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ちょっと業務のＰＲさせて頂きます。

今度の土曜日、前回遺跡見学会に引き続き古墳発掘調査の現地見学会を行います。（雨天延期）

古代遺跡に興味がある方如何でしょうか？





---------------以下コピペ------------------------

１　日時　　　平成２４年１２月２日（日）　午前１０時から１２時まで

２　場所　　　筆ヶ崎古墳群　発掘調査現場（四日市市小牧町）

３　説明者　　三重県埋蔵文化財センター職員

４　調査成果の概要

　筆ヶ崎（ふでがさき）古墳群には１０基ほどの古墳がありますが、このうち７基について発掘調査を行い、古墳時代の終わり頃から飛鳥時代（約1,400年前）に造られた横穴式石室をもつ古墳であることが分かりました。
　古墳は盗掘を受けていましたが、耳飾りの金環（きんかん）、灰色をした硬い焼き物の須恵器　（すえき）などが出土しました。このほか釵子（さいし）と呼ばれるかんざしが出土したことから、朝鮮半島や中国から渡って来た人々、すなわち渡来人（とらいじん）が古墳に葬られた可能性がでてきました。
　須恵器づくりや馬の利用・飼育の技術などの高い文化を日本にもたらした渡来人がこの地に住んでいたことが推測されるとともに、古墳に葬られた古代氏族を知るうえで重要な発見といえます。
　また、古墳群の南側では飛鳥時代から奈良時代（約1,300年前）の竪穴住居（たてあなじゅうきょ）５０棟、掘立柱建物（ほったてばしらたてもの）１５棟からなる大きな集落も見つかりました。
　この集落からは鉄滓（てっさい）と呼ばれる鉄を加工した時にできる残りかすが見つかりましたので、鍛冶（かじ）に関わる人々が多く住んでいたことが分かる貴重な事例といえます。

５　現地への行き方
　＜三岐鉄道をご利用の方＞
　　　山城駅下車　徒歩約３０分　※現地への道順は、山城駅の誘導係にお尋ねください。
　＜お車で四日市東ＩＣからお越しの方＞
　　　四日市東ＩＣから県道６４号線を菰野町方面へ約２．７ｋｍ進み、「山城西」交差点を右折。
　　　県道６２３号線に入り、東員町方面へ約１．６ｋｍ進み、「北山町北」交差点を左折。
　　　駐車場入口の誘導係の指示に従ってください。

６　参加方法　　どなたでも参加できます。（事前申込不要）

７　その他　・雨天の場合は１２月９日（日）に延期。ただし小雨の場合は実施します。
　　　　　　　　・駐車場のスペースに限りがありますので、できるだけ公共交通機関をご利用下さい。