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続けて、このモーターの反対側の軸側のハウジングを修正
今回ハードルが上がり、支持ベアリングがかなり奥側にあり、少々難儀をしそうな感じ．．．
まず困ったのが、ノーズ部分がテーパーになってて旋盤で確実に掴めません

お客様に加工提案させてもらい、ノーズのテーパー部分を旋盤で掴めるように
円筒部分を平行に加工させてもらうことに


旋盤で掴めるようになったので、穴側の修正加工を継続



穴部部分オーバーサイズ加工完了

別途加工したブッシュを圧入

厳しいけど奥まった穴を仕上げ．．．

寸法ご指示のちょっとキツメで加工完了


追加で、ベアリングの止まり部分を修正で追い込んだため、ライナーで位置補正するのでリング状のライナーを製作してミッションコンプリート

懇意にしてもらってる電気者さんからの依頼
モーターのエンド側の支持ベアリング部分の摩耗をブッシュ修正
汚れが相変わらず酷いですね。


修正に先駆けて測定などが必要なためウエットブラストで洗浄


測定が終わればブッシュ勘合のためオーバーサイズ加工実施

2点芯出しで円周と端面の振れを調整して．．．

慎重に仕上げ加工

修正完了！！

友人に頼まれたECUの修理　アイドリング制御（ハンチング）がうまくいかず、恐らくスローを制御するステップモーターが動いていないところまで特定していたので、ECU内の制御FET素子を交換

取り外して．．．

4素子がユニットになってるアレイタイプのFETでした。

2番3番の素子がダメになってるようです。


取り寄せした素子と交換



動作確認でうまくいったようです。

ダミーヘッドを製作してしばらく放置でしたもの、空調の部屋でしばらく寝かしたので測定を実施してみた。
まずはボルトをフリーで、ボルト締め付け時に変形が最もすると考えられる
ボルトの対角線方向の円筒直径を実測　→　結果φ40.013

続いてもう一方の対角線円筒直径は同じく φ40.013

トルクレンチで規定トルク最大1.2kgf.mで締め付ける

同じように実測


寸法変化は殆ど無いようです。
さすがよく考えられていますね～
ただ締め付けによってポートの方向の下側が寸法が広がる兆候にあるようです
数μですが．．．
これで、シリンダー側は合わせるピストンの実測寸法に0.05～0.07で現合隙間を与えればOKですね。

シリンダーの高精度修正を兼ねたボアアップに際し、ダミーヘッドを製作
2サイクルエンジンでシリンダー内にポートがあることから、恐らくヘッドボルトを締めたときには歪んでるというか、4サイクルのようにズドンと円筒のものよりも歪みやすいのではとダミーヘッドで締めて寸法変化も確認してみるつもり、
一応純正シリンダーで限界とされるMAXφ43を想定して ダミーヘッドのボアはφ44で製作。　厚みは純正部品のヘッドの厚みを測って同じ厚みで製作


スタッドボルトを手配中なので、それが来次第トルクレンチで締めて
寸法変化を検証してみます。