早起きしたので、脱脂洗浄済みで転動体の交換が完了したベアリングにグリスを封入して、ダストシールを取り付けておく。

グリスは使用環境による防水性を考慮して某O社のNo95を使用
グリス封入後にダストシールを復元して完成。
これは見てお分かりの通りダストシールが黒色なのでラバーシールなんですが非接触のタイプです(型番LB) メーカー指定は防水性や対ダスト性を考慮して接触シール(オレンジ色や茶色 型番LU)を使用しています。
分解が出来るなら、対ダスト側をシール LU型で対ダストや防水と関係ない側は LB型とシールも用途に合わせてハイブリッドにすれば、 シール接触の抵抗を少しでも減らせるかもしれませんね。
実際の産業機械なども、密閉側に向く方は開放シール(シール無し 片シール仕様)になっているものもあります。
ホイールのレストアが完了した際に入れ替えの予定

多分この車両では世界初の試みかもしれませんね。 → アホですね
フロントは小さいながらベアリングが両端2個の支持ですが、リヤはシャフト中央で1個のベアリングとエンジンサイドカバーのメタル支持なんで、リヤ側の回転剛性向上は効果があると思っています。
グリスを入れ過ぎに見えますが、これでは回転抵抗や発熱が増えて、本来のセラミック化の目的と相反するのですが、慣らし運転をしっかりしてグリスをしっかりとベアリング内の空間容積内で拡散させて馴染ませてやればOKです。
今回のセラミック化の大きな目的は回転部分の剛性Upと回転時の変形による回転抵抗の軽減と思っています。 レースとかで都度オーバーホールや交換前提なら、丁度の低い少量のグリスまたはオイルで対応すれば、本来の回転抵抗軽減効果が得られると思います。
Posted at 2024/06/19 06:37:52 | |
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