボロが見えてしまう曲でもあります。


この曲では、ソロ・ヴァイオリンがちょくちょく出てきます。


今回のソリストは、このオケのコンサートミストレス・・・

ジュヌヴィエーヴ・ローランソー (^o^)


ソロで活躍していた彼女が、このオケのコンミスになったのは驚きでした。

第1楽章のソロから、とってもつややかで繊細な表現でした(*^。^*)
ストラディヴァリの音は、やはり素晴らしいものでした(^_^)

すべての楽章での的確な表現にも、ソヒエフの意図がオケにしっかりと伝わっていることが感じられました。


そしてこのトゥールーズ管は、木管楽器がべらぼうに上手い!!!

クラリネットのソロは、強弱がはっきりして、とっても滑らか!
フルートは明るく、さわやか!
オーボエは音に芯があって、雄弁に歌う!
バッソン(フランス式のファゴット)は渋く豊かに響く!

金管楽器も、ソヒエフのトレーニングの成果で、フランスのオケの割には重厚で豊かな響きを勝ち取っていました。



全体的に明るく、華麗な響きの中に、一本芯が通っているという音色のオケでした。

ロシアの音楽が、フランス風に色彩感豊かに表現されていました。

もちろん、ショパンの時とは全く別物の響きで、この曲を堪能しました\(^o^)/

このコンビでの「シェエラザード」がCD販売されたら、絶対に迷わずに買います!!


鳴り止まない拍手に、アンコールを2曲


フランスらしく、ビゼーですね(^_^)
チャイコも1曲。

そういえば、演奏会が始まる前に、楽屋からチャイコの交響曲第4番の冒頭のファンファーレをトランペットが練習しているのが聴こえました。
カッコよかった~(^○^)
今回の日本でのプログラムには無いので、いつかどこかで演奏するのだろうと思います。





演奏会が終わったのは午後4時過ぎ。

演奏の余韻に浸りながら、街を歩いていると、空腹感が・・・(^_^;)

やっぱり、食べるならこれでしょ・・・



喜助の牛タン定食。
味噌味でいただきました。

とろろご飯に


テールスープも(^_^)


心もお腹も満足して家に帰りました。
とってもいい一日でした(^_^)


長いブログになりました・・・
最後までお読みいただきありがとうございました<(_ _)>
Posted at 2015/03/02 20:47:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | クラシック音楽 | 音楽/映画/テレビ
2015年02月08日 イイね!

チケット買っちゃった(^_^;)

チケット買っちゃった(^_^;)タウン情報を読んで、仙台公演があることを知りました。



東芝グランドコンサート2015

トゥガン・ソヒエフ指揮 トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団




これは盲点だった~(>_<)

さっそく、チケットぴあで購入しました(^O^)/



ソヒエフはロシア出身の指揮者。
昨年の12月13日に、ベルリン・フィル・デビューをした若手コンダクター。


トゥールーズ管は、フランスのオケ。
全般的に、フランスのオケは明るくしなやかな音が魅力です。


去年の夏に聴いたリヨン国立管弦楽団に続いて、フランスのオケを聴けるのはラッキー(^.^)


ましてや、プログラムは私の大好きな曲

交響組曲「シェエラザード」 op.35 (リムスキー=コルサコフ)

オーケストレーションの巧みさで有名なリムスキー=コルサコフの名曲です。

アラビアンナイトの世界が、絢爛豪華な音の絵巻となって繰り広げられます。
各楽器のソロも随所にあり、オケの技量がモロにわかる曲です。
輝かしく響く曲なので、フランスのオケにはピッタリのプログラムです。
トゥールーズ管の華麗な響きと、このオケの音楽監督ソヒエフの統率力に期待が膨らみます。

ショパンのピアノ協奏曲は、私はあまり好みではないのですが、改めて聴き直すいい機会かなと思っています。


ただ、東京エレクトロンホール宮城(旧名 宮城県民会館)は、近隣の有料駐車場に車を止めないとなりません。
XVになって、駐車場には苦労しなくなりましたが、意外に満車が多いので、当日は早めに向かおうと思います。

3月1日が待ち遠しいです~!(^O^)
Posted at 2015/02/08 20:23:26 | コメント(5) | トラックバック(0) | クラシック音楽 | 音楽/映画/テレビ
2015年01月10日 イイね!

最近気に入っている曲 vol.23 "Symphony No.7 ~ Leningrad" (Shostakovich)

最近気に入っている曲 vol.23 &quot;Symphony No.7 ~ Leningrad&quot; (Shostakovich)
アリナミンVドリンクのCM

シュワルツェネッガーが出ていたのを覚えている方も多いことでしょう。




この「チ~チ~ン、ブイ、ブイ!」という言葉のメロディが・・・






ショスタコーヴィチ  交響曲第7番 「レニングラード」 第1楽章~中間部

 演奏: バーンスタイン/シカゴ交響楽団



この中間部からとっていたもの。



この中間部分は、スネアドラムのリズムに乗って、
同じメロディが執拗に繰り返される。

有名な、ラヴェルの「ボレロ」のパロディーだということは簡単に想像がつく。

初めは聴き取れないほど小さな音量・・・
これが、どんどんクレッシェンドして
強烈な破壊力を示す頂点へと向かっていく(@_@;)

これは、シカゴ響のハイパワーがさく裂する録音だ。





およそ、このCMの能天気なイメージとは、かけ離れた世界へと曲は突き進む。


このシニカルさが、ショスタコーヴィチの真骨頂といえる。

レニングラードにおけるナチス・ドイツとの戦闘での体験をもとにつくられた曲だ。



これを車の中で聴くのは、かなり危険な気がする・・・

でも、大音量で無性に聴きたくなるときがある・・・(^_^;)

ムシャクシャした気分を吹き飛ばす!
ストレス解消にちょうどいい(^_^;)




この曲を聴くたびに、アリナミンのCMを思い出してしまうのだが・・・(~_~;)





このCM、けっこういろんなバージョンがあった。

宮沢りえが出ていた。(最初の部分)



CMを見た当時、妙に艶めかしくて、ドキドキしたものだった・・・(~_~;)
私もあのころは若かったなあ・・・(+_+)
Posted at 2015/01/10 23:18:04 | コメント(3) | トラックバック(1) | クラシック音楽 | 音楽/映画/テレビ
2015年01月07日 イイね!

これは楽しみだ~!(^_^)

これは楽しみだ~!(^_^)今日の新聞にも載っていた。

BMW presents・・・

だから、ドイツのオケのミュンヘン・フィルなのかなぁ(^^♪


仙台公演もあるので、これは行かねば後悔しそう・・・


めずらしく、妻も聴きたいと言っている・・・

辻井さんのピアノを聴きたいらしい。




私はミュンヘン・フィルを聴きたい(^.^)

ゲルギエフさんはちょっと苦手・・・(^_^;)





チケットを買おうかな(^_^)

でも・・・









東京公演のチケットの値段を見ると・・・











S席28,000円

A席25,000円

B席21,000円

C席17,000円

D席13,000円(税込)









仙台公演もきっとこれに近い金額になりそう。

これは悩みどころだ・・・(-_-;)
Posted at 2015/01/07 23:24:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | クラシック音楽 | 日記

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