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2009年03月27日 イイね!

半年後のマルチパフォーマンス

半年後のマルチパフォーマンス日本車、いや世界最強クラスの自称スーパーカーが実家に来てから半年が過ぎました。
走行距離は3000kmを越えたところ。
メーカーが「毎日使える」といったところで実際の使用頻度としては
やはりこんなところではないでしょうか。
納車直後にも色々と感想を書き連ねましたが、
それから半年、3000kmを経ての印象の変化などを書きたいと思います。

・Rモードを試す
GT-Rにはトランスミッション、サスペンション、
およびVDCにそれぞれ「Rモード」というものがあります。
これは最もハードな走行に適したモードで、
トランスミッションは変速スピードを最優先、
サスペンションはダンパーの減衰力がハードになり
VDCもスポーツ走行向きの制御に変わります。
このうちVDCは、万が一姿勢をくずしたらなまじ限界が高い車なだけにシャレにならないので
(FSWで盛大にスピンするR35を映した車載ビデオをYoutubeで見たので…)
それ以外の2つをそれぞれRモードに設定して高速道路を走ってみました。

感想はただただ「すごい!」の一言。
サスペンションのノーマルモードでも少なかった車体の無駄な動きがほぼ完全に消え去り、
高速でのレーンチェンジを行ってもブレずに狙い通りのラインをトレースします。
ほとんどスラロームのような動きをしてもまるで危なげない磐石の挙動。
さらに、ある一定以上の速度ではダンピングがしっかり効くRモードの方が
快適性が高いことが分かりました。
どれくらいの速度域なのかは秘密です(笑)
一度高速でRモードの走りを味わってしまったら、もうノーマルモードには戻せません。

トランスミッションのRモードはまさに電光石火。
左右の手でパドルを引けば瞬時にシフトチェンジが完了します。
サスペンションのRモードと合わせて使えばまさに無敵。

R35GT-Rがデビューした当時にインプレで「モビルスーツ」と表現していたのは
河口まなぶ氏だったでしょうか。
日本人なら誰もが一度はその名を聞いたことがあるであろう、ロボットアニメの代名詞
「機動戦士ガンダム」シリーズに出てくるロボットの総称がモビルスーツなわけですが、
たとえば世界中のスーパースポーツカーを全てモビルスーツとするならば、
GT-Rは間違いなくその中でも「その時代で最先端あるいは最高レベルの性能を持つ」(Wikipediaより)
とされる「ガンダム」の称号こそが相応しいと思います(GT-Rは量産車ですが)。
おそらく他車の目線からGT-Rの挙動を見れば「日産のGT-Rはバケモノか!?」と
驚愕するのではないかと思いますが、一方で
「(速いのは)そのGT-Rの性能のおかげだと言うことを忘れるな!」
と言われても私は何ひとつ反論できません(笑)
真の「ガンダム乗り」になるにはサーキットという戦場に出向かなければならないのでしょう。
しかしそのためにかかるコストがバカにならない気がするので(自分の車ではないし)、
私はせいぜい「B4式戦車」で頑張ることにします(笑)

・シフトショック
上記の通り高速に乗るたびに父も私もRモードを使うようになったせいか
単に距離が伸びたせいかは分かりませんが、
新車当時に比べてシフトショックが明らかに増大しています。
特に停止状態からの発進でクラッチが繋がる瞬間に「ドカン!」という感じの
ショックが出るようになりました。
恐らくクラッチ板が少し減ってきてクリアランスが変わったとかそんな所でしょうか。
そういえば5速から4速へのシフトダウンで微妙に何かが鳴くようなノイズも聞こえる気がします。
NHPCに持ち込めばトランスミッションの調整をしてくれるらしいので、
あまり酷くなるようだったらそれも検討した方がいいかも知れません。
やはり最高のコンディションをキープするにはDSGほどメンテフリーとはいかないようです。

・フロントリップ
みんカラユーザーでもある自動車評論家の五味康隆さんがご自身のブログで
「GT-Rのリップスポイラーは擦りまくる」的なことを書いていたのである程度覚悟していたのですが、
現在のところフロントリップは無傷のまま過ごしております。
とはいえ段差やスロープに対して気を使うのは相変わらずですが(笑)

・街行く人の反応
納車直後からそうでしたが、やはり注目度はなかなか高いですね。
特にスポーツ系のモデルに乗っている人はすれ違いざまにこちらを見ていたりします。
初回点検の時にディーラーの担当氏が引き取って自走していたら
下校中の高校生の集団が見るや否や「GT-Rだ!」と騒ぎ出し
携帯で写真を撮られたとか、父がガレージからGT-Rを出したところで
家の前を通り過ぎた小学生が引き返してきて目を輝かせていたとか、
「若者の車離れ」が叫ばれるこの時代に嬉しくなるようなリアクションを掘り起こす力もあるようです。
やっぱり男の子はそうでなくてはいけません(笑)

