Response記事より,
「国土交通省は,局所的な雨量について,リアルタイム観測が可能な
XRAIN(XバンドMPレーダネットワーク)の配信エリアを札幌周辺地域,
岩手・宮城地域,福島地域,関東地域に拡大すると発表した。
札幌周辺地域,岩手・宮城地域,福島地域,関東地域で新たに8基の
XバンドMPレーダの運用を開始し,9月5日14時ごろから降雨観測情報
の配信エリアを拡大する。
札幌周辺は従来,観測範囲外だったが,北広島局の配信開始により,
北海道札幌周辺が新たに観測範囲となる。
岩手・宮城地域の観測範囲は従来「栗駒山周辺地域」として,2基
(一関局,一迫局)で観測していたが,新たに涌谷局,岩沼局,伊達局
の配信開始により,観測範囲を岩手県,宮城県,山形県,福島県などに
拡大するとともに,複数基で観測される範囲の観測精度が向上する。
福島地域は従来,観測範囲外だったが,新たに伊達局,田村局の
配信開始により,福島県,宮城県,山形県,栃木県,茨城県の一部が
新たに観測範囲となる。
関東地域は従来,関東局,新横浜局で観測を行っていたが,新らに氏家局,
八斗島局,船橋局の配信開始により,観測範囲が千葉県,埼玉県,茨城県,
群馬県などに拡大するとともに,複数基で観測される範囲の観測精度が向上する。
また,現在,2014年度中の配信開始を目標に,九州熊本地域に2基,北海道
札幌周辺地域に1基の整備を進めており,今後も観測体制を強化する。
国交省では,XRAINによるリアルタイムで入手できる詳細な雨量情報を活用し,
適切な河川管理や迅速な防災活動に役立てるとともに,洪水・浸水予測の
高精度化を進めている。」
とのこと。
Posted at 2013/09/04 20:47:43 | |
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