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2016年08月13日 イイね!

ペルセウス座流星群2016

 毎年結構話題になるペルセウス座流星群。実は過去にも何度か見ていますし、年によっては結局不発だったとはいえ、遠征したりもしてました。

 さて、今年は特にイベントのない夏休みを送っているので、どこかに連れて行ってほしい雰囲気がムンムン。ここでいう「どこか」とは、去年のディズニーみたいな場所を指すのではないところが、楽といえば楽なんですけどね。さすがに夏休みになる前に新潟に行ったとか、近所の公園までセミの羽化を見に行ったとか、その程度なのもいかがなものかと思い、娘を連れて流星群を見に行くことにしました。場所は、ここです。道の駅一向一揆の里を目指します。


 最初は満天星に行こうかと思っていました。23時までだったと思うんだけど、観測会もあるからねぇ。しかし自宅から2時間半コースと結構遠いのと、自然現象相手なのでうまく見られなかった場合娘に関して面倒な気がしたのと、駐車場からある程度歩かなくてはならないのがネックとなって諦めました。だってさぁ、移動中に娘が爆睡しちゃって、なおかつ到着後も起きない場合、駐車場から身動きが取れなくなっちゃうからね。事実、別の場所に行ったとはいえ、その通りになってしまいましたし。

 行く前から、上の写真の道の駅ではなく、鳥越城もいいなぁとは思っていたんです。先日会社の人から、以前と違ってキレイに整備されたんだって話とか、クルマで上まで登れるんだって話を聞いたので、光が来ないという意味ではそっちのほうがいいだろうと。でもねぇ、織田軍と加賀一向一揆の軍勢の最終決戦の場所だったから、夜に行くのは怖い(爆)。何か出るんじゃないかと思うとね。結局、無難なところで、まずは道の駅に行ってみることにしました。

 ところがこの道の駅、意外と金沢方面の空が明るい。あと、北側から東側にかけて道路があって、クルマのライトが見える。というわけで上の方を見ること、クルマのライトは見ないこと、キョロキョロしないで我慢強く空を見ることの3つを言って観測開始。ただしなっちゃんはなかなか起きなかったのでした。

 途中雲が出たりして、ベストコンディションとはいえなかったんだけど、それでもほかにも結構人が来てたなぁ。その人達の見えたと思われるどよめきと、みっちゃんの「あっ!」ってのが重なって聞こえた時に、自分は見つけられていなかったというのが微妙に悔しい(笑)。結局、21時30分からの1時間でなっちゃんは3個、みっちゃんは5個、わたしは6個という成果に終わりました。今朝の地元紙によると、1時30分頃に上市川第二ダム付近で写真にとらえたという記事が出てたけど、それくらいしないと思うようなものは見られないんだろうね。

 来年は、ここなんかどうだろう? どれくらい暗いのかがイメージつかないんだけど、駐車場から少し離れた場所に行けるので期待が持てるかもしれないんだよね。


 あとはこことか。出そうな雰囲気なら、鳥越城に近いものがあるかも。


 ここもよさそう。まじめに狙うなら、日中とか何もない夜とかに下見をするところから始めたほうがいいのかもね。
Posted at 2016/08/14 13:52:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | おでかけ | 日記
2016年08月12日 イイね!

長い間、行きたかったところ

 道の駅クロス10十日町で気持ちよく車泊した後は、引き続き長野市内へと向かいました。今回の旅の目的にあった田中角栄の足跡をたどることと、新潟ラーメンを食べることと、もうひとつ第3の目的が長野市内にあったからです。

 それでも、まずはきのうラーメンを食べまくった際の汗や、車泊の汗を流すべく、裾花峡温泉うるおい館へ。


 スーパー銭湯の使い勝手と、天然温泉の泉質を両立する、オススメの立ち寄り湯です。もちろんお湯はかけ流し。露天風呂からは、裾花峡の眺めも楽しめます。泊まったことはないのですが、宿泊もできるようです。ここで朝っぱらから、都知事選の結果をテレビで見ながら、ふやけるんじゃないかと思うくらいにまったりとしたひとときを過ごしました。惜しいのは休憩所が2階にあるみたいで、なんとなく使いにくいことかな。

