先日、7月4日、長きに渡り三菱自動車のラリー活動、マシン開発に携われWRCにおいては「マールボロ三菱ラリーアートチーム」の総監督を務められた木全巖氏が永眠されました。
自らもドライバーのおひとりで、三菱のラリー活動開始当初から三菱ラリーチームに携われ、1999年〜2002年は株式会社ラリーアートのゼネラルマネージャーとしてWRCに出場するマールボロ三菱ラリーアートの総監督を務められました。
ラリーアートを退社後は、JAFのマニュファクチャラーズ専門部会およびラリー専門部の部会長を歴任され、FIAのラリー委員会ならびにクロスカントリーラリー委員会にアジア地区自動車メーカー代表として出席されるなど、日本や世界のモータースポーツの興隆に大きく貢献されました。
学生時代に木全氏の公演を何度かお聴きする機会があり、直接お話させていただいた時にもニコニコと笑顔で話して頂いたのがとても印象的でした。
三菱のラリー活動に大きく貢献されたアンドリュー・コーワン氏についで木全氏の悲報はとても残念でなりません。
学生時代に木全氏にトミ・マキネン(当時スバルへ移籍直後)の大ファンだと伝えると「今度モンテ(モンテカルロ・ラリー)に行った時にサイン貰ってきてあげるよ」と言われ、本当に頂いたこと今でも忘れません。今では一生の宝物です!
心よりご冥福をお祈りいたします。
Posted at 2013/07/25 09:34:21 | |
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