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大門 圭介のブログ一覧

2021年03月01日 イイね!

LEDウインカー、ご用心!

LEDウインカー、ご用心!皆さんこんにちは。

さて、今日は友人のお車のLEDウインカーのお話です。

友人曰く。。。
右折レーンで3分くらい停車しているとハイフラになってしまうのだが?

とのご相談。
まあ、大体原因の想像はつきますが。。。

続いて、5000円位するキャンセラー内蔵にしたんだよ?。なんで?
と。。。

とりあえず、現車を確認しながら様子を見ます。

ウインカーを操作して。。。きちんと点滅しています。待つこと数分。
なりました、ハイフラ。。チカチカチカチカと。。。

とりあえずバルブの点検しようと思ったその瞬間!

あっち!!!あちちちち。。。。想像以上に熱い。。。



そりゃそうだ。キャンセラーが入ってるんだもん。
それにしてもこの温度。。。100℃超えてます。
まあ、白熱球も熱くなりますけどね。

ここでちょっと脱線します。
LED=省電力
これは間違いないです。しかし、ウインカーで使用する場合、たいていの車種は
設計したウインカーバルブに流れる電流値を見て点滅制御しています。
フラッシャーリレーはその役割をする部品です。
車種によってはBCM(ボディ制御モジュール)で行う車もありますが・・・。
LEDに変更することにより消費電力が減る=電流が余り流れない=電球切れと
判断してハイフラになります。
この為、市販されているハイフラ対策用抵抗(メタルクラッド抵抗)を取付けて
電球で消費される分の電力と同じ量の電流を抵抗で熱として放出させます。
なので、フラッシャーから見れば、
白熱電球が付いていると同じ(設計時の電流値)電力が消費されているので
ハイフラにならずにきちんと点滅する、のです。
なので、抵抗でハイフラ回避している=省電力にはなっていませんので
ご注意くださいね。
フラッシャーリレー交換で対策している場合はしっかりと省電力になってます。
ウインカーとして消費する電力量に関しては学生の頃習ったオームの法則で
ある程度計算で導けますので割愛させて頂きます。
しかし、これも注意が必要です。
21Wや27W等の電球の電流値を計算すると、確かに電流値は求められます。
が、が、ですよ?その表記されているワット数は定格電流時に消費される
電力量ですからね。。。計算値と実測値の違いや突入電流、配線での電圧降下
などを考慮して、単純計算では導き出すことは無理で危険なんですよ。。。
と、まあ、うるさい事を申しましたが、気を付けてください、ということです。

そしてこの装着されているLEDバルブも電子回路でキャンセラーが構築されている
様です。どのような形であれ、ある程度の電力を消費してフラッシャーが、
「電球ついてるね!」と思うように消費をしなければなりません。
と、なれば。。。それなりの熱を放出します。
先ほどのメタルクラッド抵抗による電力消費をした場合はこの抵抗が
発熱します。
ですので、このメタルクラッド抵抗を取り付ける際は放熱に十分ご注意下さい。

ウインカーは概ね1サイクル1秒での点滅、デューティ―比50%位ですので、
以下のテストとは条件が違いますが、



連続点灯した場合(した場合ですよ?)1分ほどで120℃を超えました。
どうやら130℃付近で保護回路が働き、点灯を中止するようです。
実車装着の時は数分でハイフラにはなるものの、15分程度では不点灯にはなりませんでした。しかし、ハザード点灯で30分待機、などのシチュエーションもありうるので。。。この辺まで考慮するのがよいのでは?と思います。

LEDは温度により発光の色味や光量が変化しますので、極力熱を持たせない
ように使うことが前提です。
抵抗によりLEDに流れる電流を(正確にはLEDバルブに)抵抗で消費させることにより、ハイフラ回避をしつつ
熱として電力を捨てている、LEDの性能を出すため、と言う事なんです。

じゃあ、なんで数分するとハイフラに?と思うのですが、半導体は熱を持つと
抵抗値が高く変化します。すると抵抗値が高くなる→電気が流れにくくなる→
電流値が減る→球切れと判断する→ハイフラになる
わけです。
このサイズの中にこれだけの熱量を何分間、何十分間もヒートシンク無しで
放出するのには無理がある。。。ということです。

