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ボクスターも今月の21日で早くも丸２年を迎えます。
なんだかあっという間だなぁー。

24ヶ月点検でPCに預けている間は、代車としてパナメーラをお借りしました。


渋ハデなチェスターブラウンメタリックのボディカラーは、品があるチョコレート色で、光の加減や見る角度によって様々な表情を見せ、国産にはない欧州車ならではのカラーですね。

3.6ℓV6NAユニットは、意外にも動き出しは苦を感じさせず、中間加速も必要十分でした。

大排気量のエンジンにもかかわらず、吹き上がりは気持ち良かったです。
エンジンの軽い音は気持ち良いのですが、窓を開けても排気音があまり聞こえないのが寂しかったですね。
クルマの性格柄、仕方ないのかもしれないけど。

このパナメーラのステアリングは、パドル無しの標準ステアリング。

正直、標準ステアリングは嫌いでした。
過去形なのは、食わず嫌いだったってこと（笑）

２ペダルのシフト操作は今時パドルが当たり前なのに、なんでこのスイッチ式のタイプがいまだに使われているんだ？と思っていました。
しかし実際使ってみると、「親指の付け根で押してシフトアップ、パドルのように引いてシフトダウン」の左右スイッチ式が慣れると案外使い心地が良いんです！
PDKも他のモデルと異なって、２速発進になっており、ツインクラッチの中でもコンフォート寄りのセッティングになっていますね。
アイドリングストップは微低速になるとエンジンオフになるのもパナメーラ特有のもので、ボクスターや911などのように完全停車にならないとストップするものとは異なっています。

乗り心地は、PASMがコンフォートの時は固い中にもしっとり感があるため乗り心地は良く、スポーツプラスになると路面のざらつきが分かるほど明確に変化します。

逆に、中間のスポーツは中途半端であんまり使わないかも。
でも、ボクスター、ケイマンのPASMよりはっきり変化が分かるのは楽しいと思います。

パナメーラは2ｍ近い車幅なのに、運転している時大きさを感じさせず、小回りが利くのは美点ですね。
Lクラスの中でも、ドライバーズカーの最良の一台と言っても間違いないです。
うちの駐車場に入れたら、パツパツなので買うことはないですけど（笑）



さて、24ヶ月点検の内容は、先日ブレーキ周りをリフレッシュしたので、今回は基本点検に加えPDKのリフレッシュをお願いしました。
PDKのリフレッシュ内容は、クラッチオイル交換とソフトウェアのバージョンアップです。

走行距離が20,000ｋｍを超え、サーキットを走行しているので、どのくらいPDKのクラッチオイルが汚れていたかというと…

右が新しいオイルで左が古いオイルです。
粘度はそれほど変化がありませんでしたが、これだけ汚れていると定期的に交換は必須ですね。
PDKはクラッチとギヤのオイルは別々に交換しなければいけないので、次回はギヤ側のオイルを交換しようと思います？

次に、PDKのバージョンアップですが、エラー続きでなかなかアップデートができず、PJとやり取りをしながら半日がかりでようやくアップデートすることができました。

クラッチオイル交換のおかげなのか、ソフトウェアのアップデートのおかげなのか分からないですが、シフトのつながりは良くなった気がします（笑）


待っている間に展示されていた今年のカップカー。




ベタベタな車高に、でっかいリヤ羽！！やっぱりカッコいいわー。
おまけに、カーボン製のドアはメチャ軽でした。



最初はMRの動かし方に慣れず、ギクシャクしていましたが、今ではすっかりポルシェ＋ボクスター＋MRの魅力にどっぷりハマってしまいました。
これからも長く大切に乗っていきたいと思います♪

誰もいない、初の金辰でした（笑）