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ちーむ1人のブログ一覧

2019年07月06日 イイね!

スタビライザーのお話

スタビライザーのお話 スタビライザーと言うと、クルマのコーナリング中のロールを抑えるのが目的というのは、皆さん知っていると思いますが。

クルマは、ロールしないとスムーズに旋回してくれません。

しかしながら、ロールし切ってしまうと内輪側の荷重が抜けて、グリップ力が抜けて旋回速度が得られません。

レーシングカー、一般車両ともに適正スプリングレートは、バネ下重量を抜いた輪荷重÷ダンパーストローク×レバー比ですが、これだと日常運転の0.2G~0.4Gほどの旋回で内輪側のダンパーは、伸び切ってしまうそうです。
 そのほうが、ステアリングレスポンスが良く、乗りやすいので軽い軽自動車の廉価版では、リヤのスタビライザーが省略されるケースが多いです。

しかしながら、ある速度域を超えると、タイヤがスライドしやすくなり、速く走ることを求められるスポーツモデルでは、NGです。
なので、リヤのスタビライザーのないロータスエリーゼなどは、あり得ない設計だそうです。
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何故そうしたのかは、私の想像では、ロータスエリーゼは、リヤヘビーの横置きレイアウトなので、限界を下げる事でリバーステアによるスピンを防止するのと、ブリティッシュライトウェイトスポーツは、農道などの田舎道でのアベレージスピードの高くないドライブを想定しているので、コントロール性とトラクションを重視した設計だったと推測します。


しかしまがら、その設計を引き継いで、作られたより強力なエンジンで重くなったロータスエキシージが最新型のSV6になるまで、リヤにスタビライザーの装着が無かったのは、
馬鹿なの?
としか言いようが、ありません。

よく、社外品のチューニングパーツとして、レートを強化した強化スタビライザーと言う物がありますが、スタビライザーを強化し過ぎてしまうと「独立懸架としてのメリットが消失するので、悪い事しか起きない。」そうで、実際は車高を下げ過ぎて、ジャッキダウン現象でロールスピードが速くなり過ぎたクルマのロールを抑えるもので、実質的にノーサスのレーシングカート状態にするもの。
 サスペンションストロークが完全に死ぬ代わりに、ジオメタリーの異相も消えて、荷重レスポンスが上がるので、運動性能が上がったと錯覚します。

これが、クラゴン親方の言う「ショップオリジナルの全損の脚。」と言う奴です。確かに、上手い奴が乗ればタイムが出ますが、ウェットコンディションや縁石カットでコース外に飛んで行きます。

「みんな、知らないでやってるから、ホントに危ない。」

と、オリジナルボックスの國政代表は、言います。

スタビライザーのセットアップのコツは、「ダンパースプリングレートの20%~50%の範囲内で、外した時に初めて効いていたことが確認できるのが理想で、取り付けた時に効きが実感できるのは、強すぎでNG。」だそうです。

スタビライザーを強化するとロールが抑えられて、旋回時のグリップが確保できますが、反面ターンインでのステアリングレスポンスや独立懸架のサスペンションを規制するので、トラクションが落ちます。

なので、ダートラなどでは、即席のウェットセッティングとして、スタビリンクの固定ナットを緩めて効きを緩めたり、外して効かなくしたりします。

WRCを席巻したプジョー206WRCは、電子制御でスタビライザーの効きをオンオフするアクティブアンチロールバーを使っていました。
これは、車体が小さすぎて前後にアクティブデフを装着できなかったので、苦肉の策だったようです。後にレギュレーションで禁止されましたが。
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因みに、F1などのフォーミュラには、スタビライザーの装着が確認できませんが、フォーミュラの場合は、アッパーアームの一対が連結されていたり、ダンパーに接続されるプッシュロットがリンクで連結されていたり、プッシュロットのダンパー接続カムが連動するようになっていて、スタビライザーロットの代用になっています。

スタビライザーのチューニングと言えば、強化品を付けるのがサーキット界隈では、デフォルトになっていますが。

ラリーでは、純正部品流用によるレートダウンの方が主流です。
狭い山道を走るラリーでは、絶対的なグリップよりコントロール性の方が大事です。

サーキット仕様の硬いサスペンションを好む人たちって、食いものが辛くないと満足しない人と同じだと思うのです。

因みに、私は甘党。

糖尿病の診断が出てしまった。(/ω\)・・・・。









Posted at 2019/07/06 10:39:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | パーツ | クルマ
2019年06月30日 イイね!

悲しい時は、美味いものを食うのだ。

悲しい時は、美味いものを食うのだ。

やあ、僕です。

6月も終わりです。今年ももう、半分を消化しました。

上半期の出来事と言えば。

先週。車両トラブルで、御岳にたどり着けなかったことですね。

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(ToT)/~~~

最寄りの道の駅に、JAFのロードサービスで移動。


一晩明かして、朝に連絡がついて、レンタカー借りて、部品と工具を取りに行こうとしましたが、

「そっちで、まってろ。」

という事で、11時に修理完了。

出走には間に合わないので、帰ることにしました。

レンタカー屋を探して夜中に10キロほど歩きました。

その時見つけた、おいしそうな蕎麦屋を見つけて入りました。

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そば粉つながりで、クレープやガレットも作る、フレンチと融合した蕎麦屋、

「La Soba。」超絶に美味かったです。

悲しい時は、美味しいものを食べると元気になります。

また食いに、行こ。(*'▽')

因みに、超美人の店員さんがいました。(*'▽')ムフ♡

Posted at 2019/06/30 22:31:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年06月21日 イイね!

