
ホンダオデッセイに試乗。現行モデルは2013年にデビューしている。思ったよりも最近汗。過去にも乗ったことがあるがあまり記憶に残っていない汗。ただ運転姿勢としてえらく床が高かったイメージ。あとはあんまり覚えていない汗。街中でもたまに見るこのクルマ。このフォルムはピープルムーバーとしては理想的ではないかと思っている。極端に背が高いわけではなく乗用車然としていて3列目も緊急用の域は出ないがある程度の長時間でも辛くないサイズが確保されている。北米にシエナという同じカテゴリーのトヨタのモデルがあり乗車経験があるがあのクルマも十分に快適な空間が提供されていた。オデッセイはホンダ車の中ではデザインは悪くない。どちらかと言えばホンダ全般のデザインは苦手だが汗このクルマに限ってはそのフォルムとホンダデザインの相性が良く、ホンダ車にしては珍しくカッコよく見える笑。全高を確認すると意外やピカソとほとんど同じ。全長は4840mmでピカソより24cm長い。ホンダの低床化技術と全長の長さで車内空間に十分なゆとりを確保しているのだろう。試乗車はAbsolute EXのガソリン車。ガソリン車の試乗車は珍しいらしい笑。乗り込むと内装は悪くない。先代はホントにデザイナーのマスターベーションの様相で酷かったが汗現行はちゃんと車のデザインになっている印象。しかし運転環境が悪い。まずステアリング調整はチルト(上下)のみでテレスコ(前後)が付いていない。今時のこれだけの車格のモデルで両方揃ってないのはあまり見ない。しかもチルトも可動角度が狭く一番上でもまだ低い。ならばとシートを下げて調整しようとするもこちらも可動域が狭く最適化できず。さらにテレスコが無いのでステアリングとの距離を縮めようとシートを前に出すと今度は足元が狭い汗。膝が常に当たっている状態。総じてなんとも運転環境が悪い。パーキングブレーキは足踏み式で時代を感じる汗(ハイブリッドには電動Pが標準装備)。アクセルを踏み込むと意外と大きなエンジン音。2.4Lなのでもうちょっと静かなエンジン音を想像していたが。。しかも音質もちょっと安物感汗。かと言ってパワフル感も感じられずで今ひとつ。乗り味は意外にバタつく印象。走りに振ったキャラとは言え上質感は感じられず。アルファードがえらく大人びて見える汗。残念ながら試乗した印象はガッカリレベル。特に運転環境の悪さは落第点。しかし以前に試乗したCR-Vとインサイトでは運転環境は問題なく乗り味もしっとりとした極めて上質なものであった。オデッセイも次期モデルでは改良されるのか、期待したい。車内雰囲気や後席のシートは好印象。3列目の収納方法も効率的でよく考えられている。トータルで見ると非常に惜しい結果。なんとも惜しい。見た目から受ける堂々としたフォルムや上質な印象のイメージと乗った時の運転環境や乗り味の中身の薄さのギャップがなんとも残念。次回作に期待したい。
↓現行の内装。

↓こちらは先代の内装。やはりデザイナーの自己満はやめてくれとクレームが入ったのか汗、現行は落ち着いたデザインに変更されている。

↓トヨタシエナ。

Posted at 2019/04/27 23:47:23 | |
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ホンダ | 日記