
AC大量CMに苦情殺到…脅迫電話も
公共広告により啓発活動を
行っている社団法人のACジャパン(旧公共広告機構)に
抗議の電話が殺到していることが17日、分かった。
東日本大震災の影響によって、
民放テレビ各局が民間企業CMの代わりに、
同法人のCMを大量放送しており
「しつこい」「不快感がある」「内容がそぐわない」
というクレームが集中していた。
同法人の提言CMはテレビ、ラジオ、新聞社など加盟社の会費で制作。
とばっちりを受けた形だけに、同法人も困惑を隠せなかった。
民間企業が震災の影響でCMを自粛する中、
大量に放送されているACジャパンのCM。
穴埋め的な役割を果たしているにもかかわらず、
とんだとばっちりを受けている。
抗議の理由としては、同じ内容のCMが流れることに対する「しつこい」、
同法人CMの最後に流れる「エーシー」という高いメロディーが「不快さを感じる」、
さらには子宮がんや脳卒中予防の内容に対し
「こんな大変な時にがん検診なんか行けるか」といった内容があるという。
また、同法人が国の管理下にないにもかかわらず
「そんなCMを流すのに税金を使うなら、少しでも被災地に回せ」
という勘違いの抗議や、
中には「今から刃物を持って押しかけるぞ」と
いう脅迫電話もかかってくるという。
視聴者が勘違いしている場合は、
正しい実態を説明しているが、
同法人関係者は「分かってくれる人は、わずかなんです」と困惑の色を隠せなかった。
ACジャパンは、
マナーやモラル向上などといった社会啓発的なCMを
年間13本制作している。
その制作費は約1200社の加盟社から得られる年会費で賄っており、
今回大量にCMを放送しても、
テレビ局との間で金銭的なやりとりは一切発生していない。
同法人では、抗議を受け16日付でHPに謝罪文を掲載。
さらに、民放各局に、CM最後の音声部分を削除するよう、
異例の要請を行った。要請を受けた各局が急きょ音声を消す作業に入り、
この日から末尾のメロディーなしバージョンのCMも放送されている。
また、災害用のCM6本の制作も決定。
通常は月単位での制作期間を2、3日に短縮、
来週にも新バージョンのCMを放送する。
関係者は「今回の件で、悪いイメージだけひとり歩きしてしまうのが怖い。
われわれの本当の姿を知ってほしい」と訴えていた。
ってな記事を見つけました。
だから言わんこっちゃない・・・
Posted at 2011/03/19 17:37:25 | |
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