先日・・・TV朝日系列全国ネットで放映された「列島警察捜査網2013 THE追跡」皆様ご覧になられましたでしょうか?
昨今・・・犯罪事案も様変わり致しまして・・・。
覗き、盗撮といった女性の敵とも言える事案が相変わらず多く発生しております。
30歳も過ぎて盗撮マニアの癖が抜けず、一回捕まって執行猶予中にも拘らず・・・日々盗撮に精を出していた男の案件・・・。
スニーカーの先端に孔を開けてスマホを忍ばせてスカートの中を盗撮していた事案。
全く卑劣にも限度があるってモノですがこの被疑者達に共通していることはマトモな女性に相手にされない上に、歪んだ性癖を持っている者が殆どだということです。
この様な事案を引き起こした被疑者がシャバに舞い戻った後の再犯率は非常に高く、薬物事案にも匹敵する程の勢いなのです。
逮捕時の容疑は「迷惑防止条例違反」というものなので実際司法上での罰則は暴行事案や脅迫事案、薬物事案等よりも軽いことが問題とされています。
未来的にこういった事案への罰則規定は更に厳しくする必要性があると思われます。
又、30歳過ぎの男がパチンコ店の駐輪場にあったバイクにぶら下げてある寿司弁当の袋を盗もうとして被害者男性に取り押さえられたという事案・・・。
情けなくて観てる方が呆れてしまいますが・・・。
被疑者は無職、職を探す気も無い。こんな輩が実際に増えているのも実情です。
お金を2円しか所持していなくて福島県のスナックで12,000円相当の飲食をして無銭飲食になった事案・・・。
機捜の刑事さんに諭されてもノラリクラリで自分の罪に反省という部分が微塵も感じられない・・・。
こんな奴・・・マジで多い・・・。捕まえる方もストレス以外の何物でもない。
富山県では少年の鉄道の無賃乗車に駅員への暴行。
全く悪びれる様子も無い被疑者の態度!16歳のガキが携帯片手に態度LLサイズ・・・。有得ない。
性根を叩き直してやりたくなる。
愛知県警の高速隊の事故取扱事案も今回は結構派手な事案が多かったが死亡事故になっていなかったことがせめてもの救いであろう。
居眠り運転による前方車両への追突事故。加害者は20歳代の男性。助手席では彼女が爆睡していたらしいが・・・。
「ボーッとしていた。」で左側土手を斜め走行してガードレールの端にぶつかってゴロリンと一回転した上に後続車と接触!
進行方向と逆向きに停止し・・・。
しまいには後続の大型トラックと睨めっこ状態であわや正面衝突!
間一髪のところで大型トラックは停止出来たが、コレで大型の後方に更に大型がひっついていたら・・・。もし、大型が連なっていたら・・・。背筋が凍る思いである。
この事故を引き起こした運転者も20歳代・・・。
おい!どーなってんだよ?!
免許証を取得した際に
「危険」について学ばなかったワケじゃねーでしょうよ。
居眠り運転の代償がどうなるか知らない訳じゃないでしょうよ。
ボーッとしていて土手を斜めに走行しろ何て教わってないでしょうよ!
彼等が引き起こした事故が大きなコトになり、果ては人命さえも奪う結果になりかねないってコトを肝に命じて貰いたい。
交通事故と言えば絶対に許せない轢き逃げ事案・・・。
愛知支社の安城支店管轄・・・。
盗難車のニコイチ車で60歳代の男性の乗る自転車ごと跳ね飛ばし・・・。
周囲20m,30mと遺留品が飛び散る程の惨状でしたね。
かなりの速度で跳ね飛ばしたと推測出来ますが、轢いた後には前方の信号待ちで停車中の複数の車両5台を右からまくって交差点を左折してバイパス側道から逃亡・・・。
もう、この時点でマトモな人間のやることじゃないですな。
現場に轢き逃げ車両の遺留品たる塗膜片が複数採集され、マル害の自転車の籠にも大きさ1mmにも満たない塗膜片が採集されたお蔭でトヨタ系車両のブラックマイカだと塗装色が判明しました・・・。
これで車種が割出せるということであります。
で・・・車当り・・・。
コレはあくまでも正規で登録されている自動車から被疑車両を炙り出す手法であって・・・。
盗難車でナンバー付け替え車だと、まず車当りで炙り出ることは無く・・・。
増してや・・・被疑車両が出ても運転者を割出すことさえも困難なことが多いです。
指紋?大体は複数の人物の指紋が盛り沢山で中には不法入国の外国人の指紋だったりして該当が全く出なかったりもします。
この事案では隣の管轄支店でブラジル人のシャブ事案で内偵中の男が捜査線上浮上しましたが、この様な別事案が浮上しないことには捜査の糸がプッツリと切れてしまうこともあります。
この轢き逃げ車両にあっても三重県内で盗難されてナンバー付け替えの「お約束車両」だったのでシャブ事案が持ち上がっていなければ迷宮入りしかねない危険な事案だったと言えます。
これで被疑車両を解体されでもしたら証拠が存在しないということになり例え疑わしき者が出てもシラを切られたら終了になりかねません。
事実、本件でもマル被はシラを切り轢き逃げの犯行を認めようとはしません。
ところが・・・桜田紋㈱愛知支社の総力をあげて証拠の確保に全力で臨み・・・。(証拠確保の詳細は捜査上で支障が出る可能性がありますので細かくは放映してませんでしたね。)
シャブ事案で通常逮捕したマル被に証拠をつきつけて犯行を認めさせました。
だから・・・
轢き逃げは90%は捕まる!
残りの10%は殆どが盗難車のナンバー付け替え車、未登録車の天ぷらナンバーってお話が多いのが現状です。
それ以外は轢き逃げはほぼ事故発生から短時間で検挙されている案件が殆どです。
不幸にも事故を起こしてしまった場合にはまずは負傷者の救護措置。多重事故の防止。絶対に忘れないで下さい!
運転者の方や同乗者の方々の早い措置が被害者の命を守ることに繋がるケースも多いのです。
運転をする者はどんな状況であれ、絶対に轢き逃げだけはしちゃダメです!
命の重さを子に教えるべきアナタがとるべき緊急時の行動とは何ですか?