そこで、フラッシャーを交換してしまえば一気に問題は解決します。
私もできるならフラッシャーで回避するほうが良いと思っています。
しかし残念ながら先般の通りフラッシャー交換ができない車種もあります。

今回も抵抗で回避すれば、今ここで直って帰れるよ?
とのことから抵抗にて回避、することになりました。

余談ですが、



このLEDてバルブの場合、8Vあたりを境に点灯しなくなります。
実用的な明るさは10.5v以上は必要でした。
抵抗にて対策をする場合はこの辺も考慮してくださいね。

そして、メタルクラッド抵抗は相当に熱を持ちます。
シッカリとステーに固定して周りに干渉しないよう配慮が必要です。





こんな感じで。。。
また、リード線も普通のビニール被覆コードは避けた方が無難です。

そして、フラッシャー交換対策、抵抗での対策、両方に言えることですが、
万が一LEDが不点灯になってもハイフラになりません!!
ここ、重要!!
LEDが不点灯になっても、抵抗で電流を消費していればウインカー回路は正常に作
動している、と判断していると言う事です。LEDバルブに交換している方は、メー
ター内の矢印ランプが点灯しているから、ハイフラになっていないから大丈夫!と過信することなくウインカーの点灯状況を目視で確認してくださいネ!
あ、社外のLEDテールランプに交換している方も是非チェックを!

長くなりましたが、
①LEDバルブを使用するときは十分理解した上で
②ハイフラ対策はしっかりと
③メタルクラッド抵抗は放熱対策を万全に
④運行前点検でしっかりと点滅状態を確認して
⑤時々でよいので数分程度では無く30分程度は動作状況を確認

ということでした(●´ω`●)

ウインカーついてるけど?と思っていても、もし不点灯だった場合は
事故を誘発しかねない危険な状況になります。
大切な愛車の為にも、絶対に事故を誘発することの無いようにしっかりと
チェックをして、カーライフを楽しみたいですね!

そういう私のZ12もLEDバルブにしています(^^)/



Posted at 2021/03/01 10:22:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | お仕事 | クルマ
2021年02月12日 イイね!

ダメっ!絶対!。。適材適所でお願いします。

ダメっ!絶対!。。適材適所でお願いします。皆様こんにちは。

私の所では油脂類・ケミカルはWAKO'Sさんの物をたくさん使用しております。
もちろん、正規取引店です(^^)/。

エンジンオイル・ATFやCVTオイルはもちろんケミカルも多用しています。
メカニックとして必須?ともいわれるラスペネやブレーキプロテクタ等、
定番の物から、フッ素オイルやバリアスコートリキッドなどマニアックなものまで
自分で使用してみて「これはいいね!」と思ったものを使い、お客様にも自信をもってお勧めしています。

とても優れたケミカルですが、使用方法は守って頂くようにしましょう、という
お話です。

先日のベントレーブルックランズですが、ボディとホイールのコーティングも
施工させて頂きました。
ホイール脱着の際に気が付いたことがありまして・・・。





ホイールボルトにガッツリとスレッドコンパウンドが塗布されています。
20本すべてに・・・。そして、当然ハブ側のネジ部分にも。。。

このスレッドコンパウンドは高熱にさらされるボルトのカジリ防止につかわれます。
エキマニとかタービン回り、マフラーのボルトなど。。。
当然、ボルトナットに使用されるものですが、実はホイールボルト、ナットには
使用しないでください、とメーカーのWAKO'Sからもアナウンスされています。

カジリ防止には有効では?と思う方も多いと思いますし、カジってしまわない
ように予防の為と思いたくなりますが、メーカーさんからの
アナウンスはお守り頂きたく思います。ホイールボルト・ナットへの使用を
禁止している理由として、
「規定トルクで締めていた場合でも接触面抵抗低下により締め付け時に
オーバートルクとなる可能性があり、ボルトの結合と開放を繰り返すことにより
ボルト・ナットの寿命を縮めてしまう(破断してしまう)可能性がある」
と言う事でした。
基本的には、ボルトのネジ部分ではなくテーパー座面部分についてしまうのも
危険ではないかな?とも思っております。
これも含みでのオーバートルクになる可能性、との説明だと思っております。
ちょっと脅しのように聞こえちゃうかもしれませんが、メーカーさんのコメント
はきちんとした理由があってのものです。

