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ちーむ1人のブログ一覧

2014年07月27日 イイね!

怪談、  山歩き。

怪談、  山歩き。
 とある東京近郊の山道。

一組の男女が歩いていた。山歩きは男の趣味である。

女はこの男にずっと片思いで、男が付き合っていた相手と別れたのを知って猛アプローチ掛けたのだ。なので、この誘いを受けた時は、天にも昇る気持ちだった。

しかしながら、なかなか会話が続かなかった。

 このままでは、不味いと思い、話題を振ろうとお互い同時に。

「あの。」「あのさ。」と、言葉を発した。

「あっ、先にどうぞ。」

「いいよ、君からどうぞ。」

「山歩きって、いいですね。」「都会に住んでると、隣に住んでる人どうしでも挨拶しないことが多いのに、ここでは、見ず知らずの人どうしが挨拶してる。」「ちょっと、不思議。」

 男は、偶然振ろうとした話題とかぶっていたので、(この子とは、意外に気が合うかも知れない。)
と思いながら、悪戯っぽく微笑みながら、こう言った。

「山でなぜ、知らない人どうしが挨拶するか、知ってる。?。」

「えっ、なんか理由があるのですか。?」

「その人が、生きている人かどうか確認するためさ。」

「え~、わたしそう言う話、苦手です。」

女はいやいやと言う仕草しながら、笑っていた。

しばらく、進むと女は「あっ。」と声を上げた。

前方から、1人の少女が歩いてきた。白いワンピースに麦藁帽子、足には運動靴代わりに履ける流行りのサンダル。山歩きをするような格好には見えないが、多分地元の子だろう。


