サンポールで銅メッキをやってみた
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
YouTubeで、サンポールメッキなる物を見かけたので、早速必要な物を購入してきました。
結構前からあるみたいだけど知らなかった~。
(◎-◎;)
必要な物
①サンポール
(今回は代用品 ナイス)
②プラスチック容器
(目盛り付きが便利 ペットボトル等なんでもOK)
③電池
(アルカリ。マンガンは別途でも使うつもりだったので予備です)
④ワニ口クリップ
⑤写真にないですが重曹
↑ここまでは100均にありました。
⑥電池ボックス
(ホームセンターで購入)
⑦ワニ口クリップ用配線
(おいらは手持ちの配線コード使用 銅線やステンレス線でもOKらしい)
⑧銅板
(おいらは父ちゃんの仕事柄、銅板の切れ端はいっぱい家にあります)
⑨針金
(メッキする物を液体の中に吊るす為。これもいっぱい家にあります)
⑩ビニール手袋や保護メガネなど
(この後作る溶液が酸性だったりアルカリ性だったりするので保護の為)
⑪メッキする物
これ以上に重要なのは、少なからずガスが発生するようなので、念のため換気ができる環境。
屋外が一番安全だと思います。
2
もし失敗しても惜しくないのは、差し当たりこれしか見当たらなかった。
100均の携帯灰皿です。
おいらは喫煙者ですが、ハチの中では吸わないので、外で吸った吸い殻を持ち帰る為に、シート横に転がしてあります。
3
塗料剥がし剤で塗装を剥がして、耐水ペーパーをかけてピカールで磨きました。
メッキをする表面がきれいな方が、仕上がりも良くなるみたいです。
4
①ナイス1に対して水4で希釈。しっかり混ぜる。
(今回はナイス100mlで水400ml 計500mlの溶液を作成 本来は無色ですが、試しにちょっと実験したので青くなってます)
②プラスチック容器に移し替える。
(今回はこのまま ペットボトル等でもOK)
③重曹を溶かした水を別の容器に用意。
(溶液が酸性なので、重曹のアルカリ性で中和する為らしい)
④メッキをする携帯灰皿をしっかり脱脂。
⑤針金でメッキをする携帯灰皿を、溶液の中に吊るす。
(割りばしで針金をはさんだ方が実は楽チン)
⑥銅板を溶液の中に入れる。
(メッキをする物と接触しないように)
⑦新しい電池を電池ボックスにセットして、プラス側に銅板をマイナス側に携帯灰皿からの針金を、それぞれワニ口クリップで挟む。
溶液を介して通電するとメッキが始まります。
電池を弱くなっていると、メッキが中途半端になります。
テスターなんか持ってなかった・・。
5
メッキが始まると、こんな感じに泡がいっぱい出てきます。
そしてメッキが進むと、泡もほとんど出なくなります。
時間は1時間~1時間半って説明が多いですが、試しに実験した後に銅板を入れたままだったからか、今回は5分~10分で十分でした。
入れすぎるとメッキが定着せずに、指で触るだけで簡単に剥がれます。
6
全体的に色味が付いたら、針金ごと携帯灰皿を溶液から引き上げて、重曹を溶かした水でじゃぶじゃぶして中和させます。
じゃぶじゃぶした直後はこんな感じ。
洗剤で洗う方もいましたが、地金が出てきたりしたので今回はしません。
7
その後、水で洗い流して耐水ペーパーかけてピカールで磨いてこんな感じ。
メッキが薄いので、ゴシゴシするとすぐに地金が出てきます。
メッキを厚くするには、さらに亜鉛メッキをした方が良いみたいです。
対象分に銅メッキをしてから、亜鉛メッキをすると色が違うので、メッキ出来たか判別が簡単みたいです。
今回は銅メッキが後々変色や剥げたりするのを期待して、100点満点の出来ではないですが、これで使ってみます。
8
実験台になってしまった、父ちゃんが長年仕事で使っていた釘抜きです。
これは表面の錆びや汚れや塗装の残りを、ある程度きれいにしただけで、一回でとてもいい感じに出来ました。
やっぱり表面の状態とか材質とかの違いもあるのかな?
おしまい。
(◎-◎;)
【注意】(; ・`д・´)
必ず以下を読んで下さい
①使用後の溶液は、間違っても流し台やトイレに流さないで下さい。
溶液には金属成分が溶けている為、簡単に処分が出来ず、重曹水や専用の薬品で中和処理が必要みたいです。
最悪は各市役所とかに確認らしいです。
(おいらは他にも色々やってみたいので保管します)
②あくまでも色々なサイトや動画からの知識ですので、間違っている点もあるかもしれません。
「らしい」や「みたい」な曖昧な表現ばかりで申し訳ないですが、もし作業される場合は各自で再度情報収集して下さい。
③換気や溶液の扱いなど、事故・ケガのないようにお願いします。
④クルマネタではないですが、細かい部品に応用できそうなので記載しました。
⑤実際には何度か失敗しています。
電池が弱くなっていてメッキが中途半端だったり、触っただけですぐメッキが剥がれたり、洗剤で洗ったら地金出てきたり、ゴシゴシし過ぎて地金が出てきたり、やり直しを何度か重ねています。
ほとんど難易度1しかつけないおいらが、あえて難易度上げてるのがその証拠です。
万人向けではないですが、自宅でメッキできるのはすごいですな。
興味のある方はぜひ。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク