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大門 圭介のブログ一覧

2016年10月27日 イイね!

ワゴンRエンジンチェック警告灯点灯点検。

ワゴンRエンジンチェック警告灯点灯点検。皆様こんにちは。

今日はワゴンRのエンジンチェック警告灯点灯の故障診断依頼がお得意様の修理工場から入りました。

10分位走ると警告灯が点灯するので見てくださいとのご依頼です。
MC21SのワゴンR、8万㌔走行のお車です。
ワゴンRのエンジンチェック警告灯点灯は結構な頻度で点検しています。

試運転してみると10分程でエンジン警告灯が点灯するもエンストやドライバビリティ不良はほとんど感じません。
早速診断テスターにて点検します。エンジンを止めずにテスターを準備して(エンジンを止めてしまうとエラー履歴も消えてしまう)、故障コードを読み出すと…。
はい、定番ですね。カム角センサーNo.2のエラーが出ています。
この車両は、カム角センサーがNo.1とNo.2があります。
カム角センサーNo.1はクランクシャフトから直接駆動されているカムスプロケットを検出していますので、実質的にはクランク角センサーの役割をしています。
そしてNo.2はVVT(可変バルブタイミング)で位相変化を検出しています。
そしてこのNo.2のカム角センサーが不良になるとエンジンチェック警告灯を点灯させ、VVT作動を停止させて通常走行を可能にするフェイルセーフが働きます。
このためにドライバビリティはほとんど悪化しなかったのですね。
さて、カム角センサーが不良なのか、ハーネスやセンサーカプラーが不良なのかをチェックします。

でも、その前に…。
なんだかこのエンジン、ガラガラ音がやけに大きい…。
エンジンオイルをチェックしてみると、なんと‼。
レベルゲージについてこない…。「オイオイ…(-_-;)」。
エンジンオイルが少なければタイミングチェーンテンショナーやVVTソレノイドにもきちんとした油圧がかからないので、これらの故障コードが出ます。
まずは修理工場様に、エンジンオイルを交換するか、足して規定量までにするかを問い合わせると、「とりあえず補充で」とのことでした。補充すること2.2㍑、ほとんど空っぽだったようです。もしかすると、エンジンはダメかな?とも思いましたが,補充後はエンジンも静かになりまして良好でした。
さあ、改めて点検です。
2チャンネルオシロでカム角センサーNo.1とNo.2を同時にモニターします。
プローブをセットして…。
エンジン始動。
時々回転を上げたりしながら様子を見ると…。
その時は突然来ました。
信号歯抜けや波形が乱れるのかなと思っていましたが、なんと、まさかの作動停止。
ピタッと出力が止まりました。
ほぼ同時にエンジンチェック警告灯が点灯しました。
そして、故障コードカム角センサーNo.2が出力されました。
今回はセンサー交換の了承が頂けませんでしたので、このままご依頼元の修理工場様へお帰りになりました。
Posted at 2016/10/28 09:41:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | お仕事 | 日記
2016年10月27日 イイね!

誤診断??O2センサー交換しても直らない…

誤診断??O2センサー交換しても直らない…皆様こんにちは。

今日はRJ1スバルR1の修理のお話です。

先日、お取引先の修理工場まで出張での仕事に行きました。
依頼されていたお車の点検が終わり、ご挨拶をして帰ろうとした時にそちらの社長様から、「エンジンチェックランプが点いてるので、ついでにちょっとテスターつないで見てくれるぅ??」と言われました。
「ウチのショボい診断機では、O2センサーヒーター回路異常って出るんだけど、その診断機でも同じかねぇ?」と。
早速診断テスターをつなぎ、故障コードを読み出します。
やはり、同じくO2センサーB1S1のヒーター回路断線とでました。
私は、「O2センサーのヒーター回路断線と出ますので、とりあえず単体テストしてからの最終判断した方が良いですよ 」と伝えると、「ダメなのは2つあるうちのどっちかな?」と聞かれました。
そちらの修理工場様でのテスターではそこまでの診断が出来ない様でしたので、
「触媒上流側、ボンネットを開けて見える方で、エキマニについている方が故障と出ています」とお伝えしました。
もう片方のO2センサーはリフトアップして下側から見ないと見えません。
「ありがとう‼とりあえずこの車は中古車屋からの依頼なので見積を先方に送ってみる。」との回答でした。

