• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

大門 圭介のブログ一覧

2021年03月24日 イイね!

本日入荷❣️

本日入荷❣️皆さまこんにちは(╹◡╹)。

本日、WAKO'Sの、プロステージS エンジンオイル200㍑が入荷しましたヾ(๑╹◡╹)ノ"。
10W-40ですが、当店では0W-30も在庫していますのでお客様のご希望粘度にブレンドも可能です\(^^)/。
冬場は柔らかめ、夏場は粘度を上げて、といったご要望にもお答えできます。
同じグレードのエンジンオイルだからこそ性能を落とさずに粘度を変えられるのが強みです( ◠‿◠ )。

Posted at 2021/03/24 01:24:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | お仕事 | クルマ
2021年03月12日 イイね!

危険ですからね('ω')ノ。本当に燃えますよ。。。

危険ですからね('ω')ノ。本当に燃えますよ。。。皆様こんにちは。

今回は不要な配線を撤去してほしい、とのご依頼です。
合わせてメーター内ブレーキ警告灯の点灯と後付けセキュリティが
誤動作する様(エンジン始動のたびにピーピー!!と音がする)ので
こちらも対処願いたいとご依頼いただきました。

まずはお車拝見。。。
エンジンルームを見た瞬間絶句。。。



バッテリーターミナルからヒューズ・ヒュージブルを介さずにいきなり配線が
たくさん生えていきます・・・どこへ向かうやら・・・。
諸々確認した後にバッテリー⊖ターミナルを外して、いちばん太いケーブルから
どこへ向かうのかを追っていくと。。。



ブレーキのマスターシリンダーに社外?自作?の遮熱板が付いております。
この遮熱板の裏側から先ほどの太いケーブルが・・・。

こ・・・こわ・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル



分かりますでしょうか?。遮熱板のエッジの部分に当たっていた被覆に跡が
あります。
走行中の振動で擦れ、遮熱板とファイアーウォールの間に挟まれた形跡です。
このまま使用していけば、間違いなく被覆が限界突破して。。。
想像するだけでなんと恐ろしい。。。

これだけの太さの配線をヒューズ無しでバッテリーから引き出すなんて
万が一のことを考えると背筋が凍り付きます。
そしてこの配線はオルタネーターのB端子へ接続されていました。
オルタネーターからバッテリー間の補助(補強)配線という目的のようです。
この補助線の設置は否定しませんが、最低でもヒュージブルリンクなどを
介しましょう。こういうと、ヒュージブルの抵抗が・・・とかダイレクトに
接続したほうが効果が高いなど色んな意見がありますが、まじで、ま、じ、で、
車が燃えちゃいますのでやめましょうね。。。
以前にも配線保護のお話をしましたが、特に大電流が流れる箇所は注意が
必要です。大電流が流れれば少なからずケーブルは熱を持ちます。
ビニール被覆、特にAVSと呼ばれる自動車用薄肉ビニール配線は低電圧用
の為被覆が薄い(一般用と比べて)ので、使用場所に応じた配線保護が必要です。

ブレーキ警告灯は疑いか所が2か所。
①カーナビの走行中テレビ視聴用の配線
②ターボタイマーのサイドブレーキ検出配線
がとても怪しい。。

まずナビを外してみると。。。



お決まりのエレクトロタップ。。。しかも。。。たくさん。。。

もう、この時点でめっちゃ萎えます。戦意喪失。。。
とも言ってられず、調べると。。。



はい。

サイドブレーキ信号配線とアース線がエレクトロタップで合体。。。
そりゃあ、警告灯も光っちゃうわな('ω')。
さっさと撤去。配線補修して完了。
ついでに後付けのツイーターの配線もエレクトロタップでしたのでこちらも
スプライスによるカシメ接続に変更、すっきり仕上がりました。



いらない配線をどんどん撤去。。。



ヘッドライト周辺をLEDテープにて光らせる今風?の物も撤去しましたが、なんと
こちらの接続は。。。



プラス・マイナスの極性も分からない圧着。。。ま、車両側はどちらもメスなので
安心。。。ってなわけないですってば。
車両側はメスの250ファストンにスリーブが付いていますが、LEDテープ側は
250ファストンのオス端子にスリーブなし。ええ、金属の端子がむき出しです。
本当にため息しか出てきません。車両火災が起きなくて本当に良かったですね。



