ショップに持っていく間に傷付くのも嫌なので、納車前にディーラー経由で施工してもらったPPF。
今回は定番のフロントフルとドアエッジ、
さらにロッカーパネルも施工してもらいました。
ボクスターはロッカーパネルにPPFを施工しなかったため、フロントタイヤが巻き上げる石で傷だらけになっちゃいました。
GT4はよりグリップの高いタイヤ、そしてサイドブレードが付いているので、飛び石が被弾する確率がひじょーに高いです。
実際に、慣らし中でもPPFに飛び石キズがしっかり付いていました。
ロッカーパネルへの施工は、フロントバンパー並みに必須は場所ですね。
閑話休題。
ボディカバーを作っていただくため、納車直後にカーマインで採寸していただきました。
裏地が今までの起毛素材(右側)から肌着のような薄手の素材(左側)に変更されており、ボディへのあたりが気になっていました。
やはりというか、縫い糸が生地に沈み込まないので、縫い目がボディにあたって跡が付く始末…。
しかし、カバーを掛けない訳にもいかず、このままでは塗装面にダメージを与えるので「クソカバーのせいでPPFを追加だ!!」とディーラーに突撃。
実際は「お願いしま〜〜〜す」と超低姿勢だったのはナイショです(笑)
そして、追加した場所はルーフとリアフェンダー、リアウイングにリアバンパー。
前々から、ルーフについてはカバーを掛ける際に前後に引っ張って擦れるため、いつかは追加したいなと思っていたので、このタイミングでやってしまいました。
残るはトランクリッドとドア、サイドミラーのみと、ほぼフル施工になっちゃいました(笑)
ボディカバーのためのPPFってなんだか本末転倒ですが、ソリッドカラーで目立つ洗車傷なども気にせずにオリジナル塗装を綺麗な状態で維持できるのは、精神衛生上のメリットが大きく上回ります。
それに加えて、最近は自分でコーティングするのが億劫になったというのもあるかも。
そんなPPFのメンテナンスといえば、施工すると貰えるシーラント。
しかし、このシーラントは完全な撥水にはならず、洗車すると水滴が拭き取りにくいという難点があります。
また、PPF単独でも艶感はあるのですが塗装とは異なる艶質かつ、塗装よりも汚れは付着しやすいと感じていました。
そこでPPF専用コーティング剤がないか探していると、XPELからリリースされていたので問い合わたところ、業販専用と断られてしまいました…。
諦めかけていたところ、最近巷で話題の神風コレクションさんからPPF用のコーティング剤を販売していたことを思い出し、すかさず連絡してみました。
やはり業販専用とのことでしたが、今回はありがたいことに、提供していただける運びとなりました(最近、再販し始めたようです)。
その際に、PPFにおけるコーティングの疑問を丁寧に教えていただき、一般ユーザーにも親身になる姿勢には感服しました。
PPFをコーティングする前に、WATER SPOT REMOVERで表面上の無機物汚れやスケールを除去した方がよいとのこと。
これ、いいです!
スケール除去剤は色々とありますが、施工のしやすさと除去力のバランスが素晴らしい。
また、マイクロファイバークロスで乾くまで拭き取るだけで、塗装表面のダメージも問題ないというのも使い勝手が良いです。
とは言っても、PPFの貼っていない所はさすがに水で中和しましたが(^^;)
そして、FILM SURFACE COATでPPFをコーティング。
塗布後、5分程度放置したあとにドライクロスでの拭き上げ。
施工性はすこぶる良好で、拭き取りは軽く、拭きムラも皆無です♪
仕上がりは、塗装に近いグロッシーな艶感。
艶かしいリアフェンダー周りがたまりませんな〜。
PPF独特のラバー感ある手触りは、塗装面のようなツルッとした手触りに。
水をかけてみると接触角度が高く、水玉を残すのが苦労するほどの気持ちいい撥水です。
艶質の向上だけでなく、洗車後の拭き上げの楽さといい、PPFの美観を維持するためにシーラントの代わりにFILM SURFACE COATを選択しない理由がないほど素晴らしいコーティング剤だと思います(メーカーの回し者ではないですw)。
もう、デメリットの多いシーラントを使うことはありません!
そうそう、真夏にホイールを脱着してコーティングをしました。
ブレーキダストの洗浄には、KMKZ IRON CLEANER。
色々なホイールクリーナーがある中、これはコーティングを剥がしてしまう酸が含まれてなく、軽度のウォータースポットを除去できる優れもの。
ブレーキダストやらウォータースポットまみれのキャリパー。
おぉー、綺麗さっぱり!!
ホイールの裏側も落ちるおちる。
さらにタイヤハウスも結構反応しました。
なんとなく酸が入っていないと、ブレーキダストの除去能力が弱いと思っていましたが、これはそんなことありません。
美しさは足元から。
汚れを除去したダンパーなどの細部も、しっかりとSTANCE RIM COATでコーティングです。
マットホイールもこれだけ撥水すればよき。
この暑さで集中力も途切れ、ワイパーを立ててたままボンネットを開けてしまい…
PPFのおかげで塗装はセーフ(笑)
こんな場面でもオススメなPPFです!!
もう一気に仕上げようとしてはいけませんね。
寄る年波に勝てない今日この頃でした(^^;)