そして、本日お電話があり、「言われた所のセンサー交換したけどエンジンチェックランプ(警告灯)が消えないんだけど‼」とお電話があり、最優先で駆けつけました。
早速診断テスターで通信を確認しながら状況をお伺いします。

O2センサーは上流側、下流側ともに交換した。
中古品ではなく新品を使用した。
締め付けトルクは計測していないがガチガチには締めてない
診断テスターはスバルのプログラムでテストした。
OBDでは試していないとのこと。
O2センサー単体テストはしていないこと(してないんだ…)。

でした。
すると、やはりO2センサーヒーター回路断線のコードが出ています。
あっ、しかし…。今回は
O2センサーヒーター回路断線B1S1
O2センサーヒーター回路断線B1S2
と2つのコードが出ています。
両方とも新品に交換したのにオカシイ…。
以前RC1のスバルR2でO2センサー回路を点検した時のO2センサーヒーター回路を思い出しながら、もう一度問診です。
センサー交換をした時、
バッテリーマイナス端子は外したか。
センサー交換する際はSSTを使用したか
センサーがカジりついていたり破壊しての取外しはなかったか
センサー配線をニッパー等で切ったりしなかったか
を確認すると、取り外したセンサーをみせてくれました。
ねじ山カジや破壊、配線切断など無くO2センサー用ソケットを使用しておられました。

ここから先は診断テスターだけではなく、サーキットテスターを使用して点検をしなければならないのでお預かりして詳しく調べる事になりました。
もちろん取り外したセンサーも一緒にお預かりです。
まずは取り外したセンサーのチェックです。
不良出ていた上流側のセンサーをチェックするとヒーター回路抵抗値が∞Ω、つまり完全に断線しています。
下流側のセンサーをチェックすると、23Ω。断線はしていませんし、ヒーターの抵抗値としてはまず妥当であると判断しました。
そして、車両側のチェックです。
上流側センサーのカプラーはカムカバーの真上で丸見え、とても点検しやすいです。まずはテストケーブルを使いヒーター回路の点検です。
ヒーター抵抗値が約3Ω。これ、明らかに少ない…。
車両側カプラーでO2センサーの電源を調べると、電源が来ていません。グローブBOX奥のヒューズをチェックするとエンジンヒューズが切れていました。
このヒューズはO2センサーのヒーターに直接電源を供給し、エンジンECUでアースにコントロールされています。
ヒューズを交換後、O2センサーヒーター回路に電流計を接続して計測してみます。直接ECUに接続して大電流が流れてしまうとECUを破壊してしまう可能性があるからです。
センサーの電源側を結線すると3.5Aの電流が…。明らかに流れ過ぎです。うう~ん、やはり新品のセンサーがダメとしか考えられない。
ん??
あれ??
このセンサーのヒーター回路って…確か…。
と思っているうちに電流値が下がっていき、0.7Aほどに。この位だと適正値だな。でも、オカシイです。
エンジンECU側(アースコントロール側)の接続をしていないのに電流が流れています。
これって…。先程切れていたヒューズはIG電源ではなくバックアップ電源。と言う事は、このままだとキースイッチ位置に関係なく電流は流れ続け、バッテリーが上がりますし、ヒーターがアッと言う間に寿命がきちゃいます。
ヒーター回路のアースコントロール側端子を一瞬アースに接続してみると、15Aの電流計が振り切れ、同時に先程のヒューズがまたもや溶断しました。
これでヒューズが飛んでしまった原因、診断結果の理由が繋がりました。

①上流側O2センサーのヒーター回路断線(最初の故障)

②エンジンチェック警告灯点灯➡故障診断・B1S1ヒーター不良

③O2センサー上流側、下流側共に交換

④バッテリーを接続し、診断テスターで故障コード消去できない。再度故障コード読み取り上流、下流ともに故障コード検出。
⑤キースイッチをONにした瞬間、エンジンECUがO2センサーヒーターを作動、この瞬間にエンジンヒューズが溶断、上流、下流のO2センサー共に電源が供給され無いため両方のO2センサーの故障コードが出力。
⑥交換したセンサーによる故障被害拡大。

となっていたと思われます。
不可解な流れが掴めました。上流側O2センサー単体でののヒーター回路を点検します。
ヒーター抵抗値約3Ω。
ヒーター電源側端子↔センサーボディ間約3Ω
ヒーターECU側端子↔センサーボディ間約0Ω
そして、センサー配線を揺すると…
ヒーター抵抗値約0Ω
ヒーター電源端子↔センサーボディ間約0Ω
ヒーターECU端子↔センサーボディ間約0Ω
ん。バッチリショート。
面白そうなので、O2センサー側の端子も含めて点検。
ヒーター電源端子↔センサーアース端子間約0Ω。
ヒーター電源端子↔センサー出力側端子間計測不能。
ヒーターECU端子↔センサーアース端子間約0Ω。
ヒーターECU端子↔センサー出力側端子間約740Ω。
もはやこのセンサー、意味不明です。
新品なのに…。しかし、新品不良を申告するのは大変責任が重いです。事実をしっかりお伝えして、上記の理由から新品の部品が不良と判断しましたとご説明をしました。
すると…修理工場の社長様が「ウチも依頼元の中古車屋さんから部品が送られてきたんです。社外部品ですよ、それ。」
………(-_-;)。
「あっ、ああ、そうなんですね」。社外部品=粗悪部品と決めつけるのは短絡的すぎますが、今まで社外部品で素晴らしい物って経験無かったりします。そして、社外部品メーカーの名前を聞いて…「ああ、それなら新品不良の可能性が高そうですね」と言ってしまいました。
もちろん、社外部品の全てを否定するわけではありません。社外部品と言ってもOEMも有ればバルク品もあります。そして、コピー品も有れば再生品、リビルド部品って時もあります。しかし、今回のメーカーはダイレクト点火コイルでも痛い目にあっていますし、カム角センサーや汎用リレー等でも苦労させられた経験がありましたので…。
今回のO2センサーは純正価格29500円、恐らく社外は
半分以下だと思います。
んん~。
マジで制御に関わる大切な部品は純正をオススメします。
今回のトラブルはエンジンECUに障害が出るような回路故障ではありませんでしたが、最悪の場合エンジンECUの破壊等重大な故障を誘発しかねない事もあります。
社外部品を選択する時は、価格の安さという恩恵が受けられますが、あくまでも社外部品と言うリスクも同時に入手しているのです。社外部品には保障がついているものが多くなりましたが、果たして社外部品の不具合や不良の影響で他の部品が壊れてしまったものまで保障してくれるのか、そしてそれに伴う点検費用、作業工賃まで見てくれるのか…。あ、そんな事を求めては行けませんね…。
念のため下流側O2センサー求めては点検しました。
とりあえずは大丈夫そうですが、ヒーターの抵抗値が約55Ω。センサーの温度などによっても多少は上下すると思いますが、基準値からは大ハズレです。
こちらも合わせてご報告、修理工場の社長様は、「社外はやめた方が良いって報告しておきます下流側も責任が持てないです」と伝えますとのことでした。
今回も社外の新品部品でハメられましたね…。
Posted at 2016/10/27 10:20:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | スバル R1 | 日記
2016年10月25日 イイね!

ポルテ ナビ・バックカメラ取付け。

ポルテ ナビ・バックカメラ取付け。皆様こんにちは。

今日はトヨタポルテに社外ナビ取り付けと純正バックカメラの取付けのご依頼です。
まずは純正装着のナビを取り外します。
もしかしたら、別の車に取り付けするかもとのことでしたので、配線関係も再利用出来るように取り外しました。
フロントガラスのアンテナフィルムはさすがに剥がしてしまうと再利用は出来ないのでご了承頂きました。

さて。純正ナビと配線回りの取り外しが完了し、新しいナビの地デジアンテナフィルム4チャンネル分を張り付け、ケーブルをインパネ中央まで引きます。余長処理はナビ裏側ではなく、別の場所へ。車両ハーネス等とは別けて引き回します。
GPSアンテナを取り付けたら、バックカメラ配線の加工です。
純正バックカメラをそのまま生かしたいとの事ですので、社外ナビへの接続をします。
トヨタ純正のバックカメラはナビから6Vの電源が供給されて動作するタイプですので、バックランプ回路の12Vからレギュレーターを使い6Vを作成、バックカメラへ供給するようにしました。
この辺の部品は常に在庫しているのですが、またまた切らしており、急遽秋葉原まで。
電車を乗り継ぎ、わずか百円程度の部品を購入に…(-_-)。
戻ってすぐにレギュレーター回路を作成、安全性とノイズ対策をして安定動作のための回路を組み込み、車両に組み込みました。


部品は製作した回路の一部です。


車両側のハーネスを加工せずに取り付けするため、バックカメラカプラーのオス側のカプラーとRCAの黄色のジャックを使い、カメラ電源ユニットを製作しました。
組み付け後に各部の動作チェック、カメラの描写を確認してから車速信号の学習して完了です。
お昼過ぎにお預かりして、秋葉原の往復、カメラの電源ユニット製作を含めて16時30分にはご納車できました。
17時迄に仕上げて下さいとのことでしたので余裕もってお届けできました。
Posted at 2016/10/25 18:04:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | お仕事 | 日記
2016年10月24日 イイね!