ドタバタぶっつけ本番

ドタバタぶっつけ本番

やあ!ボクです。

いよいよ、ニュルブルクリンク24時間レースが始まりますね。

実は、私も明日はレースです。

御岳スーパークライムvol2に参戦します。

なに、「ヒルクライムは、スピード行事だからレースではありません。」だって。

JAFの分類ならそうだが、広義では、レースでよいだろう。

そんなツッコミを入れるような奴は、タピオカミルクティーを飲んで、うっかり喉にタピオカを詰まらせて、死の恐怖を味わった挙句、吐き出して、彼女や奥さんに、「いやだ、汚いわね。」と言われて凹め。!!                 
なに、彼女も奥さんもいない。

許そう。(●´ω`●)

そんな訳で、事前にクルマをメンテに出したら。

フロントのハブベアリングがいかれていて、お預かりになってしまって。

本日クルマを受け取ることになって、ぶっつけ本番勝負になって、しまった。

目標はささやかに、クラスブービーよりも前。

総合で真ん中よりも前。

楽しく走って、無事帰るぞ。!!



Posted at 2019/06/21 12:27:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | クルマ
2019年06月15日 イイね!

リヤダンパー交換

相模原市のとある住宅地にある。
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サスペンションチューニングショップ「クマハウス。」にてリヤダンパー交換。

KYB、SRスペシャルをラリースペシャルに交換。


と言っても、中古品。


抜けてしまったダンパーを修理したもの。


ダンパーピストンロットシャフトに入った細かい傷からガスとオイルが抜けてしまったものを。

シャフトを研磨、ガスとオイルを補充したもの。

KYBのラリースペシャルは、分解組み立てが可能ですが、そのままでは、ガスとオイルを補充出来ません。なので、アウターケースに穴を開けて、エアバルブを取り付ける事で、再生できます。



外したSRスペシャル
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オイル漏れなどのシャフトシールの不良はありませんでしたが、右側のダンパーがガス抜けで、アウト。

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横力が強く掛った時にシールが歪んで漏れたらしい。

右側は左側より新しいはずなのに、14か月ほどでアウト。

しかも、このダンパーは、溶接の完全非分解なので、再生できません。

KYBのQCは、どうなっている。?

同じKYB製のSTi純正ダンパーの耐久性は驚異的なのに。

その分、海外ブランドの高級品並みに高いですが。

ダンパーを交換して乗ると、車高が5ミリほど上がり、競技車両らしい乗り心地になりました。

センターデフを標準タイプのビスカスカップリングに変更したので、フルロックのDCCDと違い、固めのサスペンションでバランスが取れると思います。






Posted at 2019/06/15 09:15:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | パーツ | クルマ
2019年06月04日 イイね!

フェデラルで行こう。!!

フェデラルで行こう。!! やあ、ボクデス。

台湾のタイヤメーカー、フェデラルから、595RS-proが発売されました。

EUのトレットノイズ規制に対応したタイヤです。

旗色が悪くなると、ルールを変えて締め出すと言う、ヨーロッパらしいやりかたですね。

日本のメーカーも影響を受けて、いわゆる、競技用Sタイヤの販売が出来なくなりました。
それに、対応して作られたのが、ヨコハマのA052です。

ストリートスポーツラジアルを語りながら、競技用タイヤにあたえられるA0ナンバーが付いているのは、その為です。

この595RS-proは、縦溝が2本あり、JAFのジムカーナのPNクラスやラリーのJN3クラスのターマックタイヤ規定にも対応しています。

縦溝が2本あることで、今まで弱点だった、ウェットコンディションにも対応できそうです。

595RS-RRは、騒音がすざましかったそうで、普段使いは厳しかったみたいですが、この595RS-proは、普通に使えそうです。

ただし、サイズラインナップは、16インチは205/45ZR16/83wで使えません。

ですが、自分は15インチマニアなので、205/50ZR15/89wXLを使おうと思います。エキストラロードなのでJTAMA規格の225/45/16サイズと負荷力が同じです。ヨコハマのA052も同様にエキストラロードですが、A052、2本分でお釣りが来ます。

外径の小さいタイヤを使って、ストロークを殺さずに車高を下げて、ファイナルを落として、加速力を上げる。
4輪版のモタードバイクの様に、しようと思う。


フェデラルを使おうと思うのは、価格が安いのもありますが、他に大きな理由があります。

以前、595RS-Rを買った時、どんなメーカーか知りたくて検索したのですが。

ダンロップ、ブリジストンのOEM生産のメーカーとしてスタートし、オリジナルメーカーとして独立したそうです。

他のアジアンタイヤメーカーと違い、日本法人のフェデラルジャパンと言う販売会社があります。

この日本法人は、ヤマハの100%出資のヤマハの子会社です。

そのため、当初は浜松市内に事務所を構えていました。

それが、現在は宮城県の仙台市にあります。

そう、震災後に移転したのです。

法人税を被災地に落として、復興支援としているのです。

これが、親日国の台湾の本社の意向かヤマハ本社の意向かは、わかりませんが、フェデラルのタイヤを買えば、東北の復興に一役買えるのです。

同じアジアンタイヤを使うなら、フェデラルにしましょう。

間違っても、ハンコックやクムホなんて、許しません。
(このタイヤ付けてる奴には負けたくない。負けちゃうけど・・。orz)




Posted at 2019/06/04 22:49:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイヤ | クルマ

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「御岳高原ヒルクライムに行って来ました。 http://cvw.jp/b/1674606/46377633/
何シテル?   09/09 23:30
ちーむ1人です。よろしくお願いします。 27で遅く免許を取得。28でAZ-1を購入。 ジムカーナーデビュー。29でGC8Aを購入。ラリーデビューとダートラデビ...
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