2010年06月23日
クルマ、トラック、飛行機に船、
電車に汽車にと
運転するには免許証ってのが必要です。
電気工事、電話工事、ガス工事、にも
それなりの免許が必要です。
でも、
テレビカメラマン、音声マン、ディレクターにプロデューサー、
ましてや役者にタレントに芸人・・・
免許がありません。
お笑いコンテストで優勝しても
M-1で1.000万円手にしても
「一級お笑い芸人」とは言いません。
世界陸上のチーフをこなしても、
鈴鹿でF-1のトータル音声調整マンに任命されようが、
Jリーグの開幕戦のチーフをこなそうが、
冬季長野オリンピックで小澤征二氏が指揮するオーケストラで
5大陸に向けて「第九」の演奏を24億人に向けて世界に発信しても
「国際A級音声マン」とは呼ばれません。
マドンナやマイケル・ジャクソンの来日公演の同行取材を許されようが、
国会記者クラブに登録され
皇室のインタビューの担当に選ばれようが、
世界遺産を巡って、世界の不思議を追求しようが、
ドッキリカメラで有名人を怒らせようが、
UFOを追いかけて日本人で初めての地に訪れようが、
テレビマンの最高峰とは言われてもなんの勲章もありません。
それに教育されるべき環境も
特殊な学校もなければ国家試験もありません。
つまり、
バカでも猫でも杓子でもだ~れでもなれちゃいます。
だから、市民権が無いんでしょうか?
バカにされているんでしょうか?
低賃金で違法入国の外国人労働者レベルの扱いなんでしょうか?
なんだかお上の言いなりにやらされてる感じがしますなぁ、僕らの業界・・・
来年からハイビジョン放送が始まり、
その5年後には次のステップに進化するかもですって・・・なんじゃそれ?
テレビは有機LED画面でくるくる手で自由に巻けて持ち運びできる形態にまで進化し、
3D放送が標準で、
バラエティーまで7.1チャンネル音声で
客席の拍手は見ている人の後ろから聞こえて臨場感が溢れて・・・・アホかぁ?
そこまでしてみるテレビの番組ってなんだか教えて!
テレビの画面から飛び出して見えて楽しい番組ってなんだか教えて!
テレビを見ている人の周りをヘリコプターの音がぐるぐる回っているように感じる
そんな番組っていくつ流れてます?
申し訳ないけど・・・アホか?
そんな番組作るのに作る方の苦労を考えたことあんの?
3D画像製作するのに今の単純で3倍の労力だぜ!
音声なんてマイク1本のところが8本要るんだぜ!
3Dの15秒CMのデーター量って半端ないんだから!
メモリーもハードもテラバイトの世界だっての!
そんなの買えるか!! そんなマシン作れるか!
借金返す暇がねぇ~っての!
借金返す為に働いてるみたい・・・・
カメラやマイク使う人も免許制にしてよ。
運動会なんかで勝手にカメラ回してるのは違法にしてよ!
とっても難しい国家試験にしてよ!
とか言ってて、僕なんか年齢制限で落とされたりして・・・・とほほ。
科学やら技術やら進化に進歩は良いけれど、
周りが追いつきませんっての、まったく。
Posted at 2010/06/23 00:35:01 | |
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