そして↑こちらは室内のイグニッション電源の配線です。
こちらも先ほどと同様にオス側のターミナルが丸見え。。。
職業柄ね、もし走行中にショートしてヒューズが飛んだりした場合、IG電源が
落ちるわけです。どこから分岐するかにもよりますが、エアコンやパワーウインドウなどが動かないならまだ良いのですが、ウインカーやワイパーが動作しなく
なったりメーターが動かない、エンストする等となった場合は本当に危険です。
DIYでの車いぢりはとても楽しいですし、大賛成です。しかし、この様な
配線はとても危険。楽しいはずがどんだ大事にもなりかねませんので、本当に
注意してくださいね。
ヒューズが飛ぶくらい、とか切れたら取り換えればよいと安易に考えていると・・
最近の車両はIPDMやディストリビューションボックスなどの内部にヒューズが
組み込まれており、ヒューズ交換ができない車や特殊なヒューズを使っている
車も増えてきましたので、痛い目にあうことも十分あります。

結局、後付けされた配線をすべて撤去して完了となり、各部スイッチを操作して
最終チェック中に。。。ん??

あ。。。ワイパーが。。。間欠動作しない。。。
コラム横には。。。怪しげなツマミが。。。もうね、予想通り。



間欠の時間調整用のボリューム。。。しかもレバースイッチから直配線。。。
途中でカプラーくらい付けなよ・・・バラせないぢゃん。。。とか思いながら
こちらも撤去のご許可を頂きまして、修理です。




イモ半田の上にパターン剥離。配線が引っ張られたんでしょうね、、、きっと。
こちらもササッと修理。



そしてやはり。



ヒューズも交換してすべてのスイッチ類の正常動作を確認して出庫となりました。

皆様、配線はしっかりと。ショート等の対策には十分ご注意をしてください。
そして、ヒューズの取付場所は電源を取る場所から一番近い部分に取り付けを。
振動や熱害、干渉や雨水にもご注意くださいね。

またもや長文、大変失礼しました。
Posted at 2021/03/12 09:37:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | お仕事 | クルマ
2021年03月01日 イイね!

LEDウインカー、ご用心!

LEDウインカー、ご用心!皆さんこんにちは。

さて、今日は友人のお車のLEDウインカーのお話です。

友人曰く。。。
右折レーンで3分くらい停車しているとハイフラになってしまうのだが?

とのご相談。
まあ、大体原因の想像はつきますが。。。

続いて、5000円位するキャンセラー内蔵にしたんだよ?。なんで?
と。。。

とりあえず、現車を確認しながら様子を見ます。

ウインカーを操作して。。。きちんと点滅しています。待つこと数分。
なりました、ハイフラ。。チカチカチカチカと。。。

とりあえずバルブの点検しようと思ったその瞬間!

あっち!!!あちちちち。。。。想像以上に熱い。。。



そりゃそうだ。キャンセラーが入ってるんだもん。
それにしてもこの温度。。。100℃超えてます。
まあ、白熱球も熱くなりますけどね。

ここでちょっと脱線します。
LED=省電力
これは間違いないです。しかし、ウインカーで使用する場合、たいていの車種は
設計したウインカーバルブに流れる電流値を見て点滅制御しています。
フラッシャーリレーはその役割をする部品です。
車種によってはBCM(ボディ制御モジュール)で行う車もありますが・・・。
LEDに変更することにより消費電力が減る=電流が余り流れない=電球切れと
判断してハイフラになります。
この為、市販されているハイフラ対策用抵抗(メタルクラッド抵抗)を取付けて
電球で消費される分の電力と同じ量の電流を抵抗で熱として放出させます。
なので、フラッシャーから見れば、
白熱電球が付いていると同じ(設計時の電流値)電力が消費されているので
ハイフラにならずにきちんと点滅する、のです。
なので、抵抗でハイフラ回避している=省電力にはなっていませんので
ご注意くださいね。
フラッシャーリレー交換で対策している場合はしっかりと省電力になってます。
ウインカーとして消費する電力量に関しては学生の頃習ったオームの法則で
ある程度計算で導けますので割愛させて頂きます。
しかし、これも注意が必要です。
21Wや27W等の電球の電流値を計算すると、確かに電流値は求められます。
が、が、ですよ?その表記されているワット数は定格電流時に消費される
電力量ですからね。。。計算値と実測値の違いや突入電流、配線での電圧降下
などを考慮して、単純計算では導き出すことは無理で危険なんですよ。。。
と、まあ、うるさい事を申しましたが、気を付けてください、ということです。

そしてこの装着されているLEDバルブも電子回路でキャンセラーが構築されている
様です。どのような形であれ、ある程度の電力を消費してフラッシャーが、
「電球ついてるね!」と思うように消費をしなければなりません。
と、なれば。。。それなりの熱を放出します。
先ほどのメタルクラッド抵抗による電力消費をした場合はこの抵抗が
発熱します。
ですので、このメタルクラッド抵抗を取り付ける際は放熱に十分ご注意下さい。

