LEDインジケーターと点滅回路ユニットを製作
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
後続車注意喚起用のLEDインジケーター(点滅スピード可変機能付)を製作します。
ちなみに電子工作の知識が乏しいのでここでは回路の詳細については触れません。
パーツレビューにも書きましたが、まず希望の仕様について
◆点滅スピードを変えられるようにしたい
◆点滅スピードの変更は点滅パターン切り替え式ではなく、無段階可変式にしたい
◆インジケーターらしく点灯時間を短くしたい
【イメージ例】
点灯一瞬(チカッ)→消灯2秒→点灯一瞬(チカッ)→消灯2秒→
上記の点滅仕様以外に、下記の条件も加えました。
◆点滅スピード変更用のツマミは、ノールックで自然に掴みに行ける位置に設置
◆点滅OFFにもできるように、ON/OFFスイッチ付きにしたい
◆回路基板はケースにおさめたい
2
回路は詳しい方の整備手帳の丸パクリです。
恥ずかしながら、部品個々の役割はわかっても回路全体の仕組みについては結局理解できず終いなので、
この整備手帳は物理的な製作についての内容になっています。
それも素人が行き当たりばったりに考えたものなので、
詳しい方からすれば「それじゃマズい」とか「もっといい方法があるのに」と思うことがあるかもしれません。
そんな時は生暖かい目で見守っていただくか、可能であればご教授いただけると嬉しいです。
回路詳細についてはtakodapapaさんの整備手帳をご覧ください(関連リンク)
必要な部材を洗い出し、電子部品のほとんどは地元の電子パーツ店で購入。
実店舗で手に入らなかったものだけをネットで注文。
電子部品に関しては特に実店舗の存在が有難いですね。
送料不要でバラ買いできるし、「こんなのもあるんだ」と勉強にもなる。
以下ユニットに必要な部材(全て1個ずつ。品番はわかる物だけ記載)
・回路ケース(SW-55B)
・基板(ケースに合うサイズの製品があるようですが、店舗になかったのでテキトーに選んだ物をカットして使用)
・タイマーI C(NE555P)
・I Cソケット 8ピン用
・半固定抵抗器 100KΩ
・1%酸化金属抵抗 1/2W 300Ω
・電解コンデンサ 10μF
・可変抵抗器 500KΩ(3310C-001-504L)
・可変抵抗器用ノブ(465-9814:シャフトサイズ3.2mm ※車両取付時に使用)
・スライドスイッチ(1回路2接点)
電線や収縮チューブなどの部材は割愛しています。
3
メイン回路の前に、まずはリアで点滅させるLEDをどうするか考えていたところ、
たまたま不具合で廃棄しようとしていた同僚のドラレコリアカメラを流用してみることに。
もともとインジケーターが付いているカメラだったので、LEDを仕込むだけでいけるかと思ったらそうはいかず。
導光材を流用しようとしたのですが、乳白仕様で光量が落ちすぎるため新たにアクリル材から切り出して作成。
今思えば砲弾むき出しで埋め込めば簡単だったのだけど、結果的に光量が適度になったので結果オーライでした。
LEDをおさめたら、点灯を確認してインジケーターは完成。
4
メイン回路を作ります。
自分で設計したわけではないし実績のある回路を真似るだけなので
そのまま基板実装に入ってもよいのですが、ブレッドボードで回路レイアウトを再現して動作確認をしました(やってみたかっただけ(^^;)
やった光った!
点滅はもちろん、点灯時間と点滅速度も希望通りに調節可能です。
ブレッドボードを使ったのは初めてですが、想定通りに動作すると嬉しいものですね♪
5
基板への実装と配線。
どうせならケース仕上りにしたくて手ごろなサイズのケースも購入。
ケースサイズからしてこの回路ではかなり余裕があるようですが、全く自信がないのでスペースを十分に利用したレイアウトにします(^^;
部品点数は少ないですが、裏の配線はこれでも素人には難儀でした。
出来たら動作確認。
よかった光った!
ちなみに、基板上の100KΩ半固定抵抗器で点灯時間。
手元で操作ができるように基板外に引き出した500KΩ可変抵抗器で点滅速度が調整できます。
6
ケースに基板やON/OFFスイッチ等を取付けるための加工をします。
スイッチ用と配線出入口用にケースを切り欠き。
基板取付け用のスペーサーをボンドで取付け。
スペーサーは樹脂製で高さ5mmのM3ネジ穴付き。
基板をスペーサーにネジ止めするのは対角の2点のみとするので、固定に使うスペーサーは基板の穴位置に合うように取付けます。
7
ケースに取付けるスイッチを加工します(加工と言っても樹脂片をボンドでつけるくらい)
普通はケースに穴を空けてネジでスイッチを取付けるみたいですが、
もっと簡単にスイッチを着脱できるようにしたくて、『挟み込みスライド式?(なんて言ったらいいんだろ)』にしました。
文章ではうまく説明できないので画像を参照ください。
スイッチのツバの裏に裏当てになる物をスイッチ本体に取付けて、ツバと裏当てでケース外装を挟み込むようにすれば、
スイッチをケースの切り欠きに差し込むだけで固定することができるのでネジを使わずに固定できます。
配線の引っ張りによる断線防止用に、防水熱収縮チューブをいい位置に取付けます。
この収縮チューブが引っ掛かって電線の端部に力がかかるのを防ぎます。
8
ケースに基板を固定して、動作確認で問題がなければユニットも完成!
あとは車両への取付けです。
取付け編へつづく
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