 すぐ近くのデニーズで朝食を摂りながら、新聞をチェックしてまったりと過ごして、次の目的地松代へ向かいます。松代城の裏手にデミオを停めて、ちょっと遠いのはわかっていましたが松代城を通り抜けて目的地へ向かうことにしました。


 途中、これは廃線跡に違いない!と思ったものを見つけたので写真を撮る。帰ってから調べたところによると、2012年にこのあたりの長野電鉄屋代線は廃止になったそうです。


 それでも、遠くからでもわかるような立派な駅が見えたので近づいてみました。松代駅だそうです。松代は、かなり昔に行ったことがあるなぁ。電車は使わなかったと思うんだけど。ちなみに廃線の駅でも、ハイドラのCPは取れるんですね(笑)。


 駅にかなりの数の中学生がいて、うっかり地元民にわたしの正体がバレそうになる(爆)。ウソを言ったわけじゃないけど、思わず「いえ、違います」って言っちゃったし。ちなみにこの中学生たち、松代城でも見かけたんだけど、てっきり職場体験だと思っていました。ところがそうではないということが後で判明します。

 今日の目的地、松代大本営跡に行くための情報が得られるかと思ってみたいな話を、声をかけてきた中学生をまとめていると思しき大人にします。てっきりこの大人も、職場体験の引率をしている教員かと思ったんだけど、それも違っていたっぽいことが後で判明します。で、いろいろあって、その大人の指示によって2人の中学生がわたしにつけられ、3人で松代大本営を目指すことになりました。

 ちなみにこの中学生、かなりすごいです。せっかくがんばっている中学生にイヤな思いをさせてはと話しを合わせた部分はあるけれど、それでも初対面の人と会話を続けながら目的地まで、20分間歩き続けるわけです。高校生や大学生でもできないかもよ(爆)!? ちなみに会話の内容は次のようなものでした。

・観光案内のボランティアがあるということで志願したらしく、職場体験でやっているわけではない
・やはり真田丸関連で、観光客は増えているらしいし、それ目当ての方も多い
・(途中の松代藩文武学校前を通りながら)この場所に関する解説
・ついでに旧真田邸の解説も、少ししてたと思う

 で、このあたりから、中学生は結構力があることがわかってきたので、ちょっと意地の悪い質問をしてみる(爆)。
・お昼を食べるんだったら、何を食べたらいいかな?
  → ちょうど通り道にあった、テレビで紹介されたこともあるらしい店を教えられる(後述)
・(佐久間象山の話をしてきたので)何をした人?と聞いてみる
  → いろんなことをして、暗殺された人だというので、もうちょっと踏み込んで聞いてみたけど、まぁ観光ガイドに書いてあるような範囲内ではキチンと答えられた 先進的すぎて暗殺されたというところまで理解できているのはなかなか
・真田丸って、見てる?
  → 見てないって(爆) 毎週決まった時間に、録画できるとはいえ、1年間継続してドラマを見続けるのは大変なことらしいです

 さらに進むと、民家が立ち並ぶような一角になってきました。中学生も近くに来ていることをわかっているのか、わたしの目的地でもある松代大本営跡についての話を始めます。
・実際には複数の地下壕があるらしいが、公開されているのは1つだけ
・本土決戦をするために掘り進めたものらしく、天皇を避難させる計画まであったとか
・結局昭和天皇は避難してこなかったんだけど、避難させるための建物は残っていて、今では地震観測所だったかに使われている
・避難させるための部屋も残っているらしいんだけど、それの見学ができるかどうかについてはあやふやでした(実際には無人なので、見ることができない)

 そうこうするうちに、松代大本営跡に到着。「では、ぼくたちはここで」と言って、去って行きました。でもねぇ、丁重にお礼を言いたいのはこっちの方です。なかなか松代中学校、すごいじゃないの。



