
Aout sport web本日のレースクイーン、日南まみチャンです、ムフ。
ご無沙汰しています。
前回の投稿から半年経過してしまいました。
前回、「クルマもお薬で直す時代。」と言う記事を書きましたが、結局タービンブローでした。
結局、現在ダートラC地区戦で絶賛活躍中のQ磨君のタービンコレクションから部品取りしてタービンをリビルドしてもらいました。
タービンってサイズさえ合えば純正とちがってもECUのセッティングし直さなくても結構使えちゃうものなのですね、見違えるほど加速がよくなりました。
フロントダンパーが抜けたので、KYBのリアルスポーツダンパーグラベルを発注したら、欠品中と言う事で、非STIのTYPE RA用純正ダンパーにしました。

STIにしなかったのは、下手なブランド物より高く付きそうなのと、「硬ければスポーティだと思ってんでしょ、素人さんはね。」と言うようなSTIバイアスが嫌いだからです。
いざ、付けてみると、最高じゃないかこれ、ステアリングレスポンスが凄い、人によっては、ナーバスだと言われそうですが、修正舵にも素早く反応するのでコントロール性が抜群です。
純正パーツ最高w、ってことでブレーキパッドも純正にしてしまいました。
これが、下手な競技用よりもイイw。
で本題ですが、当て逃げに遭いました。
朝、コンビニで3~4分の買い物の間にやられましたorz。

警察だ、保険屋だとかは面倒なので、泣き寝入り。
ここは、どこの家庭にもあるスライドハンマーとベルトサンダー、板金用ハンダごてを使ってDIY

スタットプレートをマグネットで固定してはんだ付け。

この時、固定しているマグネットを外すとスタットプレートも外れてしまいました、気温が高いと溶けたハンダが固まらないのです。
ペットボトルに水を汲んで掛けてやるとしっかりくっ付きました。
ハンダと言うと柔らかいイメージですが、接着剤としての強度はパネルボンドなどの金属用接着剤に匹敵するのです。

スライドハンマーで引き出して、残ったハンダをベルトサンダーとハンマーでならしていきます。
古の板金職人は、パテを使わずにこのハンダで表面をならしてしまうそうです。
パテの様な劣化がないので、1流の職人はハンダとハンマーだけで仕上げてしまうそうです。
板金用のパテですが、一般的に売られている厚付けパテや薄付けパテは、駄目ですね、特に厚付け用のポリエステルパテは、硬化後に熱で膨張する性質があるので、仕上げた直後が良くても、後々、炎天下の気温の高い時に盛り上がって塗面を破壊します。薄付け用パテはアクリルラッカーなので、乾燥するとひけて来るので、平滑に塗るのが難しいです。
プロが使うのは、どちらもポリウレタンで、値段がクソ高いです。
板金代が高いのは、板金に使うウレタンパテと塗装に使うウレタン塗料が高価だからです。それに加えて塗装ブースなどの大き目の設備もいるので、設備の減価償却や物件の地代等々、考えると高いのが当たり前ですね。
ウレタンパテもウレタン塗料も2液混合仕様で素早く綺麗に固まるのですが、2液混合時に有毒ガスを出すので、プロユース専用で一般向けには売られてません。
ラッカーパテを塗っては磨き、塗っては磨きを繰り返し、模型用塗料、GSIクレオスの8番シルバーをエアブラシで塗ります。

これは、ラッカーパテを沢山塗ったところに溶剤の強いサーフェイサーを吹いてしまうと折角整えた塗装面がまた荒れてしまうから、その代用としてシルバーを吹くのです。これは、カーモデルラーがパテで修正したボディの下地に使うテクニックのひとつです。
その上に純正色のピュアホワイトを模型用のラッカー塗料で調色して塗ります。

ピュアホワイトと言うのは、白に少量のクリアブルーを混ぜたものです。
タッチペンの塗料を使いたいところですが、顔料の粒が大きくて、過去エアブラシをお釈迦にしています。値段もクレオスの3倍近いので却下です。
因みに前期、中期のType RAに使われたフェザーホワイトは、白に少量のグレーを混ぜたものです。クリアーのグレーは、存在しないので、戦闘機のキャノビーに使われるスモークグレーを混ぜれば作れると思います。
缶スプレーは、絶対に駄目です。
缶スプレーを綺麗に塗るコツは塗料を半分捨てるつもりで少しずつ色を乗せていくのですが、大きなクルマが相手だとそれが出来ないのです。
塗装が垂れる、研磨する、塗装する、垂れる、研磨するの無限ループになります。
アマゾンで検索するとポータブルのコンプレッサーの付いたエアブラシが安価で買えるのでそれを使うと良いです。
あと、DIYは妥協が大事ですね。
Posted at 2022/05/28 23:08:16 | |
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