基本的にホイールボルト、ナット、ハブボルトが熱でカジってしまったりした
所は見たことがありません。と、いうか、カジるまでの高温にはなりません。
あ、ブレーキの引きずりやサイドブレーキ解除忘れの時などは別ですよ・・・。
インパクトで強引に締めこんだり、ピッチの違うボルト、ナットを使用したり
しなければ、ホイールボルトがカジってしまうなんてことにはなりません。
アルミ・デュラルミンナットなどを使用しているとカジリ易くはなりますが、
こちらもきちんと使用方法を守っていれば大丈夫でしょう。
ボルトナットに油分が付着するとその油分にほこりや砂など異物が付着します。
どんなネジでも同じですが、ネジ部分は異物などが付着しないように清潔に
保つことが基本です。ブラシなどで汚れを落とす程度で十分です。
軽い錆びがあるときはワイヤーブラシなどで錆を落とし、抵抗なくボルトナットが
噛み合うようになればOK、ひどい場合は交換が無難です。
どうしても・・・油分が欲しい!と思われる場合は、エンジンオイルをほんの
少しだけネジ部分のみに塗布しましょう。ほんとにチョットだけですよ。。。
この時も、指先に付けたオイルをなびる程度です。1滴でも多すぎるくらいです。
1滴で20本分、くらいの気持ちです('ω')。そして座面や他の部分に
絶対に付着しないように特に注意してくださいね。
塗り過ぎてしまうと、走行し回転した時の遠心力でとんでもなく周りに
飛び散ります。ミスト状に飛ぶとブレーキディスクに付着することもありますし、
ボルト穴からドラムブレーキ内部に入り込んでしまうとシューに染み込んで
しまう事も考えられます。

スタッドレスタイヤへの履き替えをご自分で、という方もおられると思います。
ご心配な時は整備工場さんやタイヤ屋さんなどに見て頂くと安心です。

緩んでしまうと怖い。。。と思う気持ちから締めすぎてしまう事もありますので
トルクレンチを正しく使用しましょう(^^)/



リムの内側までコーティングをしてほしいとのご依頼でしたので。。。
きっちり仕上げました(^^)。
ホイールボルト、ハブ側のスレッドコンパウンドをきれいに清掃して、
トルクレンチにてきっちりと締めこんで完成です。

20インチともなると本当に重いっ(゜.゜)デカいっ(゜.゜)。
あとね、MADE IN JAPANって刻印があるんだよ('ω')ノ。
FORGEDの刻印もあるし、型番の刻印から・・・きっと・・・
某世界的超一流有名ホイールメーカー製だろうなあ。富山県かな。。。
ナイショ。。。ナイショ。。。



フライングBということで、無事お客様のガレージに飛んで行かれました(^^♪
Posted at 2021/02/14 01:17:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | お仕事 | クルマ
2021年02月12日 イイね!

ハーネスの保護って難しいですよね。

ハーネスの保護って難しいですよね。みなさまこんにちはヽ(^o^)丿

さて。。。
現在ちょっと困っちゃうくらいのステキすぎるお車が入庫しています。

ホーンが鳴りっぱなしになっちゃう時があるお車です。
なんと・・・ベントレー(*´ω`*)
しかも。。。。クーペです((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

すんご。。。デカッ。。。(全長5.4㍍越え)カッコイイ。。。

さて。。。
ホーンを鳴らすと、そこからなりっぱなしになっちゃう時がある、という
修理です。

点検中にホーンが鳴りっぱなしになると大きな音が出っぱなしになるため、
ホーンの代わりに電球をつなげて運転席から見えるようにして点検します。

ホーンパッド(エアバッグ一体)を押した感触が。。。違和感あり。
押したホーンパッドが戻ってこない感じです。

まずは分解してみます。



なるほど。。。
なんらかの理由でハーネス修理をしたときに、ハーネスを通す位置が変わって
しまったようです。この位置ではホーンパッドを押すたびにハーネスが挟まります。
そしてハーネス保護のテープが純正ではないので調べてみた所、





