Response記事より,
「全日本トラック協会は3月25日,「平成26年度ドライブレコーダの導入効果に関する
調査報告書」を発表した。
全日本トラック協会と各都道府トラック協会では,事故防止対策の一環として,ドライブ
レコーダの導入費用の一部を,「ドライブレコーダ機器等導入促進助成事業」により
助成している。今回,
同助成事業を活用したトラック協会会員事業所に対してアンケート調査を実施,1414
事業所からドライブレコーダの使用実態等について回答を得た。
調査結果によると,ドライブレコーダの装着率は全体で74.4%。車両総重量8トン以上
の車両の装着率は78.2%,8トン未満が69.1%で,車両総重量別では8トン以上の車両
が9.1ポイント多かった。また,平成26年度に初めてドライブレコーダを導入した事業所は,
974事業所で,回答のあった事業所の60.0%を占めた。既にドライブレコーダを導入して
おり,平成26年度に追加導入あるいは代替導入したとする事業所は,37.1%だった。
ドライブレコーダを導入した目的・理由は,多くの事業所が,交通事故防止(87.6%)
および安全運転指導(82.9%)と回答。次いで,事故処理の効率化(69.6%),運転
状況の監視・確認(63.1%)が続き,燃費改善(省エネ運転指導)を目的にする事業者
数は,25.9%に留まっている。
導入効果については,「運転者の安全意識が高まった(危険運転減少)」とする事業所
が72.2%,「安全運転指導に活用できた」という事業所も61.4%と高い割合を占めた。
事故(第一当事者)が減ったと回答した事業所も76事業所(5.5%)あり,事故件数は,
月当たり平均1.31件が0.57件に減少したという。
また,事故発生時にドライブレコーダの映像により「事故処理に役立った」という事業所は,
522事業所(38.1%)で全体の約4割となり,自車に過失がないことが証明されたなどの
事例も報告されている。」
とのこと。
Posted at 2015/03/27 20:02:59 | |
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