またまた安くジャンクを入手したので、内部を確認するためと、使えそうな部品を確保します。 当然シム組のデータも取得です。
今回は日本が誇る本格スポーツカー NSX (NA1)です。 スポーツカーと呼ばれるものはどのようなセッティングになっているか興味ありです。

開梱してみます。

今回はブルーの物もありますね。 → これが見たかった。

慣れたものでササっと分解。

バンプラバーは加水分解で形がありません...

シールヘッドのカバーもバンプラバーが溶けたものがくっついています。
このダンパーは、黄色いものはガス漏れかオイルロックが掛かっていまして動きがものすごく硬かった(動かない?)でした。
まずは黄色の分解構成部品

ダンパー内に汚れが堆積してオイル通路が塞がっていたようですね。
→なんで???
それにしてもショートストロークにするために、ある意味センスのないスペーサカラーの積みかた

青色は、ファクトリー内で追加工されたとみられる先端部に旋盤加工痕あり
ショートロッドにしているようです。

フロント側(黄色)のシム組構成

リヤ側(青色)のシム組構成

関係ない部分なんですが、帳尻合わせのワッシャの枚数が違いますね。
追加工した長さの差異を帳尻を合わせたんでしょうか???
シム組はリニアピストンというのもありますが、前に検証したロードスターに似たシム組ですね。 ストロークに応じた減衰力をリニアに得る典型的なものなのでしょうかね... 必要最小限でシンプルに表現できているように見えます。
参考になります。
これは青い方のケースをギャランのリヤに流用できそうなので、ウエットブラストして外周の塗装を剥離して本日の自由研究は終了...
Posted at 2021/05/15 18:12:36 | |
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