趣味のステカ貼り　後編。

さて、ツボです。

先ほど、本基準テープがかなり湾曲していました。

今回のような大きな物になると、正直にそのまま貼れば、正面から見た時に仕上がりの文字も湾曲して見えてしまいます。

なので、一手間かけます。


ステカの真ん中付近に切り込みを入れ（もちろん文字部分は避けて）、エビちゃんの口角のように両端を少し本基準テープから持ち上げます。
V字にアジャストするわけです。

何度も正面から見たり、横から見たりして、どっちから見ても最も違和感の少ない角度を探ります。

文字数や単語によっては切り込みを３カ所以上にしたほうがいい場合もあるでしょう。
究極には、師匠の言う「１文字ずつバラすｗ」ですが、私のウデでは支離滅裂になりそうで・・・。

位置が決まったら、ステカを押さえつつスキージで文字を圧着しながら、丁寧に空気と石鹸水を抜いていきます。

中から端へ向かって、が基本です。

片手は撮影に使っているので写ってませんが、ほんとはちゃんと左手で押さえながらやりますｗ

本基準テープを取り去り、暫く放置します。

放置する時間は、石鹸水の濃度に比例して長くなります。
また、アプリケーションシートがプラスチックフィルムの場合は、和紙（のような紙）の場合よりも遙かに長くなります。

今回は和紙だったこともあり、約３０分でした。


因みにフィルムの場合は６時間くらい経ってもまだダメな場合がありました。
文字の接着力が負けて、フィルムを剥がすときに一緒に剥がれてしまうのです。

タオルをポンポンと軽く押さえて石鹸水を吸いながら、アプリケーションシートを剥がします。

アメリカのバイナルのサイトや動画なんかを見ると、剥がす角度は写真のように４５度がいいそうです。

ほんまかいな。


シートを剥がし終わったら、文字をよーく見て、気泡が残っていないか確認します。

できあがり。これで１時間ほど楽しんでます。

なお、ステカが完全に密着するまで１週間くらい掛かるらしいので、その間は洗車できません。

全体。



ロケ地：六甲アイランド