• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

てつしのブログ一覧

2021年03月15日 イイね!

某B社ダンパーピストンの観察 ②

今日は、前回に続き 某B社のチューニングダンパー 某el・・・社の古いタイプのダンパーピストンを見てみましょう。
まずはコンプレッション側

次に中央ピストン

テンション側

ピストンの拡大(表?コンプレッション側)

ピストンの拡大(裏?テンション側)

このタイプは、現在のタイプと違い、コンプレッション側の速い入力の際に油を逃がすのであろう、バイパス構造としての板バネは無く、ピストン自体そのものにたくさんの丸い穴が明いたタイプ。 
これだと機械加工でコピーできそうですね。
初期の逃がし量は小さいシムの厚みでクリアランスを調整して味付けしているものと思料。

次回は、ランエボX CZ4Aの型番末尾T3のダンパーピストンを観察してみましょう... おそらくマイナーチェンジで T4 と ファイナルエディションではT5になっているみたいです。 T5のダンパーもジャンクでいいから出てないかな...

Posted at 2021/03/15 18:24:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2021年03月13日 イイね!

某B社ダンパーピストンの観察

旋盤作業の休憩のお茶の時間に、分解した某B社のダンパーピストンを良く見てみる。
左側がコンプレッション側、右側がテンション側で、某B社のダンパーの秘密は、
コンプレッション側のシムの間にある板バネではないかとなんとなく見えてきました。 ギャップなどを乗り越えるときに早い入力があったときに、オイルを素早く逃がさないと突き上げとなって現れます。 ある程度早い入力の際には、通常のポートからオイルを逃がすものと、前述の板バネで抑えているポートでバイパスさせることで、機能させているのではないかと考察しました。 現在製作中のダンパーはまずは純正構成でシールヘッド以外は組み直しして、感触を見てからシムを触ってみたいと考えています。

テンション側

中央ピストン

コンプレッション側

速い入力を逃がすバイパス部分

どうやって作るのか不思議な形状の、某B社のダンパーピストン。
切削加工では絶対無理なんで精密ロストワックス製法でも使っているのでしょうかね。 ジャンク入手分解したものから推察するに、おそらく平成四半期以降の年式のダンパーピストンはすべてこのタイプです。

この間分解した某el社の物は違うタイプの昔のタイプの物か、ヘビーデューティー仕様なものかでした。 
ただいま溶剤浸け置き洗浄中により次回ご紹介します。
ピストンの種類は1種類でシム構成を変えて、各車種に対応させている大変合理的な作りであると、感心するとともに。 オイルの抵抗の度合いに変化をつけるのみという原理が簡単故に機能が実現できるのだと思いました。
某B社 驚異のメカニズムです。
 子供のころ熱中していたラジコンカーのように、実車も自分でダンパーセッティングがしたいなと思い、苦節20ン年やっと現実になりそうです。
最近はダンパーのことで頭の中がいっぱいです。
Posted at 2021/03/13 18:07:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2021年03月09日 イイね!

デバイディングピストンの考察⑤

金属同士の接触時の摺動抵抗も少なくなると記載のあるウエットブラストですが、施工後にどのくらいの金属表面にディンプルがあるのかをついでにマイクロスコープで見てみる。(500倍だとすごいことになってますね)

溝底の部分で右がオイル室側

ピストン外周

ピストン端面 →エッジのバリ、カエリは滑らかにしました。

溝の側面

これはウエットブラストで錆を落としてから、磨いてみた溝側面

円周に沿ってのスジなので、オーリングの軌道と同じ軌道向きなので、漏れにくいと思われます。  肝心な部分を押さえていれば耐久性も向上するかな...
これは参考までに、前回の別のダンパーの 樹脂材を追加工したデバイディングピストン




Posted at 2021/03/09 12:58:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2021年03月09日 イイね!

デバイディングピストンの考察④

昨日追加工した、某D2○ーシング社のデバイディングピストンにターカイト樹脂を形状加工してあてがってみる。
おそらく外径的には、相手の内筒径と計算通りで摺動効果を得られるはずなんだが...
見た感じはそれっぽくていい感じ
接触面積は増えているけど、圧力が掛かったときに、面圧的には純正の樹脂リングに比べて表面積が大きいから面圧は下がるはずで、摺動抵抗的には良好になると思料
ターカイトの摺動的には、小生の仕事柄実体験で経験済み、これを施工していれば、数トンある機械も摺動面を滑り少ない力で動きます。
ただ、懸念はショックオイルの成分と相性がいいのかどうかは不明...
残材をオイルに漬けて様子見してみようかな


Posted at 2021/03/09 08:28:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2021年03月09日 イイね!

デバイディングピストンの考察③

早起きして時間があったので、分解した某B社の旧式の金属製デバイディングピストンのオーリング溝を拡大して観察。老眼で見えなかった詳細を確認。
溝の底表面は錆腐食でボコボコ凹凸になっていました。
そもそも、ガスは窒素ガスでオイル室にはオイルが充満されており、基本的には水分は無いはずなのですが、車両の走行時のショック上下動での発熱と冷却で、オイル内の空気が分離?し、水蒸気水分によるもの...?
写真は左側がガス室側、右側がオイル室側になります。
昨日も考察した通り、オーリングはガス圧で写真右側に押されているので、それに伴いその周辺の溝部が表面荒れしていますね。
ピンホール状になっているので、これではスローでも徐々に漏れるかもしれませんね。



Posted at 2021/03/09 08:13:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「お疲れ様です。 先日そこの西の端へ訪問した際に、小生も見ました。結構規模で全体を改修されていますよね。」
何シテル?   10/05 07:46
てつしです。周りの皆さんの勧めで始めました。 昔のCARBOY誌みたいにDIYで頑張って動体保存&手直し(改造)をして、備忘録とするとともに、少しでも同車種の...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2021/3 >>

 1 2 3456
7 8 9101112 13
14 15 1617181920
21 22 23 242526 27
282930 31   

リンク・クリップ

K&N エアークリーナーのメインテナンス 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/11/30 22:13:53
エンジンオイル交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/10/22 07:37:30

愛車一覧

三菱 ディオン 三菱 ディオン
三菱 ディオンに乗っています。
三菱 ギャラン 三菱 ギャラン
亡き師匠の愛車を形見に譲ってもらい、 乗り始めました。 昔 E39A VR-4に乗ってい ...
三菱 ギャラン 三菱 ギャラン
初めて買った車、石原プロのドラマの影響か... 当時若者にはマイナーな三菱車 周りに同じ ...
三菱 ランサーエボリューションI 三菱 ランサーエボリューションI
ギャランVR4からの乗り換え、同じ4G63ターボをパワーアップして搭載、車重の軽さに惹か ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation