BILSTEIN B16  

【再レビュー】(2023/06/11)

１）製品特徴
PASM仕様(減衰力調整不可)
取付時にブッシュ類は現行のまま。


２）経過と仕様変更
導入より1.5年経過しての再評価。
但し、導入時は19inch＆71Rを装着。現在は18inch＋052に換装と仕様が異なる。
仕様次第では、かなり「味」が変わるので、自分好みの組み合わせを見付けるのも楽しみの１つかも。。。

３）車高
純正PASMにて－１cm車、本製品取付で更に－1cm車高が落ちる。更には時間の経過により0.5cm～１cm程度落ちた。俗に云う「馴染んで車高が落ちた」。
ノーマルからするとかなり低いが、サイドステップの除けば最低地上高は9cm。
大きな段差だとリップを磨ることもあるが、そういう処には侵入しない。苦笑


４）感触
とにかく良く動く。シートポジションやアイポイントが変わることなく、アンジュレーションに対応していることを自覚しやすい。足回りからの軋み音などは皆無！

４-１．一般道
PASMノーマルモードだと突き上げ感もなく、快適な乗り心地を。PASMスポーツモードは硬さをハッキリと感じるが、脳ミソが揺れる不快さや背骨が痛くなることはなく、十分許容範囲。

4-２．高速道路
PASMはどちらのモードでも快適。ロングツーリングならPASMノーマルモード、比較的短い距離でカーブが多いような首都高、
都市高、自動車専用道などで継ぎ目、段差がが多いならばPASMスポーツモードの方が小気味良いく、軽くいなすしなやな味付け。

4-３．サーキット
PASMスポーツモードが必至。ピッチングとローリングの挙動を緻密にコントロールして走行性能・安全性アップに貢献。
数人のみん友さんの見解になったバネレート不足、レートが上がったらコーナーでの踏ん張り間が増すイメージが出来る。しかし、今の自分、もう１歩進化した自分では、現状レートでも不足感はない。走りのレベル差です。(;'∀')
減衰力調整機能があればセットアップする楽しみもあるものの、自分の場合はビルシュタインのセッティングに依存した方が良さそう。


５．総評
一般道流し＆サーキットまでの移動、サーキット走行を両立するには丁度良い塩梅。

PASM仕様のため、手元でノーマル(OFF)・スポーツモード(ON)に切り替えられる手軽さは助かる。もしPASMを殺し、減衰力調整品にしたならば、一般道や悪路での乗り心地に耐え得るか？一度降りてからF・Rのハッチを開けて減衰力調整のダイヤルを回さなければならない。（本車輛はドンガラなので、容易にアクセス可能。但しフツーに内装等があるとアクセスは手間が発生する）

ということで、大変満足している。