VF37 O/H その1

買った中古タービン。エキゾースト側の羽がオイリーでした。悔しいのでOHします。

リビルト業者によってVF37はお漏らし常習犯の問題児扱いされていて、再発の可能性が高いとか。
「どうしてもと言われればやるが、保証はできない」
とのこと。
VF49はどうなんでしょうね？

まず罫書きを入れ、羽の位置を記録します。
ちょうど、ナットの削られている部分と
羽の削られている部分が合っていたので、シャフトにのみいれました。

エキゾーストハウジングを取り外し、Tレンチなどでコンプレッサーの羽を取り外します。

後ろに置いていあるのはスラスト方向にガタがあるVF28
バラす練習に使おうと思いましたが、バーナーで炙ったりしてもエキゾーストハウジングが外れない為諦めました。

あとは外人の動画を見ながらバラして行くのですが、外人が簡単そうに外している小さい方のスラストメタルが簡単に外れませんでした。
小さなマイナスで何度もこじってトライします。

バラバラになりました。

関連URLに記載されていますが、白煙の原因として、ここにカーボンがこびり付く事...

男前モノタロウのパーツクリーナーに一晩つけてもダメだったので、棒ヤスリで落としました。

ここのCリングもリペアキットに付属していますので交換

あとはすべての部品を掃除した後、エンジンオイルを付けながら
この怪しいリペアキットに組み替えます。
eBayとかで売ってるやつです。

https://ja.aliexpress.com/item/Turbo-VF37-VF39-Repair-Kit-For-Impreza-WRX-STI-DOHC-2-5L-Impreza-VF30-Rebuild/32747497908.html
VF39とかと共通みたいです。

「SUBARU RHF55」とかで検索すると、色々と面白いものが出てきますが、今回は無視します。

右下の筒を交換するにはプレスが必要っぽいので、触れないようにします。

叩いたりすると移動してしまって苦労しますw

寸法を比べましたが、スラストメタルの3つはセットで交換しないと寸法が合わないので注意

普通の人なのでコピーのリペアキットしか手に入りません。
見分け方は以下の通り...
お試しでこれで行って見ます。

画像では小さなスラストメタルは左が本物
大きなスラストメタルは右が本物です。

紛らわしい画像ですいませんw

KINUGAWAのやつは、もうちょっと凝った形状をしているようです。

まあ、耐久性は不明なので
フロントパイプを外す度にガタを確認して、ダメそうだったらまた交換するしかないですね。

10万キロの中古メタルと、新品の中華メタル
どちらが持つかは？？