かと思えば、この前給油しに入ったGSで若い男の店員さんが
先輩と思しき店員さんに「これGT-Rっすか?」「速いんですか?」とか質問してるのが聞こえて、
「おいおいGSで働いてる若い男がGT-Rを知らんのかい」と悲しい気持ちになったりもしましたが…。

・余談:GT-Rから自分のB4に乗り換えると…
まるでB4がライトウェイトスポーツです(笑)
実際200kgは重量が違いますし、車体も全幅にして約15cm違うので
体感的にはかなり小さく軽い車に乗り換えたようです。
重さをものともしないGT-Rではありますが、重さが消えるわけではなく
動きそのものにはやはりどこか重量感が付きまとう事を実感します。
やっぱり「モビルスーツ」だ(笑)
Posted at 2009/03/27 01:44:15 | コメント(3) | トラックバック(0) | 実家の車たち | クルマ
2009年03月24日 イイね!

SUBARU LEGACY 20th Anniversary レガシィと私

SUBARU LEGACY 20th Anniversary レガシィと私■あなたの愛車レガシィについて教えてください。(モデル名、年式、型式、グレード))
レガシィB4 平成16(2004)年式(A型) TA-BL5 2.0GT spec.B(5MT)

■あなたの愛車レガシィに対する魅力や想い出について何でも語ってください。
人生初の愛車がこのレガシィB4です。
雪国に住むことになったので4WD、さらにMTの設定があり
なおかつスポーティな走行が楽しめるという条件のもと、
試乗した親の薦めもありこの車を選びました。
ランエボやインプSTIほどではないとはいえ
初心者にはかなりオーバースペックな車なので不安もありましたが、
5年間大きな事故もなく無事に乗り続けてこられました。
車両感覚がつかみやすい適度なサイズのボディや爽快で自然なドライブフィール、
高いスタビリティなどに拠るところが大きいと思います。
特に悪天候のワインディングや高速道路での安心感は、さすがフルタイム4WD。
条件が悪くなるほどにその強みが光る車です。
ハードなサーキット走行などではさすがにエボやインプ等との素性の差を思い知る面もありましたが、
反面公道での扱いやすさや乗り味の上質感などはレガシィならではだと思います。
アフターパーツが豊富で、自分好みに仕立てやすいのもいいですね。
高いレベルの実用性と走りを兼ね備えたGTサルーンとして、
また、もはや自分の手足のように馴染んだ相棒として、とても気に入っています。
さすがにヤレが目立つ部分も出てきたのでそろそろ乗り換えも視野に入る時期ですが、
離れがたい思いがあるのも確かです。

■フリーコメント
レガシィ20周年おめでとうございます。
当時瀕死だったスバルの救世主として、また日本車のレベルアップに少なからず貢献した車種として、
もはや日本車の代表的存在となり一つの確固たる地位を築いたと思います。
次期型は主戦場をより海外に移していくようなので、
世界における日本車の一層の地位向上に貢献してくれることを願っています。

※この記事はスバル レガシィ 生誕20周年記念・特別企画について書いています。
Posted at 2009/03/24 00:10:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイアップ企画用
2009年03月01日 イイね!

フレキシブル計画・第一弾

フレキシブル計画・第一弾先日「久々にちょっと手を入れることになりました」と予告しましたが、
昨日ひとまず部分完成しました。

写真のブツが今回の変更点。
上段がフロント用のSTI「フレキシブルタワーバー」、
下段がリア用のSTI「フレキシブルフロアバー」。
どちらも昨年出たレガシィの限定車「S402」にも採用されているもので、
最近スバル車界隈では話題になっている新感覚の補強パーツです。
(ちなみにフレキシブルフロアバーはSTIのパーツカタログには載っていませんが、
 ディーラーで普通に注文可能でした。)

以下STI NEWSの「S402」車両概要から一部引用。
②フレキシブルタイプの車体補剛
車体、サスペンションは走りの上で剛性が重要なのは言うまでもない。SUBARUは走り、また対衝突性能のために開発された高剛性車体を既に持ち合わせている。そのSUBARUの車体剛性を知り尽くした上で、走行中の応力集中を適度に「いなす」ことを具体化したものが「フレキシブルシリーズ」である。車体全体をドライバーのコントロール下におき、四輪を常に最適な状況で稼働させるための新しいアイデアパーツである。

■フレキシブルタワーバー・フロント
レガシィTuned by STI 2007で採用した走りの向上アイテムを踏襲。バー中央部にピロボールジョイントを配置。横方向の剛性向上に効果を上げながら、上下方向の応力をある程度逃がす役割をもっている。

■フレキシブルフロアバー・リヤ
荷室内、リヤダンパーのアッパー取り付け部間に、両側にピロボールを入れたアルミ製補剛バー。これにより、ステアリング操舵感、手応え感などを向上させ、安定した穏やかな車体挙動をサポートしている。

というわけで、「スバル車を知り尽くしたSTIのパーツなんだから悪いはずがない」という盲信に基づき、
満5年を迎えボディのヤレも少々感じられるようになったB4に
新たなるボディパーツの追加を行いました。
フロントは今までSTIの通常タイプのタワーバーが入っていましたが交換、
リアは今まで何も補強していなかったので初の補強となります。

