水に敏感な奥様が、業者にお願いをして取り付けていた浄水フィルターが怪しいので、契約を解除して新しく自製したフィルターを設置。
契約していた業者は小さいフィルターケースで2年間交換不要といって月に数千円を契約料として引き落とし、そのフィルターも1年を経過すると目詰まりするのか水道吐出圧力が下がるが、フィルターは2年毎の交換なのでそのまま我慢...でした。
まずは観察のため、業者の製品を内緒で分解してみた結果、当然ながら濾紙と活性炭が入ったカートリッジフィルターが入っていました。5人家族の水道使用量では当然ながら役不足な表面積。 →この業者大丈夫なのか???
世の中にはこうして騙されてるとまでは言わないけれど、ちょっと整合性のないことを押し付けられていると思うと残念ですね。
さて今回自製したのは、古いマンションなので鉄管のごみを考慮してフィルターをダブルにして、粗でごみをキャッチして次段のフィルターで活性炭フィルターを通して浄化するちょっと贅沢な構造。
フィルターのIN・OUTで圧力ゲージを付けて、差圧が大きくなった段階でフィルターの目詰まりが目視で分かるようにしているので、今後のフィルター交換サイクルも容易に判断できる構造とした。
フィルタースタンドは、息子に設計してもらい、取引先の板金屋さんにお願いをして作ってもらいました。→もちろんステンレスです。
フィルター交換の際にもボールバルブを閉めれば止水栓を触らなくても止水が可能となる構造と
フィルター部分を今後の改造の際に取り外すことがあっても、フレキシブルパイプで、バイパスをすれば一時的にフィルターなしにも出来ると今後想定できることは自製ならではで盛り込んだつもり
ただ、フィルターケースが某○mazonで取り寄せたので作りが悪く、加工精度がとにかく怪しく、ネジ部はササくれてまして、ステンレスだからかじりそうでした。 一旦前部分解してササくれやバリを丁寧に除去して対処。
管用メネジも深く入りすぎで、穴径が大きく締め込んでも先にオネジが底付きしてしまい、テーパーネジが十分に効かないなど、さすが大陸クオリティーです。
こういうのを見ると、大陸で使用されている各種設備は本当に大丈夫なのか心配になりますね。
さて、効果としては...
しばらく水道管のエア抜きを実施した後に、試薬で比較してみる。
右がフィルターなしの状態で、取り付け前に前もって試験
左がフィルター取り付け後の状態で上から4段目が遊離塩素、5段目が塩素となっており、5段目は明らかに塩素除去が行われていると判断できる結果。
業者の既存フィルター撤去後はしばらく、お風呂に溜めたお湯で浴室が塩素臭かったので、これは改善効果が期待できそう。
我が街は川の多いデルタ地域の街で水も100選とかに選ばれているらしいのですが、昨今の雨不足でダムの貯水量が減り藻が発生したりしたのを消毒除去するのに塩素を多めに使っているとか、業者の方に撤去の際に言われたらしい...
言い訳もっともらしいな。
これでうまくいけば、フィルターのランニングコストも下がり、キレイなお水が使用できて、奥様はご機嫌になるはず... なんだが...
Posted at 2023/12/09 18:25:11 | |
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