断線の修理をしたようです。
修理後にテサテープにて保護、処理をしたところまでは良かったのですが。。。
ハーネス修理と保護により太くなってしまった上にハーネスを通す位置が
変わってしまい、ホーンパッドのベースとステアリングのベースに挟まるように
なってしまった、というのが原因です。
肝心のハーネス修理は半田付けと熱収縮チューブでしっかりと直っておりました。
でも。。。そもそもここが断線するって。。。何らかの理由で一度分解して
組み立てたときに今回と同じようにハーネスを通す位置を間違えて組み立てて、使用しているうちに断線してしまったのでは?と思っちゃいました。
位置的に挟まって断線するとしか思えない場所でしたので。。。(。-_-。)
ちょっと怪しいのでは?と詮索してしまいます。

ハーネスを通す場所を干渉しないところに変更して正常を確認しました。
こんなすんごい車にホーンを鳴らされたら。。。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ちゃんと直して出庫しなきゃですね(^^♪



試運転も怖いくらいのお車です(●´ω`●)
Posted at 2021/02/12 10:44:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | お仕事 | クルマ
2021年02月12日 イイね!

ちゃんと毎回交換しましょうね。

ちゃんと毎回交換しましょうね。皆様こんにちは。

昨日のオイル交換をしたお車のお話。。。

いつも通りリフトアップしてドレンボルトを外してオイルを
抜きながらドレンガスケットを交換する私です。

外したドレンボルトを見ると。。。




何回も交換されたことが無いのが良く分かります。
締めるたびに伸びて密着をさせられて。。。がんばってきたんですね(#^.^#)



下が新品です。もうね、1周り以上大きくなってしまってるし、形もいびつに・・
ドレンボルト付近が油っぽかったのでもしかすると微妙な滲みがでていたのかも
しれません。。。

トヨタ車用のガスケットですが、このガスケットはアルミ材の母体にラバーコーティングがされています。
密着度を上げて漏れを無くすためにこの様なガスケットを使っています。
外したガスケットもおそらくおなじものだったであろうと思われる黒い部分が
ほんの少しだけ残っています。
漏れ防止のラバーコーティングは再使用することを前提とされていません。
また、再使用することにより残ったラバーコーティング部分が不均一になることも
あり得ます。そしてここから漏れやにじみになることもあり得ますので・・・

漏れないように強く締める…のではなく、新品のガスケットを使用して適正な
トルクで締めるようにしましょうね(^_-)-☆。
Posted at 2021/02/12 10:11:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | お仕事 | クルマ
2021年01月30日 イイね!

グリスとお戯れに・・・

グリスとお戯れに・・・我が家のMRワゴンのドライブシャフトブーツ交換をしてからすぐに入庫した
フォルクスワーゲンゴルフ。。。



ドライブシャフトのブーツが切れちゃっていまして交換のご依頼。。。
左右共切れており、この際なのでインナー・アウターの4か所すべて交換
させて頂きました。距離は11万キロちょっと。最近のプラスティックブーツは
耐久性ありますね(●´ω`●)。

もうね、作業中の写真は・・・無理っ(._.)。
キッチャナイグリスとお戯れ。。。
ラテックスグローブをして作業をしているんですが・・・もう・・・
ねちょねちょねちょねちょ・・・・。。
スマホ触れない。。。

サクッとくみ上げて完了(^^)/。

すると。。。別のお客様から。。。なんが。。。ホイールに黒いのが・・・
と。。。



こちらはダイハツムーブL175Sです。
インナー側が切れてしまっていて交換です。距離は約16万キロ。
どうも他店でアウター側を交換したことがあるようでした。

こちらもきれいに清掃した上でグリスを交換してくみ上げて完了です。

ゴルフはインナー・アウター共にバーフィールドジョイントでした。
ムーブはインナー側がトリポートだったので作業は早かったです。
CVTフルードを定量まで補充して完了です。

立て続けに5本もシャフトブーツ交換。。。しばらくはグリスと戯れるのは
遠慮したいなぁ。。。(*´ω`*)

あ、私は分割式ではなく純正と同じ筒形の物を好んで使用しています。
交換は大変ですが、何となく分割式はすぐ切れるのでは?というイメージが・・・。
最近は物もよくなってきているそうですが・・・どうなのカナ???


Posted at 2021/01/30 17:44:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | お仕事 | クルマ

プロフィール

「こんなのアリ?ヤバいと思うヨ。。。 http://cvw.jp/b/1685619/48453554/
何シテル?   05/27 10:51
大門 圭介です。よろしくお願いします。 デビューしてみました。 自動車電装整備士をやってまして、いつも車に囲まれて生活しています(^^)。 車輌診断機をは...
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