ウインカーは概ね1サイクル1秒での点滅、デューティ―比50%位ですので、
以下のテストとは条件が違いますが、



連続点灯した場合(した場合ですよ?)1分ほどで120℃を超えました。
どうやら130℃付近で保護回路が働き、点灯を中止するようです。
実車装着の時は数分でハイフラにはなるものの、15分程度では不点灯にはなりませんでした。しかし、ハザード点灯で30分待機、などのシチュエーションもありうるので。。。この辺まで考慮するのがよいのでは?と思います。

LEDは温度により発光の色味や光量が変化しますので、極力熱を持たせない
ように使うことが前提です。
抵抗によりLEDに流れる電流を(正確にはLEDバルブに)抵抗で消費させることにより、ハイフラ回避をしつつ
熱として電力を捨てている、LEDの性能を出すため、と言う事なんです。

じゃあ、なんで数分するとハイフラに?と思うのですが、半導体は熱を持つと
抵抗値が高く変化します。すると抵抗値が高くなる→電気が流れにくくなる→
電流値が減る→球切れと判断する→ハイフラになる
わけです。
このサイズの中にこれだけの熱量を何分間、何十分間もヒートシンク無しで
放出するのには無理がある。。。ということです。

そこで、フラッシャーを交換してしまえば一気に問題は解決します。
私もできるならフラッシャーで回避するほうが良いと思っています。
しかし残念ながら先般の通りフラッシャー交換ができない車種もあります。

今回も抵抗で回避すれば、今ここで直って帰れるよ?
とのことから抵抗にて回避、することになりました。

余談ですが、



このLEDてバルブの場合、8Vあたりを境に点灯しなくなります。
実用的な明るさは10.5v以上は必要でした。
抵抗にて対策をする場合はこの辺も考慮してくださいね。

そして、メタルクラッド抵抗は相当に熱を持ちます。
シッカリとステーに固定して周りに干渉しないよう配慮が必要です。





こんな感じで。。。
また、リード線も普通のビニール被覆コードは避けた方が無難です。

そして、フラッシャー交換対策、抵抗での対策、両方に言えることですが、
万が一LEDが不点灯になってもハイフラになりません!!
ここ、重要!!
LEDが不点灯になっても、抵抗で電流を消費していればウインカー回路は正常に作
動している、と判断していると言う事です。LEDバルブに交換している方は、メー
ター内の矢印ランプが点灯しているから、ハイフラになっていないから大丈夫!と過信することなくウインカーの点灯状況を目視で確認してくださいネ!
あ、社外のLEDテールランプに交換している方も是非チェックを!

長くなりましたが、
①LEDバルブを使用するときは十分理解した上で
②ハイフラ対策はしっかりと
③メタルクラッド抵抗は放熱対策を万全に
④運行前点検でしっかりと点滅状態を確認して
⑤時々でよいので数分程度では無く30分程度は動作状況を確認

ということでした(●´ω`●)

ウインカーついてるけど?と思っていても、もし不点灯だった場合は
事故を誘発しかねない危険な状況になります。
大切な愛車の為にも、絶対に事故を誘発することの無いようにしっかりと
チェックをして、カーライフを楽しみたいですね!

そういう私のZ12もLEDバルブにしています(^^)/



Posted at 2021/03/01 10:22:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | お仕事 | クルマ

プロフィール

「こんなのアリ?ヤバいと思うヨ。。。 http://cvw.jp/b/1685619/48453554/
何シテル?   05/27 10:51
大門 圭介です。よろしくお願いします。 デビューしてみました。 自動車電装整備士をやってまして、いつも車に囲まれて生活しています(^^)。 車輌診断機をは...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2021/3 >>

  123456
7891011 1213
14151617181920
212223 24252627
28293031   

愛車一覧

日産 キューブ チョコキューブ (日産 キューブ)
廃車になってしまったZ11からの乗り換えです('ω')ノ
日産 キューブ きゅー (日産 キューブ)
以前所有のマーチとサヨナラになり、替わりに来ました。よろしくお願いいたします✨。
日産 セレナ 日産 セレナ
大移動用の車です指でOK。 C24からの乗り換えですexclamation×2 外見はリアスポとクリアハイマウントをチ ...
日産 マーチ ち~ま~号 (日産 マーチ)
ブルーメタリックのち~ま~号です!。 サブというより、お客様にお貸しする為の代車です(^ ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation