Response記事より,
「古河電池はアイドリングストップ車専用の鉛バッテリー
『ウルトラバッテリー エクノIS』のラインナップを出展。
エクノISは,鉛蓄電池にキャパシタを内部に組み込んだもので,
内部の負極にキャパシタが貼り付けられている。戦略企画室の
河口祐太朗氏は,「アイドリングストップ車の場合,充電不足の
状態で長時間使われ得れることが多く,鉛バッテリーには過大な
負担がかかる。化学反応を伴わず,電化の吸脱着により充放電する
キャパシタは急速充電に強く,充放電による劣化がない,という
特長がある。鉛バッテリーは高容量で大電流放電に強いが
急速充電に弱く,劣化もすることから,キャパシタでこの弱点を
補える」と説明する。
気になる効果だが,同社の調査によると80%充電状態での使用を
想定したDCA(Dynamic Charge Acceptance)試験で同社の従来品
鉛バッテリーと比べておよそ2台の寿命を達成したという。なお,
エクノISに使われるキャパシタは,安全性の高い水系電解質が使用
されているため爆発や過熱の危険性はないとのこと。36ヶ月または
6万kmの製品保証が付けられる。
これまでQ-85のみが発売済みだったが,M-42/N-55を8月に,
S95は10月をメドに発売される予定。
川口氏は「現状,エクノISはカー用品店などのアフター向け販売のみだが,
純正採用への働きかけもカーメーカーに対しておこなっている」とのこと。
アイドリングストップ車の一部には鉛バッテリーとは別にキャパシタを
搭載したり,あるいは鉛バッテリーを2台搭載するなどの解決法を
取っているが,「それでは設置場所がかさばり,コントロール系統も
必要になるため,コスト面で不利。エクノISならばなキャパシタを
内蔵してはいるが,ターミナルやサイズは既存の鉛バッテリーと
同じなのでメリットは大きいはず」(川口氏)と製品メリットを訴求した。
なお,アイドリングストップではない車両の鉛バッテリーをエクノISと
リプレイスしても「急速の充放電をおこなわないため効果は
ほとんどない」(川口氏)とのことだ。」
とのこと。
アイドリングストップ車専用バッテリーが増えつつありますが,
現状高いんですよね~。
Amazonにて,パナソニック製のバッテリーで比較(2013/06/01現在)すると,
カオス アイドリングストップ車用 N-Q85F/AS \27028
Blue Battery カオスN-95D23L \12180
27028/12180=2.219047619・・・
およそ,2.22倍ですね。(^_^;
各メーカーからでてくると思うので安くなってくれればいいかなと思います。
Posted at 2013/06/01 19:32:41 | |
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