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本日の放課後に補習で続けてリサイクルケースを追加工実施。
今回はショックのアッパー部分のスプリングシートが装着出来るように、
軸部をDカット実施。　加工完了後確認のため追加工した全長を測定確認。

一本目 全長288.188mm

2本目 全長287.871mm　　差異0.317mm

なぜか差異がありますが、鉛筆の芯より少ないので、とりあえずOK
元々の端面から数値で追い込んでいるので、元々の製造誤差かもしれませんね。
Dカット部分も加工完了で、次はついに内径の溝で完成となります。
軸端面の穴はガス入れ用の追加工穴です。

軸部の太さもφ17→φ15に加工完了

格安の大陸製の油圧プレス、格安ながら弊社ではベアリングの分解＆組み込みなど大活躍しており、昨今ではショックの分解にも大活躍。
最近圧送ピストン部分から油漏れがあり周辺に滲んできてるのが気になったので、職業柄思い切って修理実施。
分解してみると、JISには無い規格のO-RINGがバックアップリングと共に組まれていた。　軸径は実測φ11.945（φ12）　そのため、外径から行くとP-９のO-RINGになるのですが、既存溝ではスカスカなので、P-9 O-RING溝を追加で組めるよう溝を旋盤で加工。


滲みも無くなり、作動もいい感じになりました。

先日分解したVWポロの某B社倒立型ショックの外筒ケースですが、トップのボルト部分がかなりごつく作ってあるので追加工で、ギャラン用になるのではと目論見、ササっと図面を描いて追加工してみる。
ギャランやディオン用はM12ネジなのですが、VWポロは M14ネジなのでそのままとしてネジ以外を三菱の部品で合わせて追加工。

構想が決まれば旋盤で実際に加工してみる



全長が65mm長いので、筒長をカットして調整

スライドメタルの当たりが強かった部分をぼかすため全体を磨いて完了

あとは、内径のCリングの溝加工です。
この方法が確立されれば、いろんな長さのショックを流用して製作できそうですね。

先週に預かった、クラッチを滑らして発熱して歪んだフライホイールですが、
とりあえず状況説明を受け入れ頂き、続けて修正依頼となったので、修正作業を実施しました。
表面を面が一様になるまで研磨実施約80μ削除してきれいになりました。
測定器に載せてみて．．．

厚みは 23.983mm　おそらく図面上は25mm前後なんでしょうね。

取付ボス台座と研磨面との平行度は．．．　0.002mm

研磨した全体面の平面度は 0.015mm　（15μ）

この車両の実用途からするとオーバークオリティーですが、修正完了です。
この部品を使って修繕してもらい、大事に使ってもらえるといいですね。
やっぱりこれもSDＧsですかね？？？

オブジェクトに使うらしく、地球環境に優しくなり始めた、ロータリーエンジンのローターを預かりました。


ウエットブラストを使ってキレイにしました。


キレイになってもこれ自体はもう部品として組み込んで動力は生み出せませんが、オブジェクトとなって、これを見た者が夢と希望を生み出せるかもしれませんね。　内燃機関の将来がガラリ変われば、過去の遺物になるのでしょうね．．．　名作か駄作か将来これを見た若人の価値観で分かれるところですね。