クランクシャフトベアリング
純正を改めて見てみると保持器の固定が、スポット溶接されており、標準品のようにカシメでないことを発見。
諸先輩の足跡では、同型番でC3スキマとかを流用されているが、純正は似て非なる全く別物のようです。
左が純正、右が一般品

純正の拡大

一般品の拡大

純正品は側面に型番が刻印明記されていました。
6004JXCS24PX3のようです。
回転時の慣性質量を減らす目的と、アクセルオンオフなどの負荷変動で掛かる保持器への応力でカシメが緩むことを懸念しての対策でしょうか...
高速ベアリングとかの名目でL1C3とかの保持器が真鍮削り出しのものもありますが、これは回転に対しては慣性質量が格段に増えるので芳しくないと思いますし、スキマはC3なので、通常のC3スキマと回転としては何ら変わりはないように思います。 本当なら、ケースと外輪の勘合、内輪とシャフトの勘合で、
クリアランスも変わるので、精度が要求されます。 回転精度を要求するならCMスキマとか、精度等級を P0から P5やP4にすれば、エンジンの発熱は無視するとして高精度にはなりそうです。
超高速を目指すなら、改造母体をP5級、P4級を使用してセラミックハイブリッドが今のところ最善かと小生は思っています。 ただセラミックハイブリッドを実現するに、保持器が樹脂製となるのが、今後実運用でどう作用するのかは実験です。
→4サイクルの油が常に掛かるものなら油温が120℃を超えないように
オイルクーラーなどでコントロールもできますので大丈夫だと思いますが、
2サイクルなら1次圧縮でキャブレターを通過した空気が入るので、
そんなにクランクケース内の温度は上がらないと思っていますが、潤滑がどの程 度確保できるのかですね。
究極なら組付けのケース精度と精密測定は要求されますが、アンギュラコンタクトベアリング7004B角度を使用して窒化ケイ素ボールへの変更はもちろん、そのまま鋼板保持器も流用し、背面組み合わせとなるようにGL相当の予圧を掛ければイケそうな気もします。
試作のクランクシャフト用ハイブリッドベアリング
Posted at 2026/03/14 21:30:13 | |
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