さっそく走り回ってみたのでインプレ。
車両は4万km走行のA型の2.0GTスペックB、サスはTEINのMONO FLEX、
純正18インチホイールに純正サイズのブリザックREVO2を履かせた状態で
フレキシブルじゃないSTIストラットタワーバーとの比較になります。

・乗り心地
舗装の良い場所を走っている限りではこれといって以前との違いを感じるような場面はありませんが、
舗装が荒れている道路やマンホールなどの凹凸に片輪を乗り上げた時の突き上げ感に変化が。
リアの突き上げは特に変わった印象はないのですが、フロントに関してはかなり突き上げが減り、
ステアリングのキックバックもかなり低減されているようです。
細かいうねりが連続するような場面でもステアリング修正の機会が減った印象。
これが説明文にもある「上下方向の応力をある程度逃がす」という
フレキシブルタワーバーの効果でしょうか。

・ステアリングフィール
上記のように路面の不整に対して寛容さが増しましたが、
反面ある種のソリッド感みたいなものは薄れたかもしれません。
感覚的な言い方をするならステアリングフィールが柔らかくなったような印象。
今までタワーバーを装着していなかった人のインプレでは
「ステアリングが重くなった」という記述がよく見られますが、
通常のタワーバーからの交換ではむしろ若干軽くなったかも知れません。
特に違いを感じるのはコーナリング中に一定の舵角を保持するような場面で、
以前よりステアリングの反発力が弱まったように感じます。
これが何を意味しているのかは生憎勉強不足のため今のところ不明。
剛性だけなら通常のタワーバーの方が出ているのかも知れませんが、
コーナリング中の切り増しなどは受け付けてくれるので
剛性不足というわけでもないような。
コーナリング中にギャップを超えた時のキックバックが低減しているので
公道で走らせる前提で考えれば安心感は高まっているように思います。

・コーナリング
コーナリング時の感覚はかなり変化しました。
一言で言えば前後のバランスが良くなったというか、
以前はフロントだけで曲がるような感覚だったのが今回の変更でリアも使って曲がるような感覚に。
もっと言うと、アウト側2輪ばかり使っていたのが4輪を使った走りになったという感じでしょうか。

コーナー進入時にステアリングを切ると、初期の過度なコーナリングフォースの立ち上がりは抑えられ、
舵角に沿ってリニアに向きを変える印象が強まっています。
そして、先述の剛性云々の話と若干相反するかも知れませんが、
ノーズの入りが良くなったようにも感じられます。
とくに低速コーナーや、もっと極端に言うと交差点を素早く曲がるときなどに顕著。
以前のタワーバーでは突っ張りすぎてアウト側の前輪に瞬間的に荷重が集中しすぎていたのが
上手く両輪に分散するようになった?という感じがしますが…。

向きがしっかり変わったところでアクセルを開けていくと、
以前はプッシュアンダー気味の姿勢になりがちだったのが低減し、
「アクセルで曲げる」ことがやりやすくなりました。
これも特に低速コーナーで顕著で、交差点を曲がるのが以前より格段に楽しくなりました(笑)
もちろん中高速コーナーでもこれらの傾向は見られ、荷重がきれいに4輪に拡散していき
コーナーの進入から脱出までの一連の動きがよりスムーズになった感じがして、
まるで自分の運転が上手くなったような錯覚が(笑)
また、車両からのインフォメーションも感じ取りやすくなり、
タイヤのグリップ状態が掴みやすくなったのでグリップの劣るスタッドレスタイヤでも
結構なハイペースでワインディングを駆け抜けることが出来ました。
また、コーナリング中にギャップを越えた時のキックバック低減は先述の通りですが、
リアのギャップ通過後の収束も良くなっており公道での安心感は高いと思います。

うむ、これは楽しい。
そしてS402の開発コンセプトである「運転が上手くなるクルマ」の一端が見えたような気がします。
私のA型とS402のベースであるF型では基本となるボディの補強もだいぶ異なるでしょうし、
4万km走行して多少ヤレている上にサスペンションやタイヤも本来のものとは異なる状態で
どれだけの効果が得られるのか不安なところもありましたが、
ひとまずは成功と言えると思います。
5年目にして久々のブレークスルーという感じ。
出来ればもっと早く出してほしかった…。
それぞれ部品自体は3万円程度のパーツなので、費用対効果はなかなかのものだと思います。

ちなみに今回のタイトルは「第一弾」となっていますが、
実はこの他にフレキシブルロアアームバーとサポートフロントキットというパーツも装着予定でした。
しかし発注時の手違いや在庫切れなどの関係でひとまず今回のパーツのみ装着ということに。
今後それらのパーツを装着した時にどうなるのか、また夏タイヤに交換した時どうなるのか、
期待と不安が半々といったところです。
Posted at 2009/03/01 01:59:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | レガシィB4 | クルマ

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