アーシングの必要性

アーシングの必要性皆様こんにちは。

今日はちょっと仕事とは違うのですが…。

中学時代からの友人でありみんカラのお友達でもある赤カロゴン氏が遊びに来ました。
他愛もない話をしつつ…トランクの中からパワーアンプ用の電源ケーブルが出てきました。そして…
「このケーブル余ってるから捨てるのもなんだし、アーシングでもしよっかなぁ~✨」
と。私は…
「いやね、別にね、まあ、付けてもよいけどさ。まあ、努力した結果とかは無いよ。オーバーハングに重たいケーブルを付けるのもねぇ…。ま、トランクに重たいケーブルをしまって置くだけよりはマシかなぁ…。」
等と、アーシング完全否定派(状況による)の私としては、このような物を付けるのは愚の骨頂…(言い過ぎです)と思いながら、まったくやる気もなく取り付けにかかりました。
オーナーからも
「やっぱり効果とか無いの?全然無いの?無駄なの?」
と言われるので、私は
「まあね、効果が0とは言わないけど、体感できる程の効果は無いよ。目で見て分かるのは、エンジンルームのビジュアル的な体感かな…」
と、完全否定な私。持論としては…
自動車メーカーは論理的にアースケーブルの設計をしている。
アースケーブルの容量が不足すれば各部回路の動作不良や最悪の場合火災など重大なトラブルになる。
等々、純正で十分と思われる事がアースケーブルを増設する理由が見当たらないのです。
しかし、アースケーブルの経年劣化により修理が必要な場合もあるのは事実です。もちろんエンジンルームの熱にもさらされていますし、銅線は酸化しますからね。
あくまでもこれは、純正のアースケーブルが設計通りのスペックを満たさなくなった時の事です。これは、チューニングや改造ではなく修理です。
あ、あと、最近の車両は充電管理されていますので、間違ったアースケーブルの増設などでバッテリー上がり、充電不良を起こしたりしますのでご注意を。

さて。
アースケーブルを取り付けるお車は…。
平成5年式のスバル ヴィヴィオ。
走行は7万㌔台ですので、年式の割には走行が少なく、全体的な痛みやヨレも感じないパリッとしたお車です。
当然の事ながら、エンジンスタートも問題無くバッテリー上がりや電装系のトラブルはありません。
バッテリーのマイナスターミナルから8スケア位でしょうか、純正のケーブルがバッテリー下辺りにボディアースとしてボルトでとまり、そのままエンジンブロックに延びています。
確かに貧弱に感じますが、スターターの回りが重いわけでも無いのでまったくもって十分でしょう。
せっかくですので、アースケーブルをつける前に、いかに無意味な物を取り付けるかを…いや、あまり効果が無いんだよ、と言うのを分かってもらうためにとある測定をしました。
エンジンスタート時(クランキング時)のバッテリーのマイナスターミナルとエンジンブロックの電位差をはかります。
ここにはっきりとした電位差があれば、純正アースケーブルは容量不足・劣化していると思われます。
まあ、多少の電位差があるのは当たり前(スターターは相当な電力が必要な為)ですが、ほぼ0でしょう。
オーナー様と私の二人で見てみます。
オシロスコープにて。

エンジン始動‼きゅるるるるる。

んん??。思ったより電圧上がるなあ。こんなに上がるか??。約1ボルト。まあ、瞬間的だからなぁ。もう一度やってみて~。
きゅるるるるる。
やはり、突入時には約1ボルト。クランキング中も0.2~0.3ボルトの電圧がかかっています。
ま、クランキング時間は1秒とかだし、こんなもんですよね。
そして、アースケーブルを製作します。
どうせ付けるのですから、効果が出やすい様にできるだけ最短距離(当たり前です)で、エンジン側はスターター取り付けるボルトに共締めし、バッテリー側はターミナルに直接取り付けます。

