次期愛車最有力候補!?の
インプレッサSTIがマイナーチェンジを受けたようです。
変更内容は
・運転席8ウェイパワーシートを採用(レカロシート車除く)
・新ボディ色として「サテンホワイト・パール」を設定
・ヒルスタートアシストにキャンセル機能を追加
・マルチモードVDCのモード切替の操作方法を変更
と、どーでもいいような変更ばかり(笑)
というかパワーシートとかむしろいらなくね?と思いましたが
今回の改良の目玉である
A-Lineとシートを共用化しているのかも知れませんね。
ちなみにこのA-Lineですが、ATなので個人的にはそれほど興味が…(笑)
しかしインプSTIに2ペダルを追加することは結構なことなのですが、
いかんせんスバルに通常のトルコンATしか持ち合わせがないのが痛いですね。
ライバルのランエボは最新鋭のツインクラッチ式トランスミッションを持っていますし、
欧州車ならゴルフGTIあたりが競合車になるのでしょうがこれもツインクラッチあり。
A-Lineはただの5AT。こういうところでスバルの弱さが露呈してくる気がします。
とはいえ、かつてMTへの抵抗感からランエボGT-Aを買い、
そのまま8MRに流れたうちの父みたいな人もいるので
潜在的STIユーザー層の掘り起こしにはいいかも。
何より価格がかなり戦略的ですし。
さてこのB型STI、スバル車にありがちなサスセッティングの変更やボディ剛性の強化など
見えないところの地味な改良は行われているのかどうかが気になるところですが、
その辺はスバル専門雑誌などがいずれ解説してくれるでしょう。
ところで変更内容で「なんで?」と思ったのは「ヒルスタートアシストのキャンセル機能追加」というもの。
ヒルスタートアシストはいわゆる坂道発進をアシストしてくれるシステムで、
インプレッサSTIの場合はブレーキペダルを離してから
約1秒間ブレーキ力を維持して車体が後退するのを防ぎます。
STIだけでなく、ツインクラッチ式2ペダルの日産GT-Rにも装備されていますし、
日本車だけでなくBMW M3の現行モデルにも約2秒間のホールド機構がついています。
免許をとってからずっとMT車に乗ってきた私は今更坂道発進で苦労することはまずありませんが、
(3年ほど前にツインプレートを組んだ父のランエボで上り坂の渋滞に巻き込まれた時は死ぬかと思いましたが)
あればあったで便利なのは間違いないのになぜキャンセルスイッチ?と思って検索してみると
carviewの掲示板がヒットしたので覗いてみたところ…
http://www.carview.co.jp/bbs/104/7414/?bd=100&pgcs=1000&th=3117628&act=th(閲覧注意)
まあなんというか
醜い言い争いが繰り広げられていました(苦笑)
必死に「いらない!」と騒いでいる人間は少数のようですが。
私が経験したことのある某輸入車のヒルスタートアシストは、
クラッチを繋いで駆動力がかかった瞬間解除され、まるで違和感なく発進できました。
インプSTIのものは試乗の際に試す機会がなかったのでどういうフィーリングなのか分からないのですが、
ここまで必死に拒絶する人が出るほどヘンなフィーリングなのですかね?
ちなみにGT-RもBMW M3もアシスト機構のキャンセルスイッチなどついていないはずですが…。
でもキャンセルスイッチが付いたということはそういう要望が多かったということなのでしょうか。
スポーツ走行の際に悪さをするような機構とも思えないですし、謎です。
ちなみに私の普段の坂道発進は、発車直前にブレーキペダルを床まで踏み込んでから足を離し、
ブレーキが完全に緩解されて車が動き出す前にさっさとクラッチを繋いで走り出すというやり方です。
疑似的にヒルスタートアシスト状態を作り出していると言えなくもない?
インプSTIに備わっているアシスト機構で私が気になるのはブレーキアシストの方です。
パニックブレーキ時に制動力の立ち上がりを早めてくれるこの機構ですが、
スポーツ走行中のハードブレーキング時などに必要以上に制動力を立ち上げてしまったりしないのだろうかとちょっと心配。
まあその辺はちゃんと考慮してくれているとは思いますが、
GRBオーナーの方はどう思っていらっしゃるのでしょうか。
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Posted at
2009/02/24 22:19:24