ティルト・シフトレンズ風写真

たまに見かけるミニチュア風写真。どうやって撮ってるのかというと、ティルト・シフトレンズなどと呼ばれる特殊なレンズを使っている。光軸をカメラに対して上や下（ティルト）、あるいは右や左（スウィング）に傾けられるようになっているみたいね。

ミニチュアのように見せるにはちょっとコツがいるみたいなんだけど、極端に被写界深度を浅くするってのがポイント。普通にはあり得ない、遠景の一部のみピントが合ってることで近くにあるものを覗きこんでると錯覚するのだとか。よくわかんないけど、なんとなくわかるような・・・

で、こんな写真を撮るためのティルト・シフトレンズは純正なら最安値でも20万円以上する；とても趣味のレベルではないね；まぁそもそも建築物とかを歪みなく撮るようになってるものだから業務用なのかな。

もう少し安い方法というと、ウクライナ製のレンズを購入してアダプターを介して装着する。これでも５～７万円以上はするんだけどね。それでも純正よりは安い。

他の方法としては画像編集ソフトで加工する。これが1番安いね。フォトショップエレメンツだと1万円ちょっとだし。



というわけで、やり方が書いてある雑誌片手にやってみた。

CS2での作業は、

①背景を複製してアルファチャンネルを作成する。
②アルファチャンネルに対して上から下に、白から黒のグラデーションツールを適用する。
③「RGB」に戻し、フィルタメニューの「ぼかし（レンズ）」を適用。深度情報のソースにアルファチャンネルを指定。

あとはお好みで描画モードで「ソフトライト」に変更。不透明度を調節してそれらしく見せる。



職場の女性職員は今ティルトレンズにはまっていて、先日ウクライナ製のものをジャンク品で2万円程度で購入＾＾；
オークションでジャンク品って・・・

それなりの写真は撮れてるみたいだけどね。キヤノンマウントとのことなので今度借りてみようかな。