桜田紋株式会社の社員養成スクール・・・。
若き警察官の巣立ちのシーン・・・。
初任科教育で学卒は6カ月、高卒は10カ月の厳しい教場訓練を経て首都を守る警察官として現場に巣立って行きます。
教場で集団生活をした仲間とは固い絆で結ばれ、同期の結束が築かれます。
入校の際は入校式で・・・
私は日本国憲法
法令
条例その他の諸法規を忠実に擁護し
命令を遵守し
警察職務に優先して
それに従うべきことを要求する
団体又は組織に加入せず
何ものにもとらわれず
何ものをも恐れず
何ものをも憎まず
良心のみに従って
公正に警察職務の遂行にあたることを
厳粛に誓います。
と・・・宣誓して・・・警察学校での生活がスタートします。
設備も充実した校内で警察官として現場に出るまでの鍛錬を行います。
ま・・・陸上自衛隊のレンジャー訓練よりは・・・まだ軽いかもですね・・・。(笑)
しっかし・・・警視庁警察学校も府中に移転してから設備も良くなったし・・・待遇もUPしましたなぁ・・・。
中野区にあった頃は・・・タコ部屋生活と言っても過言では無く・・・。
教場の厳しさは・・・現在の若者だったら脱走者が多数出そうな勢いでしたな・・・。
「川路広場に集合!」
で・・・遅れると・・・ペナルティで・・・
「連帯責任!○○教場全員で腕立て伏せ50回!」とか・・・。
★川路広場とは・・・普通の学校で言う校庭のことです。「川路」とは警察制度の創設者・・・「川路大警視」に因んでつけられたそうです。
「川路大警視に敬礼!」
川路広場に建つ川路大警視の銅像に敬意を払い、一同敬礼!
タテ社会の組織の一員として生き抜く為の教育でもあります。
同期が警察官を拝命した理由は様々・・・。
「親が警察官だったから。」
「犯罪被害者になった自分を担当した刑事さんがケアしてくれて立ち直らせてくれた。」
「犯罪によって泣き寝入りした身内と同じ様な被害者を増やしたくない。」
「父親が現職時代に殉職した。その為に父親の敵を討ちたい。」
「白バイに乗りたい。」
「一線でホシを追う刑事になりたい。」etc・・・
様々な想いを胸に警察学校でのカリキュラムを受け、日々鍛錬を繰り返して警察官として成長してゆきます。
警察学校卒業後は基本的に所轄の地域課で交番勤務をおおせつかります・・・。
そこで色々な経験をします・・・。
担当地域のパトロールや不審者への職質・・・。住所の確認やら遺失物の届け・・・。
110番通報による現場への急行!
起きてしまった事件現場での現状保存や周辺への警戒等々・・・。
交通のエキスパートになりたければ、交通違反者の取締、検挙。
街頭検問や交通事故多発地帯での積極的な取締による事故防止等の実績を積んで所轄署の警察署長からの推薦を受けられる様に日々精進する必要がある。
刑事や自らになりたければ犯罪事案防止の為の巡回や既に起きてしまった事案解決の為に積極的な職質による被疑者(マル被)の確保等の実績が必要である。
中には所轄地域課勤務でシャブを嗅ぎ分ける凄腕をもったPMも居ましたなぁ・・・。
数年後には第四方面の自ら隊に転属されて現在は自ら隊の指導班クラスにまでなったとか・・・。
因みに・・・シャブ事案は自ら隊の大好物です!
シャブ絡みの110番通報は自ら隊が
「ぶっ飛んで」現場に急行しますので是非、シャブの取引等・・・危険なモノを見てしまった等情報をお持ちの方は通報をお願い致します。
余談ですが・・・数年前・・・シャブ事案の多い都内の某繁華街で・・・。
警察学校の卒業前の現場実習で・・・
「ココはシャブ事案が多い!いいか・・・あ~ゆ~奴がシャブを持ってる可能性が高いから職質対象者として積極的に職質しろ!行け!」
と・・・指導員たる教官が自分が指差す先の対象者に向かって若いモンを行かせたら・・・。
試薬で色がマリンブルーとかに変色しちゃうお薬が出て来ちゃいました・・・。
それもマル被にあっては・・・現在は某有名人の元亭主だった様で・・・。
その後は・・・新聞、ニュース等で大騒ぎになりましたな・・・。
烏賊じゃあるまいし・・・「あぶり」でシャブ食ってたという「あの」お話でした・・・。
お陰様で現場の彼らは夏休みを返上して職務遂行に頑張ってらっしゃいました・・・。
お疲れさん!
シャブ持ってて・・・PMやPC見て血相変えたり・・・隠れたり・・・そのまんま自動的に職質対象者になりますからねッ!
職質を受けて変な拒絶をしたり、態度悪く大騒ぎしてっと・・・
どんどんPCとPMが増えてゆきますからねェ~。
間もなく脱法ドラッグも取締検挙対象になりますから薬物何かで逃避行してないでもっと現実を見据えて生きて下さいねッ!
警察官を拝命した若い力が犯罪を未然に防げる様・・・彼らにはいつもエールを贈るmpd3104です・・・。
Posted at 2013/02/07 13:16:28 | |
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