 ちなみに内部の湿気は、かなりすごいです。以前東京都の浅川地下壕を見学させてもらったことがあるけれど、あそこの湿気もすごかった。湿気がすごすぎて、工作機械がダメになっちゃって、10機くらいしか作れなかったんだとか。そう考えると、ここに大本営のほかにもNHKとかも移して、本土決戦をって思っていたらしいけれど、そんなのできるわけないじゃない。情報機器も放送機器も、きっと湿気でダメになっちゃって何もできなかったんじゃないのかなぁ。そもそも、多量の土砂が搬出されていることだって、航空写真でバレちゃってたっぽいし。そこまでして戦争を完遂させようと思っていたんだとしたら、正気の沙汰とは思えない。


 一応、おとなりの施設にも足を運んでみました。


 とあるところで調べると、まぁ、うん(以下自主規制)、って感じですが、中の印象もそんな感じかなぁ。ただねぇ、この施設を左寄りだとか言うのは、まぁいいとしましょうか。右も左も両方わかった上でじゃないと真ん中ってものはわからないんじゃないのかなぁ。両方見ることによって、わかることもあると思うので、わたしにとってはとってもためになる施設でしたよ。まぁ、「・・・(慰安所にするということで)建物を接収した」とかいう表現が普通にあるので、こういったものに対して疑ってかかる視点がない人にはオススメできないと思います。えぇ、「   」の中身が関係者からの聞き取りによる一次資料だとすると、(   )の中身は誰が何の権限を持って書き加えたのかってことですよ。

 でかい地下壕を掘った(事実)→大陸の出身者も働いていた(事実)→大陸から強制的に連れてこられたのではないか(事実、もしくは推測)→こういう場所には慰安所もあったのではなかろうか(推測)→強制的に連行された慰安婦もいただろう(推測)ということを繰り返して、ウソかほんとかわからない歴史が作られることがあるってことを胸に、慎重に考えたいものです。事実、写真が撮りにくかったので撮りませんでしたが、慰安所は遊ぶところ(隠語ではなく)であって、今で言うところのせいぜいキャバクラみたいなニュアンスのところなのかと感じる記述があったくらいです。で、おさわり不可のお店なのに触っちゃったのか、女の子の悲鳴が聞こえたとか言う聞き取り結果も展示されているわけなので、これらの展示からは、いわゆる慰安婦みたいなのがいたようには思えなかったんだよね。

 さて、お腹がすいたので、さっきの中学生に教えてもらった和座季楽象山亭に入ってみることにしました。


 人が少なくててんてこ舞いって感じでしたが、まぁ待たされるくらいのほうがおいしく食べられていいんですよ。事実、おいしくいただきました。


 最後に立ち寄ったのは、川中島古戦場跡でした。正確には八幡原史跡公園というそうです。近隣には山本勘助の墓とか見どころも多いんだけど、暑いのと時間がないのとでじっくりとは回れませんでした。そもそも一騎打ちの話も怪しいし、激戦地もここから少し離れた場所だって話らしいし。まぁでも、像には迫力があっていいですよ。


 あとは長野市から白馬、糸魚川と通って、高速で帰ってきました。ちなみに高速で初めて、オートクルーズというものを使ってみたんだけど、これはすごいね。一定の速さで走れることが、どれだけ楽かと思って。たまに、抜かれそうになると速度を上げたり、抜かれたら抜き返したり、無理に前に入ってきたりと、オートクルーズの敵みたいのが出現して困るんだけど、それを差し引いても便利で疲れない。最近のものだと、前車との間隔を捉えて速度を調整できるタイプのものもあるから、さらに便利になっているらしいです。

 それよりも、この燃費と走りが魅力的でしたけどね。5年落ちとかで安く探して、自分用にしようかと思うくらいでしたよ。
Posted at 2016/08/12 15:44:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | おでかけ | 日記
2016年08月08日 イイね!

