• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

大門 圭介のブログ一覧

2020年03月07日 イイね!

バックカメラの相性の実態??

バックカメラの相性の実態??皆さんご無沙汰です!。タイトルの通りの内容につきまして(*´ω`*)

去年の内容ですがまとめまして投稿しました。

このタイトルを見ていらっしゃった方はバックカメラが映らなくて困ってらっしゃる方かなと思います。

今回はバックカメラの相性と言う事が実際にありえるのか?
をテーマにしてみたいと思います。
汎用バックカメラタイプで黄色の映像信号出力(ピンコード)するタイプの
お話です。
RCA接続とも言われますね。

このRCA接続タイプは汎用性が高く、車のバックカメラ以外にも家庭の映像機器などにも使用されており、信号の規格が決めらておりますので相性などあるはずが無いと思いますし、今まで経験した事もありませんでした。

お客様から修理の依頼でケンウッド製のAVナビが故障したのでパイオニアのCarPlay対応メインユニットにご自身で付け替えてからバックカメラが映らなくなったので点検、修理をして欲しいとのご依頼です。

まずは接続忘れや誤配線のチェックからスタートします。
オーディオ本体を外して配線のチェックをします。
RCAジャック、バックランプ信号線、カメラの電源とアース。
そして本体アースがしっかりとれている事。
オーディオ本体の背面カプラーや車両アース、配線の損傷や被覆内の断線まで念入りに点検をしましたが問題ありませんでした。
次にオーディオ側の設定を確認します。
接続確認メニューからバックカメラの有無、バックランプ信号のタイプ、接続カメラの信号種類、ガイドラインの表示などを確認しました。
こちらも問題無く、シフトをバックに入れると真っ黒な画面でガイドラインだけが表示されます。この事からバックカメラモードへの切り替えは出来ているがカメラ映像信号が入って来ていない可能性が高いと判断しました。

そこで、手持ちの点検用の小型モニターの出番です。
電源を接続してRCAを接続してみると…。
なんと、バックカメラ映像がしっかりと映ります。



と、なると、まさかのオーディオ本体不良??を疑います。
しかし、パイオニア製の新品のオーディオですのでその可能性は極めて低いのでは…とも考えます。
やはりバックカメラの映像信号が悪いのか?、オーディオ側の映像信号入力が悪いのか?と、なります。

そして何か別の映像信号出力の機器を接続して点検をするために、以前お客様の車両から取り外したパナソニック製の地デジチューナーの映像信号出力をバックカメラ入力に接続してみました。



すると、どうでしょう。
バックカメラ入力は切り替わり、ガイドラインと共に地デジチューナーからの映像が映るではないですか…(受信できません表示)。

ここで状況の整理をします。

①オーディオは新品で設定は正しい。
②チェック用モニターで確認するとバックカメラ映像が映る。
③地デジチューナー出力からバックカメラ入力接続すると映る。

うーん。やはり、バックカメラ相性なのか?と疑いが更に強まります。
そんなのあるはずがないとも考える…。

ここでちょっと一息つきながら頭の中を整理してみながら、過去の経験とRCA信号について、信号の規格を思い出して考えてみます。

入力側の機器がバックカメラ映像信号が入力されているかどうかの判断…。マツダコネクト車両などはバックカメラ設定自体が無く、カメラの有無はナビ側がカメラ電源を入れて正しい映像信号が入力されることによりカメラの有無を
判断される事象を経験しています。

もしや?と思いバックカメラ電源をチェックすると、バックランプ点灯線からカメラ電源に接続されています(通常はこの接続でも問題ありません)。
早速、バックカメラ電源をアクセサリー電源に接続、オーディオ本体もリセットスイッチで初期化して再起動。バックカメラの設定も確認、これでイケル!と踏みながら、確認するも…。撃沈。
やはり映りません…。状況は何も変わらずでした。

こうなると、オーディオ側の映像信号入力が認識されていないのでは?との結論です。
ここまでくれば、別のカメラを付けてみて映るかを確認すれば良いのですが、あいにくテスト用のカメラは無く、新品の未開封物しかなくて…。
お客様にバックカメラ不良なので交換が必要です、と、伝える前にもう少し点検して確実な結果を報告したいのが本音です。

とりあえずオシロスコープでバックカメラの信号波形を確認します。



なんだか、大袈裟な事になって来た…と、思いつつも…。
RCA信号は規格で決まっております。
水平同期信号、バースト信号、画像データ信号…
ここから先は専門的になり過ぎますので割愛します…。

