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バルジ隊長のブログ一覧

2016年11月20日 イイね!

隠された恋心が記された曲・・・

隠された恋心が記された曲・・・11月19日(土)

仙台フィルハーモニー管弦楽団の第305回定期公演へ行った。



私にとって、今年最後の演奏会になる。




会場は、仙台市泉区にある「イズミティ21」。

去年の「せんくら」以来だ。




指揮者は、パスカル・ヴェロ 氏。
このオケの常任指揮者だ。

後でロビーで会ったが、フランス人の割には意外に小柄なマエストロだった。




プログラムは・・・

チャイコフスキー : ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品35

シュスタコーヴィチ : 交響曲第10番 ホ短調 作品93


どちらも私の好きな曲だが、メインはショスタコーヴィチだった。

チャイコン(省略してこう呼ばれる(^_^;))のソリストは、若手奏者の成田達輝。



柔らかくて輝かしい音色で、この難曲を力強く締めくくった。



そしてショスタコの10番。

私のブログにもあげたことがある曲。

この曲を取り上げるとは・・・
ヴェロ、なかなかの挑戦者だなあ!(^_^)


この曲には、作曲者のイニシャルを使ったモチーフが出てくるのは有名なのだが、もう一つのイニシャルが隠れていたというのは初耳だった。
私の勉強不足である・・・|;-_-|=3 フゥ



スターリンの不評を買ったショスタコーヴィチは、モスクワを離れなければならなくなった。
スターリンが死んでから作曲したこの10番に、当時の教え子だった女性、エミリーラ・ナディーロヴァのイニシャルを入れていたということが、最近の研究から判明したのだという。

ショスタコーヴィチはその女性に恋心を持っていたようだ。
妻子ある身であるため、決して成就することのない関係。
その苦しみをモチーフにして曲の中で吐露したのかもしれない。

第3楽章の中間部から出てくるホルンのソロがそのモチーフだ。

とても印象的なこの音型と、ショスタコーヴィチ自身のモチーフが入れ替わりながら、曲が進行していく。
まるで、曲の中で二人の想いが絡み合っているかのようだ。




ショスタコーヴィチは、「私はこの作品の中で人間の感情と情熱を描きたかった」とこの曲について語っている。

スターリンへの非難と思われていたこの言葉が、実はエミリーラへの恋のことだったとは・・・

暗く厳しい時代を生き抜いたショスタコーヴィチは、堅物のイメージが強いが、やっぱり普通の人間らしく恋愛をして、そして苦悩したのだということがわかり、曲を聴く私の視点が変わった。






演奏自体は、とても素晴らしかった。
ソロが非常に多い曲で、管楽器奏者泣かせ。
特にホルンはエミリーラのモチーフ「ミ・ラ・ミ・レ・ラ」を繰り返すため、かなり緊張する。
第4楽章ではショスタコーヴィチのモチーフ「D S(=Es)C H」(ドイツ語表記。英語だと D E♭ C B♭)をホルン4本で高らかに吹き鳴らす。

陰鬱なソ連の社会から、精神的な開放へ向かおうとするような高揚感あるエンディングを迎える。
それを仙台フィルは見事に表現していた。




ただ、残念だったことは・・・

イズミティ21の音響の悪さ。

あまりにも響きがデッドで、ステージから客席への音の広がり感が少ない。
わかっていたことだったが、やっぱりこれでは聴く方としては悔しい。

早く「日立システムズホール仙台(青年文化センター)」の改修工事が終了しないものか・・・








ちなみに、来年の定期演奏会のプログラムも発表された。

気になるのは、オーボエ奏者の セリーヌ・モワネ が来ること!(^_^)



新聞や専門誌でも絶賛されている奏者だ。

来年6月初めの演奏会で、モーツァルトのオーボエ協奏曲を演奏する予定だ。

注目していた奏者だけに、とても楽しみだ(^_^)



あ・・・どうしても彼女の胸元に目が行ってしまうのは、男のサガであって・・・(^_^;)
まあ、そういう意味でも楽しみか・・・?(^_^;)






駐車場に戻ると、この2台の車が停まっていた。




FIAT 500X と MINI COOPER CLUBMAN

私が次の候補に考えている車が2台ともここにあるとは・・・w( ̄△ ̄;)wおおっ!


これは何かを暗示しているのだろうか・・・?(^_^;)
Posted at 2016/11/20 20:00:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | クラシック音楽 | 音楽/映画/テレビ
2016年11月20日 イイね!