新潟ラーメン紀行その3 巻新潟濃厚味噌編

 7月31日の1日に、どれだけ別項を使いまくっているのかとふと気になりました。なのでここでざっくり整理しときますか。

 7月31日の午前2時頃すごい代車に乗って自宅を出発し、まずは田中角栄の足跡をたどりました。で、ランチにラーメン屋を2件はしごしました。正確には田中角栄記念館→青島食堂→越後交通本社→安福亭本店→そしてすごい代車が迎撃されてましたオフという流れだったのでした。

 さて、そんな7月31日に予定されていた最後のイベントが、新潟濃厚味噌ラーメンを食べること。以前、秘密のケンミンSHOWで偶然見たんですよ。ホテルの名前みたいなラーメン屋さんのことを。

【参考にならない参考画像】


 ということで、ラーメン東横愛宕店にやってまいりました。今度こそ参考になる参考画像です。


 ここの特徴は濃厚な味噌ラーメンとのこと。どれくらい濃厚なのかというと、割りスープがあるくらい濃厚であるとのこと。で、この割りスープを適宜使って、味を調整しながら食べるのだそうだ。おもしろそうじゃないの。

 ちなみにこれを書くにあたってちょっと調べたんです。地名を使って表現すると、青島食堂は長岡系らしい。安福亭は、燕三条系らしい。では、東横は新潟市系? と思って調べたところ、かつて存在した巻町の巻系なんだとか。こういう時に便利なのが、もう古くて使わなくなったような地図。


 う〜ん、お店があるあたりと巻町だったあたりはかなり離れていると思うし、今でこそ巻町は新潟市内だけど新潟市街ともかなり離れているじゃないの。巻という地名を使って表現しているところも一部にはありますので、ここではそんな旧巻町に敬意を払って、巻新潟系と表現しておきます。ちなみにケンミンSHOW効果か、県外ナンバーの車も高い割合で停まってました。台数としては、遅めの時間だったこともあって少なめでしたが。

 しばらく待っていると、到着しました。


 第一印象としては、味噌味の二郎系のような雰囲気ってところですかね。二郎系のような雰囲気と聞くと、クセの強さを警戒される方もいるかもしれませんが、麺は二郎系よりもラーメンらしさが高いので、味噌で太麺が好きなら無難においしく食べられます。そして野菜がたくさん入っているので、今日食べた食事の中では一番健康的な感じがするかも(笑)。濃厚スープのおかげで、野菜にもしっかり味がついているので、箸が進みます。

 ところがせっかくの割りスープですからね。味の変化を楽しむものらしいし。で、入れてみたのですがね。これってお湯だとは言わないけれど、かなりお湯に近いのでは? レンゲの上に出してすすってみたところ、濃厚味噌味のために感覚が鈍っているのかもしれないが、やはり限りなくお湯に近い液体の気がする。ということで、個人的には割りスープは必要ないかな。割りスープなしで食べきっても、おいしくいただけると思います(笑)。

 さて、お腹大満足になったので次は長野方面へ。途中、かなりがんばってもも太郎を探してみたのに見つからず(泣)。先月の湯沢オフでも探したのに、見つからなかったし。なのにもも太郎のロゴが入ったトラックには遭遇してしまうし。秋田のババヘラアイスと並んで、いつか食べたいものリストに追加されました。

 そして道の駅クロス10十日町付近で眠気がマックスになったので本日の走行は終了。8月1日に続くのでした。
Posted at 2016/08/08 13:14:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | たべもの | 日記
2016年08月07日 イイね!

迎撃されてました

 すごい代車、デミオXDに乗って新潟県内へ。田中角栄の足跡をたどり、ランチに新潟ラーメンを2軒はしごした後は、道の駅パティオにいがたにていつもお世話になっているやんばるくいなさんに迎撃されていました。

 ず〜っと「すごい代車(笑)」という表現を使ってきたのは、実は「な〜んだ、すごい代車ってその程度かぁ」って思われる可能性もあったからなのです。だってさぁ、プレマシーの代車にデミオだと、まぁ普通かそれ以下なんじゃない(爆)? ところが、ありがたいことにちゃんと感動していただけました。でもねぇ、ここまで300km近く走ってきましたが、ホントにすごい代車だと思います。だって速くて燃費がいいんだもん。曲がっても加速しても止まっても、気持ちよくきちんと走るもん。長岡市内まで来て、しばらく市街地を走るまで、燃料計の目盛りは1つも減らなかったんですよ。

 さっそくここの道の駅でも、きっぷを購入します。西山ふるさと公苑では、追加のホルダーも買ったので、これで切符の収納にはしばらく困らないはずです。ところでこの道の駅、トイレで表彰されていると・・・!?


