ステカチューンのウラ側、色。

昨日のブログにも書いたように、デザインはほとんど赤さんがやってくれてます。

なので、私は色選びがメイン。
他人事を一所懸命やってくれてるので、こっちも真剣に応えないと。



ネットで色を見せてくれるショップさんもあるのですが、画面のキャリブレーションの問題（画面の発色問題）が大きく、実物とは必ず色差がでます。

まずは色見本帳を入手して候補色選びからです。

ある程度候補が決まったら、それぞれについて大きめのカラーサンプルを入手します。

実際はこの写真の倍くらいの数の見本を比べていきました。

色にはメタメリズム（光源による色差）の問題があります。服なんかでよく、店で見た色と家に持って帰って見る色が違うことがあるのはこのためです。


クルマの場合は部屋の中で選んでいてもダメで、実際に陽に当てて反射や色の変化を確かめます。

オフロードテイストではない私のクルマ場合、あまり目立ち過ぎるようにもしたくなかったので、光線の加減で見えづらくなるような色を選ぼうと思っていました。

いくつかの候補色は決まったものの、実際それらがクルマに貼られると果たしてどんな印象になるのか。
またどこを濃く、どこを薄くするのか。

これをシミュレートするために、一旦赤さんにメーカー名と色番号をフィードバック。

それらに基づいて彼が忠実に再現してくれたグラフィックのひとつがこれです。

希望した全ての組み合わせで８パターンくらい作ってくれました。

まったく親切な男です。

実物。
日光を浴びると、そこが見えづらくなります。
しめしめ。






　ロケ地：奈良市　平城京跡