「かわいい。」とつぶやきながら、さらに近づいてきた少女に微笑みながら、「こんにちは。」と声を掛けた。

 しかし、少女はまるで無反応だった。

少女は全身ずぶ濡れだった。薄手のワンピースは所々、肌が透けるほど濡れていた。

山の天気が変わり易いと言っても、朝から快晴で雨の降った気配は無い。

若干の恐怖にも似た感情を抱いたまま、少女とすれ違い、しばらくしてから、振り返ると、少女もこちらを見ていた。

「あの子、何。?」「気味が悪い。」と言って、男の腕にしがみついた。

「地元の子供だろ、人見知りなのさ。」と言い終わった後に、男は、「うわっ。」と声を上げた。

「前を見るな、足元の先だけ見て歩け。」と小声で言った。

「なんなんです。?」と言って、思わず顔を上げると。

さっきすれ違ったはずの少女が目の前にいた。

「見るな。」「目をあわすな。」と男が言う。

明らかに、異世界の者に遭遇してしまったのだ。

このままやり過ごすしかないと、男は考えた。

このまま、山頂を迂回しながら、他のルートから下山しようと考えた。

ちょうど、少女とすれ違う場所は道幅が狭くなっていた。

このまま行けば、肩が触れる形ですれ違う。

(どのみち、生きてる人かどうかこれで、判断できる。)と男は思った。

女は怯えて、男の腕にしがみついて、目をつぶっていた。

すれ違う瞬間、少女の肩が男の肩をすり抜けていった。

その時、男と女は同時に頭の中に直接、声が聞こえた。

「気の毒に。・・・」「可哀想。」

女は何かを思い出した様な顔をしてから、泣き出した。

「私達、駄目なんだ。」

いつのまにか、ふたりの周りを深い霧が包み、視界を奪っていった。

男は、「大丈夫だ、ボクも一緒だ。」と言って女の肩を強く抱いた。























「蓮ちゃ~ん。」「待っててば。」

呼び止められて、双子の姉妹の姉は早歩きを止めて振り返った。

「凛のこと、怒ってるのかな。?」

「別に、絶対大丈夫だからって言った、あんたのせいだとは思ってないから。」

「あっ、やっぱり凛のせいだと思ってる。」

「別にあんたのせいにしてないわよ。」「男子に裸見られたのがショックなの。」

「慌てて、服着たからパンツまでビショビショ、最悪!!。」

「蓮ちゃんだって、「気持ちいい~。」って喜んでたじゃん。」

「そうだけど。・・」「外ですっぱだかの所なんか見られたら、変な噂がたつわ、わたしもう、学校行けない。」と言って、涙目になる双子の姉。

「大丈夫だって、あいつらスマフォもケータイも持ってないから、写メ撮られて回される心配ないよ。」

「あたりまえでしょ、私は噂が広がるだけでも嫌なの。」

「じゃあ、こうしよう。」「はだか見られたのは凛の方と言うことで、わたしそんな噂、平気だし。」

「あんたも、ふたり一緒に見られたでしょ。!!」「あ~なんでこんな奴が妹なの、しかも双子って、最悪。」再び、涙目になる。

「大丈夫だって、「このことは、だまっとく。」ってさ、見た方も気まずいんだってさ。」

「本当。?」「でもあいつら、なんてあそこに居たの。?」

「イモリ捕りだって。」

「イモリ。?」

「2組のヤマナカ君のパパが大学の偉い先生なのは、知ってるでしょ。研究室で必要なんだって、あいつら、それで小遣い稼ぎに来てた訳。」

「すぐ、来ないと思ったら、そんな話してたの、呆れた。」

「ところでさ、さっきの二人組、蓮ちゃんも見えた。?」「一週間前、新聞に出てた二人だよね。」

「あんた、まさか話しかけたりしてないでしょうね。」「駄目よ、私らは亡くなった人に、して上げられることなんか無いのだから。」

「見えることも人に話しちゃ駄目でしょ。」「ママの口癖。」

「でも、あの二人、ずっとあそこで彷徨うのかな、可哀想だと思わない。?」

 双子の姉は先ほどの山道を指差した。

 ひとすじの光が空に伸びていた。

「あんた、何かした。?」

 「神様にお願いしてみた。あの二人天国に行けたかな。」
 
 「知らない、帰るわよ。」

 「蓮ちゃん、アイス買いに行こう。」

 「お金無いわよ。」と言うと。

 双子の妹はポケットから100円玉を2枚出した。

 「ガリガリ君とホームランバーなら買えるよ。」

 「どうしたの、それ。」

 「イモリをね、2匹捕ったら、くれた。」「ほんとはもっと高く売れるみたい。」

 「呆れた。」「わたしは、ガリガリ君のソーダね。」

 ふたりは、再び歩き出した。


終。

 

 
































Posted at 2014/07/27 22:11:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | ショートストーリー | その他
2014年07月15日 イイね!

ぶらり、富士急行線の旅

やあ、ぼくです。

今日は仕事が休みだったので、山梨方面に遊びに行きました。

目当ては、こいつ。



相模湖駅までクルマで行き、JR中央線で大月駅へ。
大月駅は、世界遺産登録による富士急行株価ストップ高効果により、綺麗に改装されてました。


エアコン完備の待合室。


富士山特急の到着まで、40分前後あったので、各停で都留文科大学前まで行くことにしました。


都留文科大学前で降りて、近くのスーパーでピザトースト(98円!!。)を買って、
待つこと10分。

来ました。

3年ぶりに乗る、RSEロマンスカー。

しかし、ここは富士急行線。超の付くゆっくり運転。小田急時代の半分ぐらいの速度。

JR身延線の特急「富士川」も遅かったけど、東海道線上と鰍沢~甲府では、本気出してたもんだ。

おそらく、日本で一番のノンビリ特急。

河口湖駅に着くと、JR205系改造の6000形が大増殖してたのにびっくり。

大量に退役してるから、材料には事欠かないな。



ステンレス車両なので、綺麗にレストアされると、まさに新車。



部品取り車も発見。

帰りは、せせらぎに誘われて、十日市場駅で下車。

二駅先の谷村駅まで、歩きました。



こんな感じの澄んだ水の用水路がそこいら中に、我々日本人にはどうと言うことの無い風景かもしれませんが、訪れる外国人にとっては、これこそが驚きかもしれません。
 この前の、ブログ「ガソリンの話。」にも書きましたが、これこそが日本の豊かさの源泉だと思います。

途中、美味しそうな定食屋さんなど見つけたのですが、先ほどのピザトーストで腹いっぱい。

しかたなく、かき氷と買って、谷村駅で電車待ち。




そのまま、大月駅からJR中央特快で帰りました。

今日の失敗は、平日の特急運転は、上り下りで、5本ずつ新型?の元ロマンスカーの8000形は2本だけでした。もう一度乗るには、5時まで河口湖で待たないと駄目でした。

あしたも、仕事だし、仕方ないな。







Posted at 2014/07/15 23:20:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年07月12日 イイね!