 そんなわけでやんばるさんと、トイレへ(笑)。せっかくなので写真を撮ってみましたが、確かに開放感はありますね。気持ちよく出せそうな気がします。ということで、表彰に値するらしい女子トイレ内の写真も募集したいと思います(爆)。


 館内のショップを徘徊した後は、裏手にある見附市大凧伝承館へ。無料なのですが、なかなか充実した施設でしたよ。いかにこの地域で大凧が盛り上がっているのかということがよくわかります。堤防の切れ目だったような感じの場所を通って行けます。ちなみにこの道の駅そのものが、かつては川だったところなんじゃなかったかと。行かなかったけれど、水害と防災の取り組みを伝える施設もあります。


 そうこうするうちに美影意志さんも来てくださったので、3台で記念撮影を。どれも、夕日に映える色ですねぇ。うちのプレで来てたら、ここまでキレイには撮れなかったことでしょう(爆)。



 そしてこの日3杯目のラーメンを食べるという野望を胸に、代車のデミオはさらに北へ向かうのでした・・・。
Posted at 2016/08/07 22:27:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | オフ会参加記録 | 日記
2016年08月06日 イイね!

田中角栄の足跡を訪ねて

 すごい代車デミオXDででかけた目的のひとつは、田中角栄の足跡をたどってみることでした。

 ふと、田中角栄のことが気になったんです。なんか話題になってるなぁ、なんで話題になってるんだって思ったら、1976年7月27日にロッキード事件で逮捕されてちょうど40年だったってわけです。当時は一応生きていたはずなのですが、田中角栄逮捕のことはちっとも記憶にございません。最初に首相というものの人名を認識したのは、中曽根康弘でした。で、新潟県の道の駅西山ふるさと館の敷地内に田中角栄記念館があるなぁって話と、新潟県のラーメンをいろいろと食べてみたいと思っていたことがくっついて、出かけることにしたのでした。

 謎の自作スマホホルダーで、ハイドラ中のスマホの発熱対策もバッチリです。ちなみにこのスマホホルダー、途中一度だけひもが緩んで、iPhoneが写真のようには直立しなくなったことがあったのですが、すぐ補修して、結局34時間770kmの旅路を乗り切ったのでした。


 ちょっと早めに着いたので、隣の中国庭園を散策します。なんで中国庭園なのかと思ってよくよく考えたら、日中国交正常化を実現した時の首相が田中角栄なんですね。田中角栄については、大学でちょっとやった記憶があるけれど、行くにあたってちょろっと調べましたよ。賛否両論あるけれど、人の上に立つ者ってのは、結局のところ何をしても誰かから叩かれるんだから、だったら信念の思うように突き進むのが最善なんだろうなってことを思ったなぁ。そういうやり方は、敵も増えるだろうけれど、味方も増えると思うから。


 ちなみに中国庭園や建物については、ちょっといまいちでした(爆)。日中国交正常化に関する貴重な資料などは、ほかの場所にあるんでしょうね。そういったものを展示できればおもしろいなぁって思うんだけど。ただ、地域の中学生が中国に派遣されて、交流がずっと続いているってのはいいことだと思うなぁ。


 開館の時間になったので、入館します。離れているのですが、越後交通本社でも開催されている遺墨展との共通券を購入します。というか、それしか選択肢がない(爆)。ちなみにお客さんの数や施設の規模の割に、厳重な仕事をする警備員も含めて妙にスタッフの数が多いように見えたんだけど、そういった施設の維持費などはどこから出てくるんでしょう?


