てつしのブログ一覧

早いもので、前回の活動より1か月経過しまして、月末のため早朝よりCＳＲ活動実施。　
コーティングの状況もバッチリで水はじきもいい感じです。
便器も壁タイルも水洗いで汚れが綺麗になりますね。　


今回ステンレスの手すりが、何か変な液体がかけられて茶色く変色してましたが、
きっちり磨いておきました。　（ちなみに金属磨きは得意です。）

掃除道具を片付けて、自転車で帰ろうとしたらカマキリにハンドルを占拠されていました。　 そろそろ卵を産む前ですから、○スは食べられているんですかね．．．（汗）

いろいろと多忙でいつもながら疎かになってる頭髪を整えに行こうと、早朝に持ち込まれた物品を施工後　メッキ屋さんに納品の帰路に近所なんで予約状況を確認に訪店。予約は希望時間に取れたものの、またもや扇風機を見せられて”これ直る？”ってまた同じ扇風機を見せられる。　話を聞くと各部屋に同じものが置いてあるらしい．．．→年よりなんで機種が同じでないと操作が覚えられないらしい（汗）
特に外観からは物理的破損は見受けられないので、とりあえずお預かりして、再度訪店までに直してみることにしました。

まずは通電してみると、モーターが唸るのみで、防護網を分解すると羽根の回転が重い→ 前回と同じ症状みたいです。
カバー類を全部分解して、モーターにアクセス

まずは浸透潤滑剤で各部に注油をして回転を馴染ませ軽くなるのを確認する。


首振り機構の駆動部にもグリスを塗布して、

メインシャフトの軸受部分にはオーバークオリティですが、回転で飛散せず長期にその辺でグリスの体を保つ　オメガNo95を充填塗布
実際に回転させても飛散することなく良好です。

洗浄した羽根と防護網後ろを復元し動作確認良好

大陸製だと思料されるが、記載事項は希望的観測か．．．
記載内容の半分で商品としての機能せずですね。
当然製造コストもありますが、この商品の回転部分にはベアリングが使用されておらず、メタル軸受でしかも給油らしきグリスの塗布も無く（←滅失した？）のか、
非常に厳しい状況であると考えられます。
2台目も無事に社会復帰出来て任務続行できそうで良かったです。　
（心当たりの扇風機をお持ちの方は試してみる価値ありですね。）

理髪店のオバちゃんSDGｓと大喜びでした。　大した修理ではないですが喜んでもらえて幸いです。
昔おねぇさんだった、オバちゃんもいい歳になって、年内で屋号を替えて美容師の娘さんに譲るそうです。　引退までしばらくは2馬力で頑張るみたいですのでとりあえず安心。　それはそうです、小生が子供のころから行っていた理髪店で、小生が人生のゴールがボンヤリと見え始めたオッサンになったので当たりまえですね．．．

ポンプが直れば次は軸が滑ってたプーリー側の修正。
ブッシュ修正しかないので、まずは加工前に汚れと、錆と劣化塗装を落とす。


旋盤に掴んで芯出しの後に、変形した内径を修正

最小限にするつもりが、結局元寸法φ16→φ28となって、やっと真円確保

内径穴の寸法が決まったら、次は埋め込むブッシュ側を加工

締め代を付けて加工仕上げ完了

締め代があるので、入りませんね

ブッシュは冷凍庫でしばらく保管の間に、プーリー側は”チン♪”して加熱

ブッシュ打ち込み完了

プーリーが冷めたら、修正したポンプ側の軸に合わせての内径の仕上げです。

プーリー穴修正加工は無事完了


セットネジ部分も拡大加工で　M6→M8ネジにして、ポンプへ復元

以上で緊急手術完了。　早くお客様の設備復旧するといいですね。

ギャランの注文していた部品を取りに、部品屋さんに出向くと　”これ直せる？！”と見せられたのはポンプユニット。　見た感じでギヤポンプと分かったのですが、軸が溶着して、ポンプ自体も回転しません．．．　構造的には簡単なものなのでとりあえず預かって帰ることに．．．


とりあえず分解、プーリが付いていた軸もすごいことになってますね。


シールが脱線して噛み込んでいるわけでないからとりあえず安心


ポンプ機構、回転するギヤには欠損も無く良好

とりあえず溶けた軸部を旋盤で削ってアンダーサイズにして真円にする。

軸が直ったら、ポンプ自体を復元
当然外観はウエットブラストで洗浄ついでに綺麗にしています。

軸もφ15に復活、次はプーリー側の変形溶着した穴をブッシュ修正です。