すると…。
なんと、バックカメラ信号を確認すると、水平同期信号の次にあるはずのバースト信号がありません。



上側の黄色いラインがバックカメラの映像信号波形です。
下側の青いラインが地デジチューナーからの映像信号波形です。

(バースト信号とはカラー画像のを伝送する際に伝送先で正確に情報を復元、補正するためのものですので、この信号が無くても映像信号自体があれば画像は写る、とお考え頂ければと、思います。)

あちゃー。




このカメラ、バースト信号を出力していないって…。
ちなみにパナソニックの地デジチューナーの信号波形は当然ですが水平同期信号の後にバースト信号があり次に画像データ信号が確認できます(赤丸の部分です)。

結論。

バックカメラがバースト信号を出力しないタイプ
オーディオ側がバックカメラ接続の認識をバースト信号から検出しているタイプ。

この二つの条件に合致したので、バックカメラ映像が映らない、となった訳です(*´ω`*)。
念のため、パイオニアお客様相談センターに確認をしました。
「このデッキのカメラ入力信号はバースト信号が無いと認識しないタイプ?」
と聞きました所。。。
「弊社のカメラ・アクセサリーを使用することを前提に設計されておりますので
弊社以外の用品の使用についてのご回答ができません。。。」
と申し訳なさそうに答えて頂けました。⇐当たり前のこと聞いてスミマセン。

なぜこのバックカメラがバースト信号を出力していないのか?までは追求しておりませんが、相次ぐコスト削減のため内部回路構成の見直しからこのような事になったのでは?と考えます。
そんな事でいくらコストダウンできるのか…(*´ω`*)

なんともトホホな結果ですが、
タイトルの通り、RCA接続のバックカメラに相性は

間違いなく存在する

と言えるでしょう。
この様なケースは特に稀だとは思いますが…。

お客様にご説明の上バックカメラをケンウッド製の在庫している物に交換させて頂きました所、当然ですがしっかりと写りました。
念のためですが、ケンウッド製のバックカメラの映像信号はちゃんとバースト信号を出力していることを確認させて頂きました。

今回は、車の事と言うよりも電気的な専門のお話になってしまいましたが、お許しください(*´ω`*)。



Posted at 2020/03/08 11:23:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | お仕事 | クルマ
2020年02月27日 イイね!

K6Aエンジン不調・お手上げ車両の入庫

K6Aエンジン不調・お手上げ車両の入庫みなさまご無沙汰です。
さて、毎日のようにいろんな症状の車が入りますが、今回は修理工場さんが
捨てたくなるよ・・・とぼやくお車です。
お車は・・・
スズキ エブリイ 
NAエンジン K6AのAT車15万6千キロ走行のお車です。
お客様からの問診内容は
1気筒死んでる感じの振動が出る。
エンジンチェックランプが点滅するときとしない時がある。
診断テスターをつないで確認した所、DTCは何も出ない。
とりあえず該当しそうな以下の部品を中古部品を使用して交換したが直らない。
今一度。中古部品を使用して修理を試みている、ということがのちに事件を生むことに・。
イグニッションコイル 3本
スパークプラグ3本(プラグはNGK標準プラグ新品を使用)
クランク角センサー
カム角センサー
02センサー上流側(社外新品を使用)
o2センサー下流側(社外新品を使用)
水温センサー
バキュームセンサー
インジェクター3本
デリバリーパイプ
スロットルボディ
エンジンECU
と、まあ、考えられるものを片っ端から交換したそうです。
そこで、まず気になるのがエンジン本体。圧縮点検をコンプレッションゲージを
使い、点検すると・・・3気筒共に12.3近辺である、との事。
スズキのディーラーに点検を出したところ、圧縮も良好、多少振動はあるものの
15万キロ走行してますので・・・と、故障探求するつもりもなさそうな感じだったとも伺いました。
さすがにここまで交換しても直らなければね。。。きもちはわかります。
さて、私のところでも今一度圧縮から点検です。コンプレッションゲージを
使って点検。①12.412.3③12.4という結果に・・・。
診断テスターを使用してもエラーコードなし。
しかし、アイドル中には間違いなく1気筒死んでいるような振動が・・・。
そこで、車内にあった色々と交換された中古部品を見ると。。。
エンジンECUやらスロットルボディ、インジェクターやセンサー類、
ISCVまであります。とりあえずエンジンECUを付け替えるも症状は
変わらず振動が出る。
あ、そうそう、診断テスターを使ってリアルタイム診断をしてみます。
すると、アイドル中はリッチ・・・。3500回転くらいまで上げると振動は
さほど感じず、リッチとリーンを往復しているので問題はなさそう。
と、なるとアイドル回転近辺での点火不良を疑います。
圧縮測定の時にプラグを点検するも新品でカブっている感じはない。
燃料薄い?いや、リッチ判定の為燃料は薄くない。アイドル中に2番の点火を
止めると振動はさらにひどくなる。
この事から2番シリンダーに何らかの不具合がある事は間違いなさそうと判断、
そこで、各シリンダーの点火コイル駆動信号を点検します。



こんな時の為に4チェンネルのオシロがあります。
同時に4か所の測定ができる働き者です。
ん?ん?んんん??