NOTE e-POWER 試乗! ちょっと心が揺さぶられました(^_^;)

NOTE e-POWER 試乗! ちょっと心が揺さぶられました(^_^;)NISSANのDに行って、NOTE e-POWERの試乗をしてきました。

最初に、デイズでお世話になっている担当者の方から、お話を聞きました。






エンジンは発電用としてしか使用しないことなどは、みんカラを見ていて予備知識があったので、すんなりと話は理解でしました。

エンジンで発電した電気で、リーフに使っているモーターを駆動させて走るのがNOTE e-POWERのコンセプト。


私が気になっていたポイントは、その3つの走行モードがどのようなものなのか・・・?

NORMALモード  Sモード  ECOモード

この違いを体感してみたかったのです。


お話を伺った後に、早速試乗です(^_^)



このDでは、最上級グレードのe-POWER MEDALISTが置いてありました。

車の装備や質感を感じてもらうために、最上級グレードを置くことにしたと、担当者が話していました。

確かに、客としてはその方が好印象を持てます。

オーテックやニスモのバージョンはさすがに置かないのかなぁ・・・(^_^;)





エクステリアは、現行NOTEそのまま。

マイナーチェンジ扱いなのですね。



乗り込んで、試乗ルートを走り始めました。




このシフトノブは、一見すると扱いにくそうでしたが、操作は単純明快!

初めはNORMALモードで走ってみました。

さすがにモーター駆動ですから、アクセルワークに対して素直に反応してくれます。
エンジンが始動すると、モニターに表示が出ますが、始動音は気づかないくら静かでした。
発電専用なので、2,000〜3,000回転くらいしかしないということ。
ロードノイズにエンジン音が消されてしまいました。




逆にロードノイズが大きいのか、後部座席に乗ってみると、トランクルームからの音が結構気になりました。
雨上がりの路面だったので余計に音が入ってきました。
これは遮音が必要かも・・・

電気のロスをなくすためには軽量化が不可欠。
そのため、これ以上の遮音材は入れられないのかも・・・





いよいよSモード。

これ、すごいです!!w( ̄Д ̄;)wワオッ!!

回生ブレーキ効果がはっきりとわかりました!

加速はNORMALよりも少し落ちますが、アクセルペダルから足を離したときの減速がかなり強いのです!
アクセルペダルの踏み込みを少しずつ弱めていくと、自然なブレーキとなって減速していき、完全に足を離すとしっかりと止まるとのことだったので、やってみることにしました。



自分が止まりたいと思うところまで、アクセルをゆっくりと弱めていきます。
そうするとアクセルに合わせて速度が落ちてくるので、止まりたいところの寸前で足を離します。
すると・・・

ブレーキを踏まなくても止まってしまいました!(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-


この感覚は面白い!!



カタログの謳い文句は嘘ではありませんでした。

アクセルとブレーキの踏み換えが極端に減ることになります。


そして、アクセルワークがそのまま速度に現れます。
これは近頃話題が多い、高齢者の事故防止にも大いにつながるのではないかと思いました。





そのあと、担当者が・・・

「バルジさんの好きな道を走ってみていいですよ」

と、話してくれました(^_^)

私のスバルDの担当者からは残念ながら聞いたことがないセリフ・・・(;-_-) =3 フゥ

このNISSANの担当者は、こういう融通が利くので、カミさんからの信頼も高いのです(^_^)



それならばということで、いつも通勤で使っている峠道と、自宅付近の山道を走らせてもらうことにしました。


NORMALモード、Sモード、ECOモードも、走っているうちに違和感がなくなってきて、思い通りに動かすことができるようになりました。

やっぱりSモードの走りが面白い!!(^_^)

回生ブレーキをうまく使えば、下り坂もブレーキ要らずです。
ゆるい下だと止まってしまいました(^_^;)
感覚的にはオーバードライブが働いて、さらにブレーキが自然にかかっていく感じです。

ちなみに、回生ブレーキの最中もしっかりとブレーキランプは点灯しているそうです。


足が固めなのはNOTEの味付けなのですが、私はかなり好印象でした。

これでは、リーフが売れなくなるのでは・・・(・・∂) アレ?
同じことを担当者も話していました。
価格はリーフの半分、航続距離も十分、充電の時間ロスもなし。
さらには、暖房がエンジンの熱でまかなわれるので、リーフのような寒い思いをしなくていい。
東北の寒さではリーフはつらいようで、ひざ掛けをかけて乗っている知人がいます(^_^;)
NISSAN・・・やっちゃいましたね〜(いい意味で)(^_^)