先程とテスターリードの位置を変えず(外していません)にアースケーブルを取り付けてクランキングします。
きゅるるるるる。。
おおっ?おおおっ???
ありゃ?半分以下になってる?
確かにオシロスコープの波形が小さくなった。ピーク電圧も0.4位かな…。
ええっ、そんなに変わるかぁ??
と思いつつ、もう1本バッテリーマイナスターミナルから今度はスターター固定ボルトの反対側を使ってアースケーブルを接続してみました。
きゅるるるるる。
おおっ?おおおっ??なんじゃこりゃ。
予想に反してまたもや小さくなってる。
ピーク電圧で0.2位か…。
確実に小さくなってるなぁ。
でもね、でもね。体感できる変化は何もないんだよ。
オシロの波形が少し減っただけ。
なんも変わらんでしょ??と少し動揺…。
でも、オシロの波形が減ったのは事実。
そこで、一旦後付けのアースケーブルを外し、ボッシュバッテリーテスターで測定。印字した後にアースケーブルを接続して測定。
このバッテリーテスター、ボッシュのBAT131と言うしっかりした物です。
そして、アースケーブルを付けたときと外した時のデータを比較すると……。

あ、あり得ない…(-_-;)
いや、受け入れ難い事実が…。
印字したのは一回ですが、何度試しても同じ結果が出ました。
いや…あの…。あのね。何て言うのかなぁ…そのぉ…。
うん。
いやっ。
えっと…。

こ、こ、効果あったね…。

で、でもね。体感的には何にも変わらないでしょ?
ねっ?ねっ??
変わらないって言ってよぉ……。

そうです。クランキング時間が明らかに短くなってます。
そして、クランキング時のバッテリー電圧も下がっていると言うことはスターター回路の抵抗値が減っているのです。
クランキング時にバッテリーにとっては負荷が大きくなったと言うことです。しかし、クランキング時間が短くなっています。
とても面白い(納得し難い)結果となりました。
次回はもっと本気で、スターター電流も計測しながら更なる真偽を求めたいと思います。⬅納得してないだけ(-_-;)

結論。
ごちゃごちゃ言う前に事実を見ること。
アースケーブル君ごめんなさい。
純正アースケーブル君と仲良く電気を通してね🎵。

以上、日曜日の出来事でした。

Posted at 2016/10/24 14:55:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | お仕事 | クルマ
2016年10月22日 イイね!

パワーウインドウ全席不動…

パワーウインドウ全席不動…皆様こんにちは。

今日はハイラックスサーフのパワーウインドウ全席不動の修理です。

ある程度年数が経つとどうしても起きるトラブルのひとつです。

すでに修理工場様でパワーウインドウのマスタースイッチは新品交換済みです。でも、治らなかった…とのご依頼です。

パワーウインドウのマスタースイッチの電源を調べると、やはり電源が来ていません。パワーウインドウのメインヒュージブルを見ても切れていませんので、配線の断線やカプラーでの接触不良から溶損の疑いです。
お客様からは、ドアを開けるとパワーウインドウが動くときがあるとの事から、車体とドアを繋ぐ蛇腹状のハーネスチューブの中の配線が疑わしいので、まずは車内のドアハーネスカプラーからドアハーネスを切り離し、ドアトリムを分解してドア側へハーネスを引き抜きます。
ハーネスチューブやリテーナーの位置等を寸法で計り、メモしておきます。
そして、ハーネステープをぐるぐるとはがしてゴムの蛇腹を引き抜きます。
すると…
見事に断線しています。
電源ケーブルなどはどうしても太くなります。ケーブル内の心線も太いものを使っているとこのように頻繁な開閉に伴う傷みが出てしまいます。
この部分を接続するのではなく新しい配線を使います。
ドアの開閉の度に引っ張られたり戻されたりするので仕方ないですよね…。

新しい配線を使い引き直し、従来よりも曲げに強い配線にして修理完了してお客の元へお帰りにお戻りなりました。
Posted at 2016/10/23 16:11:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | お仕事 | 日記

プロフィール

「こんなのアリ?ヤバいと思うヨ。。。 http://cvw.jp/b/1685619/48453554/
何シテル?   05/27 10:51
大門 圭介です。よろしくお願いします。 デビューしてみました。 自動車電装整備士をやってまして、いつも車に囲まれて生活しています(^^)。 車輌診断機をは...
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