黄色のラインが1番シリンダコイル駆動信号、青が2番、緑が三番です。

3気筒は点火順序1-3-2ですので黄、緑、青の順番でしっかり点火信号が
出ています。。。が???
オシロのスケールは1グリッド5vレンジです。なので、1.3気筒はしっかり
5Vの駆動信号が出ていますが、2番シリンダの点火信号だけが振り切れてます。
思ったよりドエルタイムが短いなあ。。。と思いつつも・・・。

この波形で察しがつく方もいらっしゃると思いますが・・・。

イグニッションコイルからの逆起電力が駆動信号側にリークしているようです。
こうなってしまう原因は。。考えられるのはパワトラ内臓と非内蔵のコイルを
間違えて使用したことによるエンジンECU破損の疑いが濃厚です。
そこでご依頼元に確認をしてみました。

イグニッションコイルの中古品は互換性の確認を取ってますか?

と適合の確認すると、イグニッションコイルは手持ちであったスズキ?や
ダイハツ?の物を5-6本寄せ集めてテストしました、との事でした。
カプラーは無理なく嵌りましたか?と聞くと、嵌ったんだよね。。。と。
ううーん。すんなり嵌ったのか、押し込んで嵌ったのかは聞きませんでした。
この辺まで来るととても危険な点検・診断をしているなぁ、と思います。
そしてイグニッションコイルやエンジンECUを入れ替えているうちに
正常品と不具合品が混在してしまったことも原因探求を困難にする要因で
あったと思われます。

そもそも正体不明のイグニッションコイルを付けてみて点検することが危険
だという認識はなかったようです。
残念ながら正体不明のイグニッションコイルは処分してしまったとの事で画像は
ありませんし、どのようなコイルだったのかもわからずじまいでした。

そして念のためエンジンECUの品番と車両年式を確認すると、車両年式から
適合する品番のどちらも当てはまらないことも分かりました。



エンジンECUもカプラーが嵌るから大丈夫、品番の一部の1桁が違うだけ
だから、対策品や互換部品と判断して大丈夫、と思われる方がいらっしゃいます
が、コレ、とても危険です。
もちろんすべてがダメではありませんが、基本的に中古部品での故障診断は
かなりのリスクが伴いますので、十分お気をつけてお試しください。
今回のようにエンジンECUを壊してしまったり、車両ハーネスが燃えたり
することもありますので・・・。

どうやら、どこかで中古エンジンに載せ替えている可能性もありそうですね・・・
等と話をして点検完了となりました。

長文お付き合いいただきありがとうございました。


Posted at 2020/02/28 20:34:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | お仕事 | クルマ
2019年08月05日 イイね!

バカじゃないの?

バカじゃないの?皆さまお久しぶりです。
昨日、カー用品店でオイル交換を依頼したら、オイルフィルターが外れないので無理ですと断られたお客様が来ました。
早速リフトアップして見てみると…
オイルフィルタ用カップレンチがハマる所が完全にナメています。
こりゃあ、断りたくなるよなぁ。
前回オイルとオイルフィルターの交換をしたのはダイハツのディーラーだそうです。
ディーラーが締め過ぎたのか、カー用品店がミスったのかは分かりませんが、とりあえずこれでは2度とオイルフィルターの交換ができないです。
まずはチェーンレンチで、回そうと試みるも…予想通りの結末。
ベッコリへっこんでおしまい。
次にオイルフィルター密着部を直接タガネでカンカン。
少しずつですが緩みました。
無事外すことができ、エンジン側のフィルター取付部を傷めることなく完了いたしました。





オイルフィルターは取付面に接触してから3/4回転と指示があります。
最近のオイルフィルターには90°毎に印があり、締め込み時の回転量が分かるようになっているのですが、なぜかこれを無視して力一杯締める人が居ます。
漏れないようにとの気持ちでしょうが、締め過ぎても漏れを誘発する事がありますので、メーカー規定の指示を守って頂きたく思います(*´-`)。
こんな作業になっても追加料金もらう事が出来ないワタシです(;ω;)
Posted at 2019/08/05 10:32:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | お仕事 | 日記
2019年04月24日 イイね!

大丈夫か?ホンダ。ミッション異音・衝撃の原因

大丈夫か?ホンダ。ミッション異音・衝撃の原因皆さんこんにちは。
久しぶりに、お仕事の話題です。修理工場様からのご依頼で、
お車はN-BOX、CVTミッション異音からの載せ替え後のECUセッティングです。オドメーターは75000km程です。

今回のご依頼はリビルドのCVTミッションを載せ替えたのでECUの初期化をして欲しいとのご依頼です。
そして、ミッションから異音がしているのでそちらも確認して欲しいとの事でした。
そこで、ん?と思うのですが…。リビルドのミッションに載せ替えたのに異音?との事で少し違和感を感じつつも車両点検からはいります。

CVT-ECUの初期化、G-センサーの学習、クリープの強さ確認など診断テスターにて各項目の点検設定、調整を行いました。
試運転するも異音は感じず、坂道でのクリープの確認、ヒルスタートアシストなど関連する項目はもちろん、オールシステムのチェックをして異常無しを確認、試運転完了…と、なるはずか…。
走行中、いきなり、スピードメーターが0を指してエンジンチェックランプ点灯。さらにオートマ表示の「D」ランプが点滅、そしてパワースライドドアの警告灯も点灯してスライドドアが開閉不能、電動パワステも警告灯が点灯しています。



ここで工場に戻り、一連の問診を思い出します。

①ミッションからの異音でリビルド品へ交換した。
②異音はミッション交換後も出ていた
③弊社で試運転する時は異音を感じなかった
④異音はカサカサカサ…カタカタカタ…と言う感じの音
⑤エンジンの回転と共に比例する異音
⑥停車すると異音は止まる
⑦リフトアップして車輪を空転させてテストしても異音は出ている。
⑧空ぶかしでは異音はしない

と、こんな感じ。
⑥.⑦.⑧の事からタイヤ関係(当該車両はスタッドレスを装着)は
排除しました。
やはり気になるのはミッション交換後も異音が出ていると言う点です。
ベテランの整備士が3人とも発生源はミッション内部からとの判断
でありましたので、誤診は無いだろうと思います。

まずは診断テスターのエラーコードの確認と点検です。



エラーコードは
セカンダリースピードセンサーの出力不良
と出ています。
リアルタイムデータ診断で確認すると、やはり出力は0rpmのまま。


(ぶれている画像ですみません)

このセカンダリースピードセンサーは車速の検出も行っております。
車速信号はABSユニットからも得られています。ABSユニットからの
車速信号とセカンダリースピードセンサーからの出力を交互監視して
どちらかが欠落しても最低限の制御を可能にしています。
パワースライドドアのDTCを確認すると、



この様に出ます。
スライドドアユニットはどちらの車速を信じてよいか判断できないため、
フェイルセーフとしてパワースライドドアの動作を禁止します。

ここでミッションを載せ替えたメカニックの方に確認をとります。

リビルドミッションの供給状態は、各種センサーやポンプ類が
付属していたか、車両から下ろしたミッションからの付け替えか
の確認→後者、付属品を付け替えをしているとの、ご回答です。
付け替えた際にセンサー類のチェック等はあまり詳しく見ていないが
明らかな異常は無かったとのお話でした。

正常に走行していたにも関わらずいきなりセンサーが故障するのは
あり得なく無いですが、あまりにもタイミングが良すぎます。
カプラー外れ等もあるかと思い点検するも接続は良好。
やはりセンサー不良との判断をしつつ、異音の点検に移ります。

すると、異音はほとんど、と言うか全く聞こえなくなりました。
走行条件を変えたりしても異音は発生しません。
とてもイヤーな感じで、色々と音の出所の推測です。

ロックアップクラッチやトルクコンバータ周りの異音
CVTベルトからの異音
もしかしてブロワモーター等全く違う音源…

そこで、
走行時のみの異音、停車すると消える
エンジン回転では無く速度に、比例する異音
速度が上がると音が大きくなる
セカンダリースピードセンサーの故障

これらを総合すると、音源はCVTベルト以降でデフまでと絞れます。
まさかとは思うが、スピードセンサーが回転するローターに接触?まさか
そんな事無いよなぁ…
と思いながらもあながち外れでは無いような予感。
そこで下ろしたミッションのセンサー取り付け部分からミッション内部を覗く
と…。



