エアコン修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
去年の秋に壊れてしまったエアコンですが、最近急に暑くなってきたので重い腰を上げて修理しました。
故障部位は、コンプレッサの焼き付きです。
私のXXはJZX90の1JZを載せていますが、エアコンのコンプレッサはJZA70のモノを付けています。
理由は、エアコンホースがJZA70のモノならXXのエバポレータとの結合部が同じ形で、無加工で取付け可なのですが、JZA70のエアコンホースはJZX90のコンプレッサに付かない為です。
写真の様に左のJZA70用と右のJZX90用ではホース取付け部の向きが異なります。
なので、私のXXはエバポレータやアンプ類はGA61のままで、エンジンルーム内(コンプレッサ、コンデンサ、配管)はJZA70という仕様でした。ガスはR12代替のメタン系冷媒です。)
今回、コンプレッサが焼き付き(ヤフオクで5000円位で買いましたが、取付け当初から作動時「コー」という異音がしていて、昨年ついに焼き付きました)の為、交換となりますが、リビルド品も高く、載せ替えたエンジンに付いていたのが使えないかな~と眺めてみると・・・
「ホース取付け部分のみ付け替えればいいんじゃないの?」という事でやってみました。
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ホースが付く、蓋の様な部分を外すと、やはり下は同じ形状です。
焼きついたコンプレッサの方は、削れた鉄粉かアルミ粉でグレーになてしまっています。コンデンサーの方にも廻ってしまっているみたいですが、コンデンサー出口部分は綺麗だったので、途中で止まってくれているみたいです。
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という事で、JZX90のコンプレッサにホース取付け部とプーリーを取付け。
プーリーはJZX90用です。JZA70用は少し径が小さいので、前からJZX90用のプーリーに付け替えて使っていました。
小径の方がコンプレッサ回転が高くなるので、良く冷えるかもしれませんが、古いコンプレッサを酷使するのも何なので90用にしておきます。(ファンベルト買い替えをケチったとも言う)
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コンプレッサの取り外し/取付けは下から。
オイルパンがじゃまで、コンプレッサの向きを変えながら、知恵の輪の様に入れていきます。
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何とか入ったら、ボルトで固定し、ベルトを張ります。
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今回、JZX90のコンプレッサに合わせて、冷媒をR134aに替えます。
と言っても、配管のOリングを替える位ですが。
配管を外すついでにレシーバーを新品にしておきます。
JZA70用ですが、まだ部品は出ました。
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レシーバ取付け。ここだけ綺麗。
レシーバーい付いているガラスの窓が曇って冷媒の状態が見えなかったのがバッチリ見える様になりました。
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最後にガスの注入です。
①真空ポンプで配管内の空気を抜きます。 ポンプを止めて、1時間位放置し、負圧が抜けないか、簡易的に漏れチェック。
②低圧側からR134a用オイル注入。
③低圧側からガス1缶目注入。
④ある程度ガスが入ったらエンジン始動、エアコンON。Cool MAXで。
⑤ガス2,3本目注入。JZX90の冷媒規定量は750gですが、200gx3缶にしておきました。
冷えはまずまず。前の70コンプレッサXメタン系冷媒よりはよく冷えてそうです。炎天下ではどうなるか、まだ分かりませんが。
完全に漏れが無いかは今後数日、数か月の様子見ですが、とりあえず完了です。梅雨前に作業出来て良かった。
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