他の装備面からも、とても好印象が多い車に仕上がっていると思いました。




ただ残念なのは2つ・・・

マイナーチェンジ扱いだったこと。
この外観デザインは、私的には好みではないので・・・

もう一つは、ロードノイズが多いこと。
車重を減らすためには仕方のないことですが、せっかくの電気自動車なのですから、静粛性はもう少し欲しいですね。


このメダリストで車両本体価格は224万ちょっと。
LEDヘッドライト装備
アラウンドビューモニターを活用したスマートルームミラー・・・
これは、好き嫌いが現れそうですが、後方視界が遮られないのはいいかも。
などなど・・・

新技術導入にしては、お手頃価格ではないでしょうか?

フルモデルチェンジにしなかったのは、この価格で抑えるためだったと、担当者は言っていました。

フルモデルチェンジの際にも、e-POWERが採用されるのかなぁ?
デザイン次第では、私の心は傾くかも・・・(^_^)


カタログと試乗記念のティッシュボックスをもらってきました。



しばらくはカタログを眺めて、ニヤニヤしていようと思います(^_^;)


そうそう・・・
まだ見本でしたがNISMOバージョンのカタログも見てきました。
やっぱり買うならNISMOかなぁo(*^▽^*)o~♪


色々と確認することができて、とってもいい試乗になりました(^_^)/





でも・・・




My XVはまだまだ大事に乗りますよ〜(^ー^* )フフ♪
Posted at 2016/11/20 15:20:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | | 日記
2016年11月17日 イイね!

厳美渓・・・今年最後の紅葉狩りへ

厳美渓・・・今年最後の紅葉狩りへ11月7日(月)


前日の毛越寺の紅葉が、晴天で見たものではなかったので、どこか消化不良な気持ちがありました。


この日は午前中は時間があったので、のんびりと過ごそうと思っていましたが・・・

思い切って今年最後の紅葉狩りに行くことにしました。





向かったのは、岩手の一関市西部にある「厳美渓(げんびけい)」。

栗駒山(岩手側では須川岳と呼ぶ)に向かう街道の途中にある渓谷です。




9時前に現地に到着して、近くの無料の駐車場にXVを停め、渓谷にかかる橋へ歩いて行くと・・・







下流側の渓谷が見えました。






険しい岩場を縫うように川が流れています。


この渓谷は、「溶結凝灰岩」の地層が水流に侵食されてできた地形です。

噴火によって飛んできた火山灰がまだ高熱状態だったため、降り積もった際に熱で一度溶けて、その後に冷えて固まったのが「溶結凝灰岩」です。
そのため、普通の凝灰岩よりも固く、崩れにくい岩質を持っています。
長い年月をかけて川の侵食を受けたことでつくられた、自然の彫刻です。

今までに何度か来たことがありましたが、秋に来るのは初めてでした。






この渓谷の脇の遊歩道に、紅葉の樹木がありました。





この道を歩いて、少し下流側へ向かいました。







川を覗き込んでみると・・・





「ポットホール」という、丸い窪みがありました。

仙台でのブログにも少し書きましたが、大きな岩が水流で回転させられて、下の川底を丸く削った地形です。

これを見たかったのも、ここに来た一つの理由でした。




紅葉を見ながら、遊歩道をさらに進みました。













その先にあったのは、吊り橋でした。





思ったよりも揺れました(^_^;)





吊り橋の上で写真を撮っていると、私の後から老夫婦がやってきました。
すると、吊り橋がまた揺れ始めたので、この上での撮影を断念・・・













立ち入りできる岩場に行くと、ポットホールがありました(^_^)

スケールとしてレンズキャップを置いてみました。
こんな穴が川の流れと岩の動きでつくられるのですね・・・
自然の力は侮れません。









道路に出て、最初の橋まで戻りました。
こちらは橋から見た渓谷の上流側です。
深く切り込まれた地形が見られます。
この険しい中に、渓谷の美しさがあるので「厳美(げんび)」と名付けられたのでしょうか?
詳しいことはわかりませんが・・・・(^_^;)




ここにもポットホール(^_^)