ついに馬脚を現したEV

ついに馬脚を現したEV北米日産がEVのリーフの交換代金を発表。

5549ドルだっさ、日本円で55万円。

大飯食らいのオイラのGC8の2年分のガソリン代ですな。

中古電池の下取り代が1000ドルなので、実際の電池価格は6549ドルだってさ。

ちなみに、この発表は日米初だそうです。

ちょっとまて、!!!そんな大事なことふせてたのか、!!!??信じられん。

売るほうも、買うほうも、頭おかしいんじゃないのか。!!??

ちなみに、週刊プレイボーイの記事によると、タクシーで頻繁に急速充填を繰り返すと8万キロで航続距離が半分になるそうです。

日産は8年16万キロの保証を付けているが、おそらくそこまで持たないだろう。

控訴社会の米国では間違いなく、訴訟になる。

対して、トヨタのプリウスはリチウム電池より遥かに安いニッケル水素電池なので、13万円ぐらいだそうです。タクシーでは、廃車するまで交換なしだそうです。放電と充電の管理を優れたソフトウェアでやるので、10万キロ以上いけるそうです。

経済性でプリウスがリーフに圧勝でしょう。

日産の唯一のリーフの活用法は、この先、多分自動車史に残るだろう赤っ恥を理由にゴーンを追い出すことだ。
Posted at 2014/07/12 21:48:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | EV | 日記
2014年07月10日 イイね!

やったー!!!。

やったー!!!。 富士急行の一度はポシャッたというロマンスカー導入が実現。

当初の話では、6両編成でJR線からの直通運転が狙いだったが、JRの車庫の賃貸料が合わずに断念したらしいのだが、富士山の世界遺産登録のより、株価がストップ高で実現したみたい。

直通運転がなくなったので、165系ジョイフルトレインベースの2000系の1編成引退の代替になる。そのため、3両編成にスケールダウンした。

 小田急の相模大野車庫には、もう1編成のRSEが保管されているから、これもいずれ富士急行に回されるだろう。

7月12日から、運行だってさ、くぅ~乗りたい。

でもな、あのふざけたデザインどうにかならんか、どうせなら鉄娘の谷村みすずの痛電車にしてほしかった。

それから、成田EXも乗り入れになるそうな、沿線は撮り鉄が集まりそうだ。
Posted at 2014/07/11 00:07:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2014年07月07日 イイね!

地球温暖化詐欺3

youtubeを見てたら、こんなの見つけた。

丸山先生が地上波に登場していたとは。!!



気象予報士の森田正光は完全に論理が破綻している。

海水温云々、火山活動云々なんて話をだしたら、CO2を影響なと無いと言っているのと同じ。

気温は上がっていると言い張っているが、気象庁の気温データは都市部の市役所などの敷地内の

百葉箱の温度計によるものだ。

温室効果による温暖化であれば、風呂場の天井付近のように、対流層上層の温度が上昇するはずだが、半世紀におよぶ観測気球の観測では、一切の変化が認められないそうだ。

つまり、地表の温度が変化しているだけなのだ。この事実からしても、丸山先生は正しいと思う。

温暖化の正体は都市化によるヒートアイランド現象だ。

森田って、気象予報士は無知だ。競馬の予想屋レベルだから信じちゃ駄目だ。

最後に石原伸晃が本音を漏らしている、環境省が守ろうとしているのは、地球環境ではなく、環境利権である。

環境税と称して、化石燃料(化石と言う概念も最新科学では否定されている。)には税金が掛けられるようになった。

13年経過した車には、税金が追加されている。

これは、国家が国民に対してしている悪質な詐欺である。

集団的自衛権云々の他国から見たら、アンビリーバブルな議論をするより、この事実に怒るべきである。

ちなみに、テレ朝は2年前に「気候変動スペシャル。」というドキュメンタリー番組で、一切 CO2
に言及しなかったのである。これは、見たときに驚いたけど、今回のこれも、びっくりでした。

今回は、たけしさんの意見がかなり反映している気がします。

マスゴミもエセエコプロパガンダは不味いと気づき始めたみたいだ。

co2の問題を無いことにすると、HVやEVのほうが圧倒的に環境に悪いのである。

「でも、石油資源は限りがあるから・・・。」なんて言う人もいる思いますが、人類が地球で生きてる内は、無くならないからご安心を。


Posted at 2014/07/08 00:48:55 | コメント(4) | トラックバック(0) | 環境 | 日記

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