なんと、セカンダリースピードセンサーの取り付け部分から
覗き込んで見えるローターに微かな擦過痕があります。
本当に微かですが、あります。
どうやらこのローターはセカンダリープーリーに取り付けられている薄い
鉄板のプレスでできており、歯車状の鉄板の先端を90°折り曲げているような
作りになっています。非常に薄いなあとの印象です。
抵抗のあるCVTフルードの中で常に攪拌されているプーリーに
取り付けられているにしては薄い鉄板のプレスでできたこのローター。
遠心力も働きますし、熱膨張による変形などもあります。
それなのにこんな薄い鉄板で出来ていることに驚きます。

さて、色々とわかってきた事ですので、現車に取り付けてある
セカンダリースピードセンサーを外してみます。

すると…

というか

やはり…

と言うか…



あれれれれ〜?センサーの先端部分が破壊されてるよぉ〜?
変だなぁ〜(。-_-。)どうしてこんなことになるんだろう〜
(コナン君風に(。-_-。)

ビンゴです。

センサーの先端部分が破壊されています。
ズバリ、セカンダリースピードセンサーのローターとセンサーが
接触していた事による異音と故障と判明しました。

そこで、ふと思います。下ろしたミッションは仕方ないですが、
リビルドミッションはコレではマズイ気がします。
リビルドミッションも対策などはされていないと言う事です。

ホンダさん、これ、相当ヤバくないですか?
明らかにセンサーとローターのクリアランスが不適切です。
警告灯が点灯しても、エンジン停止にはならないものの、スピード
メーター不動、変速はエンジン回転に応じて少し変化がある程度、
パワースライドドアに関してはメインスイッチを押しても開閉が出来ず
更には手動でもドアが動かないと言う状況は女性やご年配の方々
には相当な恐怖を感じるでしょうし、お子様をチャイルドシートに
乗せていた場合、お子様を降車させる事も困難になる事は明白です。
事実、スライドドアが20センチほど開いたまま、閉める事が
出来なくなったので、私も焦りました。

そして、取り寄せたセカンダリースピードセンサーですが、対策も
品番変更もされていません。
このまま取り付けすると間違いなく壊れたセンサーの様に首チョンパ
になってまた同じ症状になります。

このタイプのCVTを搭載するホンダの軽自動車のオーナーの皆様、
修理をされる業者の方々、エンジンルームから、ミッションからの
異音の診断、修理には特に注意が必要かと思います。

CVTミッションを分解してセンサーローターの形状を確認したい
所ではありますが、リビルド品供給の為コア返却が必要なので、分解して
確認することができなかったのが残念です。









Posted at 2019/04/24 18:40:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | お仕事 | 日記
2018年12月11日 イイね!

NV350 仕上がり❣️

NV350 仕上がり❣️いよいよ仕上がりに向けてです❣️

荷室の照明取り付けです。
最近はCOBと言うとても明るく便利なLEDがあります。
今回はこちらを利用しました。



こちらがCOBです。
厚みは4ミリほど。驚くほど明るいのです(*´ω`*)。



荷物室は棚を作る予定との事もあり、照明の取り付け位置はお客様と吟味を重ねました。



バックドアにも照明を取り付けました。バックドア開放時は足元まで明るく照らしてくれます!。

そして、スライドやバックドアを開けっ放しで置くときや照明が不要な時は運転席頭上に埋め込んだスイッチでオフにもできます。



半ドアで移動しなければならない時などでも、こちらのスイッチで後付の荷室灯は全て消す事が出来ます❣️。


Posted at 2018/12/11 19:14:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | お仕事 | 日記

プロフィール

「こんなのアリ?ヤバいと思うヨ。。。 http://cvw.jp/b/1685619/48453554/
何シテル?   05/27 10:51
大門 圭介です。よろしくお願いします。 デビューしてみました。 自動車電装整備士をやってまして、いつも車に囲まれて生活しています(^^)。 車輌診断機をは...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

日産 キューブ チョコキューブ (日産 キューブ)
廃車になってしまったZ11からの乗り換えです('ω')ノ
日産 キューブ きゅー (日産 キューブ)
以前所有のマーチとサヨナラになり、替わりに来ました。よろしくお願いいたします✨。
日産 セレナ 日産 セレナ
大移動用の車です指でOK。 C24からの乗り換えですexclamation×2 外見はリアスポとクリアハイマウントをチ ...
日産 マーチ ち~ま~号 (日産 マーチ)
ブルーメタリックのち~ま~号です!。 サブというより、お客様にお貸しする為の代車です(^ ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation