新年早々に始業まもなく、いつも懇意にしてもらっております電気屋の社長様からの依頼。 電磁ブレーキのついたモーターの修理で、電磁ブレーキの動作をする鉄芯の支持シャフトが遊動ガタが大きくなって、ブレーキが利かないらしい。
既に分解されており、不具合と思われる部品だけが摘出されていたので、そちらを見せられての修正依頼。
多分見るからに上部方向に穴が広がって、鉄芯のガタが大きくなったのでしょうね。
もう新品部品も供給がないので、現物修理とのこと...で、さらにプレッシャー

さて、穴が広がっているのは分かったけど、どうやって機械加工修正するか...
そのままだと加工可能なクランプができません(泣)
表面

裏面こちらを基準面にするしかないですね。

幸いに、おそらく生産する段階か、組立する際に使用すると思われる雌ねじ穴発見!!

適当な別で使う治具を借用して、両面研磨で平行な基準面作製とピッチ穴を中心振り分けで加工

治具は両面平行研磨したので、これで基準面と加工修正穴の平行度を確保

今度は鉄芯に対しての穴の直角度を調整

穴芯を探って...

いきなりドリルでは既存の楕円穴につられて穴が曲がって加工されるので、一旦φ7.8でエンドミル加工→φ8リーマー加工

続けて反転して同様の芯だしと、治具基準からの穴芯距離を合わせて穴を同様に加工しφ8リーマーが無事に通るようになりました。

続けて内径φ6で外径φ8のブッシュを製作する
内径はφ6のリーマーで仕上げる

ブッシュも完成(ちいさっ!!)

ブッシュも良い勘合で、元の穴に復元

シャフトも無事に通って修正完了!! \(^o^)/
最近どんどんご依頼修正のハードルが上がるんですけど、無い頭をフル回転させて連休明けの良いリハビリになりました。
これで廃番製品がまた復活できそうです。
Posted at 2026/01/05 17:33:53 | |
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