地質学・古生物学を学んだ私としては、どうしても目が行ってしまう造形です。







渓谷の上には東屋があって、観光客が集まっていました。






東屋付近からは、このような渓谷の様子が見えます。
岩の荒々しさに対して、渓流の滑らかさが印象的です。















東屋の脇には、こんなカゴがワイヤーで吊るされています。

このワイヤーは、東屋の対岸にある・・・



このお店につながっています。
渓谷を横断して、このカゴがお店からやってくるのです。
このお店はだんご屋さんです。
「郭公だんご(かっこうだんご)」という、厳美渓の名物。

カゴに代金を入れて、脇にある木の板を木槌でたたくと、小高い場所にあるだんご屋さんがカゴを引き上げます。
その後、串団子とお茶のセットがカゴに入れられ、ワイヤーを伝ってお店から下ってきます。

鳥の「カッコウ」と、カゴが下ってくる「滑降」をかけたネーミングなのでしょう(^_^)




私は食べたことがあるのと、朝食を食べたばかりでお腹に入りそうになかったので、この日はパスしました。
ブログ的には写真に残しておいたほうがよかったのかな?(^_^;)

この時の東屋にいた団体客は、中国の方々のようでした。
声のボリュームが大きくて、渓谷にけたたましく響き渡るかのようでした(^_^;)






ここの紅葉はピークを過ぎていて、もうすぐ散りそうでした。





とはいえ、残っていた紅葉と渓谷の美しさが堪能できた午前中でした。

実は、栗駒山へ行くことがある私は、この近くをよく通ります。
でも、観光客が多いところでもあるので、私は敬遠していました。
久しぶりに来てみて、時間を選べば混雑もないことがわかりました。


ここは平泉とも近いので、またいつか立ち寄ろうと思います。


その時は、だんごが食べられるように空腹にしてこようかな(^_^)







最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。


Posted at 2016/11/17 23:25:04 | コメント(6) | トラックバック(0) | 写真 | 日記
2016年11月14日 イイね!

今年の毛越寺の紅葉

今年の毛越寺の紅葉11月6日(日)


今年の色づきは良くないとはいえ、やっぱり旬のものは外せないなあ・・・

そう思って、岩手の平泉へ再び行ってきました。

前のブログに書いたジオラマ撮影のときに見かけた、毛越寺の浄土庭園が今回のターゲットでした。


ちょっと写真多めですので、ご勘弁を・・・(^_^;)



1.


この日はあいにくの曇りがちな空・・・

時折見える青空も気まぐれな状態でした。



2.


日差しは強くなく、なんとなく風景もどんよりした感じ・・・




3.


でも、せっかく来たのだからと、境内を散策しました。

すると・・・


4.


一昨年に来た時よりも、確かに色づきは良くありませんが、所々に目を引く紅葉がありました(^_^)



5.



6.




7.


私もこの木が好きなんです(^_^)




8.




9.


青空だったらもっとよかったのになあ・・・




10.




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17.


この木のグラデーションが目を引きました。

曇天が功を奏して、色の移り変わりが綺麗に見えました(^_^)

角度を変えて・・・

18.


この木は地面にギリギリのところまで枝を下げているので、近づいて見ることができました。


19.






他にもいろいろ・・・

20.




21.



22.



23.


紅葉を眺める二人・・・

いいねえ・・・(^_^)



24.




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26.


子どもたちは、風景よりも遊びに夢中(^_^)



27.




28.





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私も合掌・・・



30.




31.




32.




33.




34.




35.




36.


大泉が池をぐるっと一周してきました。



37.


今回は紅葉を目当てに来たのですが・・・

とりあえず、今年は毛越寺の紅葉を満喫することができました\(^o^)/



38.


来年も見に来るぞ〜!



39.




長々と写真を載せてしまいました。

最後までご覧ただきましてありがとうございました。

Posted at 2016/11/14 22:01:34 | コメント(4) | トラックバック(0) | 写真 | 日記
2016年11月10日 イイね!

憧憬・・・あこがれの思いをもって・・・ジオラマの撮影も楽しいね(^_^)

憧憬・・・あこがれの思いをもって・・・ジオラマの撮影も楽しいね(^_^)11月3日(木)文化の日


文化的なことに触れたい気分だったので、岩手の平泉へ行ってきました。


平泉は好きな場所なので、ちょくちょく行っていますが、やはり秋には紅葉が美しいので、ワクワクしながら行きました。

ただし、午後には帰らねばならなかったので、正午ごろまでの短時間・・・


まずは、観自在王院跡で紅葉を・・・(^_^)





舞鶴が池の周囲には紅葉した木々が・・・





・・・と期待していたのですが、思ったよりも綺麗なものが見えない・・・(^_^;)

なんだか今年は鮮やかな紅葉があまり見られません。

私の近所のモミジも今ひとつパッとしないのです。






それでもいくらか目立つ木もあり、青い空とともに撮影しました。
















ドウダンツツジも真っ赤になっていました。






隣にある毛越寺の庭園を路上から塀越しに眺めてみたら・・・

毛越寺庭園はかなりいい感じで紅葉しているようでした。


しかし、今回はここが目的地ではなく・・・



これより北側の丘の上にある「平泉文化遺産センター」へ向かいました。








世界遺産登録5周年記念の企画展

「仏国憧憬(ぶっこくしょうけい)」が開催されているからです。



何度も訪れている施設ですが、平安時代末期の貴重な史料を無料で閲覧できます。

時々このような企画展があるのです。


今回は、奥州藤原氏や源義経が暮らしていた当時の光景を人形を使ったジオラマの展示でした。

平安時代や古代ローマ時代にあこがれを感じている私には、見逃せないものです!(^_^)


常設展を通り過ぎて、奥にある特別展示室へ・・・









高さ20cmほどの人形で、義経が藤原秀衡(ひでひら)と再会して、宴でもてなされている様子を再現しています。





当時の平泉は、京都に次ぐ大都市だったと言われています。

平安時代に、計画的に造営された都市で、人口が多かったのは京都以外には平泉しかなかったということが研究からわかっているそうです。

義経が頼った平泉の棟梁こそが秀衡でした。





東北一帯を手中に収め、津軽の港を使って中国大陸との貿易を行い、繁栄を極めていたのが奥州藤原氏でした。

東北で取れる金や名馬も含めて、その財力は京都の公家たちへも大きな影響力を持っていました。






平泉の発掘調査からわかってきた事実をこのジオラマにも反映させているとのこと。





奥州藤原氏の栄華が偲ばれます。














秀衡が、あと10年長く生きていたら・・・

頼朝率いる鎌倉方との戦いもどうなっていたかわかりません。


歴史に「もしも」はないのですが、「もしも」を想像して可能性を考えることは結構楽しいものです(^_^)










昔の人々の生き方や生活の様子をイメージすることは、私は大好きです。

私がクラシック音楽を好むのも、その作曲家が生きた時代の様子や考えを知ることができるのが楽しいのも理由の一つです。

化石採集が好きなのも、その生物が生きていた当時の環境や自然のようすを思い描くと心がときめくからです。(鉱物採集には、あまりときめかない・・・(^_^;))






変な趣味と思われるかもしれませんが、昔のことにあこがれを感じてしまうのです。





当時の人が食べていた物がどんなものだったのか・・・

実際に食べてみたいと思ったりします。




山盛りのアワビをはじめとする海の幸。





果物や米粉・麦粉を使ったお菓子。





鮭、鮎、猪、キジの干し肉。




魚の刺身や漬物。




調味料。

平安時代の料理には味がついていなかったので、調味料をつけて食べたようです。




塩辛や和え物。





ご飯。

面白い盛り方です(^_^)





お酒。




かき氷もあったそうです!(◎_◎;)


800年以上前の人々も、美味しいものを食べたかったのですね。







義経をもてなす人々。










踊りながら小麦粉を棒でたたいて、ひっつみのようなものを作る様子が再現されていました。

本当にこういうことが行われていたと思うと、当時の平泉はとっても大らかな世の中だったのだと感じます。




その平泉の黄金文化も、義経を受け入れたことで滅亡の道をたどることになったのです。

なんとも因果なものです。


















実物大の人形や鎧の展示などもありましたが、このミニチュアのほうに私の目は釘付けになってしまいました。


あっという間に正午になったので、後ろ髪引かれる思いで帰ることにしました。

こんなふうに、ジオラマを撮影するのも面白いものですね(^_^)




またこういう機会があれば訪れて、タイムスリップするかのように時間を忘れて、憧憬の念にふけってみたいです。






最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
Posted at 2016/11/10 22:10:36 | コメント(5) | トラックバック(0) | 写真 | 日記

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バルジ隊長です。 車が好きです。 でもDIYは苦手なほうです。 みんカラを始めたのは、2012年にSUBARU XVに乗り始めた頃からです。 サニー→...
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