18回目の車検に向けて予備整備①
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
久々のポーターです。
全開の車検から400kmしか乗っていないので、ほとんど直すところもないはずなのですが、一応きちんと整備をして車検に臨みたいと思います。
日野の自宅にてジャッキアップし、作業開始です。
2
まずはブレーキから。ゴムをめくった写真がどうしても撮れませんでしたが、前回の車検でカップシリンダそのものを新品に交換しましたので、OHの必要がないほど状態が良く、今回はこのままいじらず、としました。効きも、ガツンとよく効くし、ブレーキペダルの踏みしろも十分なので調整も不要でしょう。
サイドワイヤにたるみがあったので、そこだけしっかり調整をしておきました。
3
ブレーキ周辺をいじっていたところ、ペダルゴムが裂けて外れかかっているのを見つけました。ブレーキペダル、クラッチペダルのゴムをストックしていた流用品に交換。これはヤ〇オクで入手しているものです。旧車やポーターの部品をよく出されている出品者様で、ほんとに助かります。おかげてすっきり見違えるようになりました。もちろん足が滑らず機能面も満点です!
4
タイロッドエンドブーツやロア・アッパボールジョイントのブーツもまだ大丈夫そう。一応ストックパーツはあるので、切れてしまった時点で交換でOK。
5
ステアリングロッドまわりもまだOKでした。
6
リレーアームに接続するロッド周りのダストブーツもOKでした。リレーアームはワンオフ加工でグリスニップルが付いていますので、グリスガンで注油。ここは車検時必ずガタをチェックされます。ハンドルをめいっぱい切った状態でハンドルを揺すって、ガタがないことを確認しました。リレーアームの頭に付くゴムのダストブーツはグリスに浸食され溶けかかっていますが、ここはどうしたものでしょうね。
ゴムの自己融着性のテープでぐるぐる巻きにでもして蓋しておけば、問題ない気もします。
ということでステアロッド周りもOHは不要と判断しました。
7
次は水回りです。エンジンカバー(座席)を外すと、アッパーホースの付け根に滲み跡がありました。
ホースのストックはありますが、わずかな滲みであれば液体ガスケットを塗って組むと治りますので今回はそうします。
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ラジエタ本体も一旦下ろし、劣化具合を確認します。防錆塗装してあるので綺麗でした。
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ラジエタを載せて元通り組みあがりました。ヒーターホースまで水が行き届くようアイドルアップして冷却水を充填します。
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エンジンが温まっているところでオイルを交換。いつものカストロールGTXDCターボですね。鉱物油を使用するのはエンジン回りのガスケットを攻撃しないため。無駄に高性能なオイル(化学合成)を使うと古い車はたちまちオイル漏れを起こしますので。
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オイル交換をしていたら、シフトロッドのミッション側にある小さなブーツが切れているのを見つけました。シフトレバーを手前に引いた状態で、中が見えてしまっている。
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もう部品は製廃なので、どうしようか、と悩んだ挙句、ゴム糊を思い出す俺。
あのねっとりベトベトのゴムのりなら、付くかもしれぬ。
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やってみたら、うまいこと付きました。
ちょっと糊があちこち付いてしまって汚いですが。
写真の状態で、シフトレバーを引いた状態なので、水やほこりの侵入は避けられます。
とりあえず、よかった。
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基本的な整備が一通り終わりました。
今回はブレーキのOH、調整がない分時短で済みました。
灯火確認、発煙筒の期限を確認、ワイパーチェック・・・
ワイパーがビビりすぎて全く拭きません。ゴム交換をすることに。
続きは日を改めて続編へ。
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