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昨年末から気になっていたのが、時折アイドリングが不安定になること。
特に酷かった時が2度ほどあり、1度は信号で停止した瞬間に、通常のアイドリング時に比べて急激にエンジン回転数が下がり、エンストしかけたこと。
もう1度は、これまた信号で停止しようとした時に、今度はアイドリング時の回転数が高くなったり元に戻ったり…。

そこで、ディーラーで確認していただいたところ、スロットルボディにカーボンが堆積しているのが原因ではないかとのことでした。
自分でもやれないことはないものの、下手したらエンジンを痛める可能性があるので、ディーラーに清掃作業をお願いしました。


左上の写真は分かりにくいですが、スロットルボディ清掃前で、バタフライバルブの隙間奥が堆積したカーボン。
ウエスもかなり真っ黒。
右下は清掃後のスロットルボディで、カーボンが除去されて、スッキリ！！

ECUのダイアログは、左側が洗浄前で、右側が洗浄後の値。


カーボンの堆積度合いは、ISC流量の値を見るようで分かるようで「エンジンの排気量×0.9」した際に、排気量の2倍以上の値が出ると、カーボンの堆積量が多いと判断するそうです。
ダイアログを見ると(赤丸)、洗浄前は基準の3倍近い数値が出ていたので、かなりカーボンが蓄積していたことが分かります。
ISC開度も同様に、カーボンが堆積すればバタフライバルブを通過する空気量が少なくなるため、ECUがバタフライバルブの開度を大きくし、必要な空気量が確保しようとします。
そのため、洗浄前は洗浄後と比べて3.0゜もバタフライバルブが開いていました。

んー、数字で見ると面白い！！

その他にも、アイドリング時のエンジン回転数が低くなり、エンジン負荷値も下がるなど、カーボンが堆積することでこんにも影響が出るんですねー。

いざ走らせてみると、低回転のピックアップが良くなり、エンジンの回転が全域で滑らかに！！
不甲斐な振動軽減やアイドリングの安定など、フィーリング面での費用対効果は高いメンテナンスになりました。

期待していた燃費は、アクセルをパーシャルにした時の燃費が伸びるようになった反面、アクセルのツキが良くなったのでどっこいという感じ。
でも、市街地のみでも流れがよいとこのくらいまで燃費が伸びます。
車重1.6トン、2.5リットルのV6エンジンにしては上出来かと(^^)


そんなこんなで、エンジンの調子がよくなったと思ったら、次はこんなところが壊れたり…。


12年目を迎えて、色々とガタがきはじめました。
さて、どうしよう(^^;)