 田中角栄(ちなみに正しくは田中角榮で、読み方も「たなかかくえ」らしい)の経歴を、おもに書や使っていた道具、当時の書籍などを中心に展示するというものでした。もっと人となりとか、首相としての苦悩とかに迫りたかったんだけど、ここはこれでおもしろかったなぁ。道路や鉄道ができたことによって、沿線の首長が連名で感謝状を書いたものが複数展示されていたりとか。本人が使ったものかはさておき風格のある机があったので、田中角栄の前に立たされているイメージで机の前に立ってみたりとかした(笑)。

 そういえば通称目白御殿の応接室を再現した部屋も興味深かった。少し前に、石破茂の父が亡くなった際に田中角栄とどういうやり取りをしたかを、石破茂自身が振り返っている文章を偶然読んだんだけれど、この部屋の調度品やテーブル、ソファーはその時のことを知っているのかと思うとね。なんか、オーラがまだあるような感じがしましたよ。ちなみにやりとりの中身はというと、これから銀行を退職して(三井銀行に勤めていたらしい)葬儀に来てくださった方への挨拶回りに行けと言われた話、そして挨拶回りの目的は父(参議院議員だった)の跡を継いで選挙に出ろと言われた際に「(30歳になってないので)まだ選挙に出られませんが」と答えたら、「誰が参議院に出ろと言った、衆議院だ」と言われた話、そしてもうすぐ衆議院の解散があるから、そういった政治的な重要なことはすべてこの目白で決まるんだと言われた話とか。そりゃぁ、目白御殿から3回曲がったら新潟県内の田中角栄の家に着くというのは、都市伝説ではないらしいだけのことはある。

 あと、書には興味がなかったんだけど、書いている文章そのものはとっても政治家らしいし、そこに人となりも感じることができた。3人の孫だったかにしたためたものには、普通のおじいちゃんなんだなぁって人間味も感じたりしてね。個人的に記憶に残ったのはこのへんかなぁ。しかも、誰かによく頼まれていたのか、あとで行った越後交通本社の展示においても同じようなものがあったりしました。


「末ついに海となるべき山水も しばし木の葉の下くぐるなり」
海の水にも、木の葉の下を流れている頃があったのだという意味。権力の階段を駆け上がって行く前の下積みのことを指しているのか、それとも逮捕されたあとの心境のことを指しているのか。

「志在千里」
志のある人は年をとっても、はやる心は抑えられないという意味。若い頃からそう思っていたのか、それとも逮捕された後に思うようになったのか。後者だとしたら、政治家や首相としてやり残したことってなんだったんでしょうねぇ。

「聽くことを悉く信じる勿れ 知ることを悉く言う勿れ」
人から聞いたことをなんでも鵜呑みに信じてはいけないし、自分が知っているからといってなんでも人に言いふらしてはいけないという意味。「賢きものは学びたがり、愚かな者は教えたがる」ってやつですな。


 その後、越後交通本社にも行ってきました。田中角栄は、前身の長岡鉄道の社長を勤めていた頃もあるらしいです。入った途端、なんだか懐かしい声と思ったら、田中真紀子による挨拶のテープが流れます。今は何をしてるんでしょうねぇ。伊藤博文からもらったらしい硯もありました。ちなみに調べたところ、今の越後交通の社長は、田中真紀子のダンナの田中直紀らしいです。田中家というものがだんだんと力を失っていく感じが見えるわけですが、それでも、娘や娘婿が今なおこれだけの力を持っているということに、田中角栄のすごさを感じましたね。


 おまけ。長岡でこの写真を撮ってみたかったんです。長岡駅前に降り立ったら、誰もが疑問に思う一角だと思っていたのですが、今では以前と違って屋根付きの立体歩道ができちゃって、以前ほどこの一角は目立たなくなりましたね。長岡駅前の時間が止まっている一角、寿屋旅館です。ちなみにここから写真の左方向に歩くと、別の時間が止まっているような一角を見つけることができます。
Posted at 2016/08/06 22:28:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | おでかけ | 日記

プロフィール

「10年前のもので、来月に向けての復習を。」
何シテル?   06/21 23:05
tetsurinです。 とにかくいじらず(ノーマルに満足している+いじる気持ちとヒマとお金がないだけ)、それでもいかに長く楽しく愛車と過ごせるかを考え、日...

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